腰が本格的に捻挫っぽくて。ずーっと腰にアイス当てて、家ですごした週末。
私って本当に怪我が絶えなくて、絶対に、スポーツでどこかが痛いか、料理でやけどをしているか、何か菌に感染しているかのどれか。治ったとしてもまた何かがやってくるって感じ。
確かに、すごい不注意な人間だとも思うけど、
でも、危険度の高い環境で暮してるせいだと思っておこう。
生命保険とか高くなっちゃう系。
女の子って、傷とかあんまりなくて、膝小僧とかもしっとりまるっこく、キレイで、指先も腕も傷とかないわよね。
ま、野生児はそうは行かないのよ。
本当に傷だらけ。
幸運にも嫁に行けたので、本当に運がよかったとしか言いようがない。
怪我ややけどや感染した私を見るたびに、師匠はいつも大騒ぎで。
大事な僕のお姫様が大変なことになっている!て感じで、至れり尽くせりの看病の横で絶対的安静を強要されてしまう。
しかし、安静という状態がこの世で一番苦手な私は、いい加減飽きてきて、一番楽な体勢でできる、最も無理のない動作を自ら見つけ出し、実行にうつした。
って、料理なんだけど。
立ってる方が楽なので。
お昼に腰を曲げずにお昼ご飯を作ってみたよ。
肉じゃがと、しそと胡麻風味の生野菜、そしてきゅうりとラディッシュの昆布漬け、インゲンのお味噌汁に、玄米ご飯と塩昆布。
デザートにスイートポテト甘納豆添え。
バターの代わりにクリームチーズを使い、シナモンと黒糖で優しく仕上げた。
漉していないし、スプーンでつぶしたから、素朴な感じでたまにごろっと実が入っていて、それがまた美味しい。
羊羹風に切ったら、和風デザート。
ベランダで風を受けながらご飯食べてたら、なんかやっぱり、幸せだった。
いつも思うけど。
もし足がなくなったり、手がなくなったりしたら。
私は大好きなことの殆どができなくなってしまう。
体をたくさん使って、たーくさんスポーツして。
手先をたくさん使って、色んなものを生み出す。
それができるだけ、本当に幸せなことだと思う。
足があることに。
手があることに。
目が見えることに。
声が出ることに。
耳が聞こえることに。
心はちゃんと満足してるかな?