王様のケーキ | 「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「自然体で自分らしい」心も体も楽になる家族の食と暮らしのヒントをお届け

「キッチンから未来を変える」
自然派ずぼら料理教室/ホリスティックライフコーチマーシャン祥子です。
自然体で自分らしい 心も体も楽になる家族のライフスタイルを提案します
食も暮らしも「みんな違ってみんないい」新しい時代の生き方を見つけよう!

週末近所のフレンチ仲間からガレットデロワ(王様のケーキ)という、フランスならではの新年の行事誘われていってきた。
お菓子に小さな人形やその代わりになる豆やコインなどをひとつ隠し入れて焼き、切り分けた中にそれが入ってた人が王様やお妃様になれるというゲームつきイベント。

最年少者が切り分けたお菓子を誰に配るかテーブルの下に隠れて指示したり、王様とお妃様に冠も準備される。
 

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ケーキはアーモンド記事の入ったパイのようなものが主流で今年も三人のパリジェンヌがそれぞれレシピで作ってくれた。
思えば毎年誘われるたびに
Soulのはどんなの?ワクワク♡
と聞かれるけど、ガレットデロワするからあとできてねと言われるまですーーーーっかり忘れて作った試しがない。

 

 

 

 

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師匠にも、どんなケーキの思い出があるか聞いてみた。
生まれた時から毎年欠かさず食べてたのはこのアーモンドのではなく、長いこと暮らしてた南仏ならではのブリオッシュにフルーツコンフィが乗っかったタイプのケーキだったんだって。

なるほど、これはまさに

関東のお雑煮と関西の白雑煮的なものに違いない。

となんだかすごく興味が湧いてしまった。いつもパリジェンヌにお任せしていたけど。私がおせちをどうしても食べたいように師匠がそのブリオッシュの王様のケーキを食べたらきっときっと嬉しいだろう。

と、ついにわたくし立ち上がりました!

アフリカにいる師匠のママにメール。
ママのレシピを教えてくださいと。

そして送られてきたメールのレシピは何と、、、、、、

工程10時間(汗爆発)

朝起きて早速仕込み、作りましたよフランスのおせち。

 

 

 

 

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かーなりやわらか生地のブリオッシュにフルーツゼリー的なものとつぶつぶのお砂糖がかかってます。
ゼリーはかってきて切り抜き、砂糖に至ってはみつからなかったので自作。

 

 

 

 

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見た目はちょっと違うんだけどかなり近い。味は、、、師匠ママからなんだからまちがいないでしょう。
そして今夜もフレンチ仲間とBBQがあったのでもっていって皆でいただきました~。

師匠は

ま、さ、に!
この味!!

と喜んでくれたけど、他の人にとっては微妙なケーキだったような、、、。ケーキというよりパンだしね。
私も個人的には全然タイプじゃありませぬ。

でも全ては。

お正月になぜか栗きんとんを食べたくなる日本人の気持ちを王様のケーキで再現してあげたかったというとこにあり。
太陽もこういうフランスならではのの行事食を師匠と一緒に楽しんでいってくれたらいいなー。

 

 

 

 

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