脳性麻痺センターでのリハビリの日だったんだけど珍しく娘が泣かなかった。PTとOTが現れたら待ってましたとばかりに高速でお尻をプリプリ振ってズリハイを開始。
ちょっとの段差を降りたり、腕を伸ばして体を支えてみたり。やるじゃないのー娘ちゃん。
ボイタを始めてから一般的なPTは発達のチェックをする程度で月一にしてる。前回はずっと泣いて拒否して終わったのでボイタ効果のお披露目は昨日が初めてだった。
すごくビックリしてたわ～ここのPTはアンチボイタだからボイタのお陰とは言わなかったけど、本当によくがんばってますね！と褒められた娘。
誇りだわ～！
その後正座をした状態でOTが木のブロックをつかってゲームをした。
テーブルに手を乗せてバランスを取りながら、OTが高くかざしたブロックを、膝立ちして取って上手にボウルに入れたり、はいどうぞしたり、全部ちゃんと指示に従ってやってた。
体に重りがついてるような娘の体でそういう細かい事を集中してやるって難しい事だと思う。
私だったら平均台の上で逆立ちしながらお箸でおそばを食べて下さいと言われるような感じに違いない！？
ひとつブロックを入れるたびに、できたことが嬉しくて満面の笑みの娘。延々と10分くらい正座、膝立ちを繰り返しながらブロックで遊んでいた。その集中力も褒められた。
誇りだわ～！
公園の階段で腹這いから膝立ちの練習いっぱいしたかいがあるね。
ご飯の時悲惨なことになりながらも自分で食べる練習してきた甲斐があるね。
今の課題は腕を伸ばして体重をかけられるようになること。そうしたらズリハイも卒業できるはず～。
左利きらしく右手の細かい作業が苦手なのでまた鍼に連れて行ってみようかと思ってる。
最近ブログを通じて日本に住む同じような境遇の方と交流を持てたり、Facebookでも脳性麻痺を持つ子の親のグループ(オーストラリア)に参加したり、ボイタを通じても脳性麻痺と生きる家族に出会えたり。今までの人生で初めて考えもしなかった出会いを経験してる。不思議な事に「脳性麻痺」と生きる、という同じチャレンジをしているだけで、戦友のような同志のようなつながりを感じて。やけに身近に感じてしまう自分がいる。
人の子供の成長も心の底から嬉しかったりする。皆苦しみをぶち破って一日一日を積み重ねて今に至ってるから、強さも弱さも優しさも悔しさも全部ひとつになって輝いてるんだよね。
ひとつひとつの出会いに感謝。