今日は毎年恒例の結婚更新式。我が家ん結婚は一年限りで、毎年努力を積み重ねた上で次の年一年分更新できる。一生愛してるなんてそんなことおこがましくて神様には誓えないもの～。来年何が起きるかなんてわかんないじゃない！？笑
お陰様で、結婚式をしたのは今年で五回目。(更新式としては4回目。)
毎年色々なビーチで、白いパレオとお花とモエシャンドンを用意して一年分の愛を誓う。神様にというより、海に誓うのね。
五回目を記念して、一回目と同じビーチで式をあげた。このビーチ、出会った頃に住んでた所で、プロポーズもこの海の中、サーフボードの上だった。
その頃と景色は変わっていないけど、私たちの間には太陽がいて。そしてお腹にはさやがいる。(あ、赤ちゃんの名前ね今のところ女の子ってことで我が家ではさやって呼ばれてます)
確実に成長している自分達と、家族の絆を毎年実感できる。
毎年、同じ誓いの言葉をフランス語と日本語で交わしている。
冒頭には私と師匠のお気に入りの本、アルケミストより。
幸せの秘訣とは、手元の匙の香油を一滴もたらすことなく、世界の色模様を見渡すことである。今日からそれぞれが、お互いの一滴の香油となる。
という言葉をいれてるんだけど。
一年ぶりにまた口にしてみてその言葉が年を重ねる毎にもっともっと胸に響くようになってると実感した。師匠にそう伝えるとそれは師匠も同じだったみたいで。
私達の結婚は、最初に誓ったあの時から全くぶれることなく積み重ねられてるのかもしれない。
毎日の、努力のお陰かな。
世界の色模様に気を取られてたまに匙の香油がこぼれそうになったりもするけど、相手も匙をしっかりにぎってくれてるから、もう一度しっかり香油の入った匙を握ろうって思える。
やっぱり私達にはこの結婚のスタンスが合ってるな。
この一年もまた、お互いが成長していける一年になるように支え合って行きたい。師匠は博士課程と大学の講師、私は育児休暇で二人の子育て！またまたチャレンジングな一年がやってくる。365日の努力の末、来年はどんな更新式を迎えることができるかな。
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