独り言、自艇分のスチロバールの引き揚げ、、、 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

突っ込み不要、恥を忍んで書いています。

知らない人も、同じような状態になって困っている人、またその予備軍はいるはずなので、、、

 

 

たぶん

2021年11月6日か7日、、、

1日数時間で連続してスチロバールを4つ引き揚げました、、、

引き揚げてびっくり!!上だけではなく底もボロボロ!!

 

設置してから10年、初めて触ったらツルツルだったオレンジのカバーはザラザラしていて粉っぽいし5cmくらいの繊維が舞うあせる

慌ててたも網を手に届く範囲で海面掃除、、、これがマイクロプラスチックになっていたのか~、、、と初めて実感、、、とはいえ引き揚げて整備をしないとずっとチョーキングを起こしてマイクロプラスチック問題に悪い意味でさらに貢献することになるし、、、

 

底は藤壺と牡蠣はカバーや発泡スチロールの表面に付いているのに二枚貝が穴を開けて潜り込もうとしているみたいに見える、、、(調べると環境調査をしている人たちの中では『穿孔』というらしい、、、発泡スチロールによる海洋ごみ問題とその対策(その1) | 海から来ました (seafrogs.info)

引き揚げてびっくり、始めて知りました、、、でさらに調べると”穿孔貝”というものがいるらしい、、、その一種なのかな???

 

で、とりあえず頑張って分厚いゴム手袋をはめて4つを引き揚げ、ボロボロのカバーを外し土嚢袋に詰め、付着した生物をスクレパー等で取り除き、舞い散った発泡スチロールやカバーの繊維を可能な限りたも網ですくい取ったものの、、、あまりにも体勢が悪く腰痛に、、、1日で4つは無理!!!!

 

とりあえず乾かさないとカバーをかけて”ツバ管”をコーキングで固定できないのでデッキに置いて飛ばないように固定して整骨院へ、、、

 

で底がボロボロなのに驚いてスチロバールをさらに調べると、、、製造メーカーのページを発見、、、

 

スチロバールは

【浮力が大きい】1個で400kgの浮力があり、養殖等の作業面積を有効活用できます。(K-400型の場合)用途に応じ、幅広いバリエーションがあります。
【浸水・沈没がありません】従来の中空タイプと違い、発泡体が詰まっているので、万一衝突等での破損の場合でも浸水・沈没の危険がなく安心して使えます。
【軽くて取り扱いが便利です】発泡ポリエチレン製ですの軽く、女性の方でも作業が楽です。
【付着物が付き難い】付着物が着き難く、付いても日干しすれば自然に落ちます。(表面保護カバーも用意してあります。)

 

いや、付着物めっちゃ付いていますぞ!でもとりあえず日干しすれば自然に落ちるのね、、、

 

って、オレンジカバーが紫外線に弱いってことを強調して書いてほしかったわ!!さらに発泡スチロールがもっと弱いってことも!!で更に紫外線に強いカバーがあるか否かってことも、、、その用意されている保護カバーは紫外線に強いのか弱いのかってことも、、、

 

発泡スチロールの製造者・販売者はエンドユーザーにデメリットも伝えて!!そうしないと本当に市民権なくなりますぞ!!!!

まあ、『発泡スチロールをなくせ!』っていうヨットマンもいるけど極論者にはならないほうがいいと思いますよ。なぜなら大抵のヨットハーバーの浮き桟橋は発泡スチロールをウレタンコーティングしたフロートか発泡スチロールを芯材にした軽量コンクリートで回りを固めた浮き桟橋ですからね!!発泡スチロールはデメリットも把握して上手く使えばいいのでは?

 

このまま整備をせずに使っているとあと20年もすれば真ん中の穴までチョーキングが進んでどこかに行ってしまうし、半分になったら防舷材としての意味もなくなってしまう、、、それより処理も大変になる!!

 

 

2021年11月13日

デッキに引き上げておいたスチロバール、、、1週間ほどで本当に二枚貝が落ちてる、、、

なんだ、あまり頑張って落とさなくてもいいんだ、、、なんか触手みたいなのでへばり付いていると思っていたけど、水から揚げられたら水を求めて移動しようとしていたのかな???

 

とりあえず引き揚げて乾いた4つにターポリンのカバーをかけて、ツバ管で穴を探し、穴の位置をマジックでマーキング、、、カッターナイフで4カットしてからアセトンで拭いて、ツバ管をコーキングを付けながら差し込んでみた、、、

 

スチロバールの引き揚げの記録があまりツイッター上にない、、、

独りで大変な作業をしているんだから写真があるわけがない、、、

 

スチロバールの引き揚げは無理をすれば体を壊すとわかったので基本土日に2つずつ、、、

 

スチロバールはたぶん

2021年11月6日か7日のどちらか1日で4つ、、、

 

2021年11月14日と15日で2日で4つ、、、

 

15日撮影、、、

 

たぶん”コーキングで固定したツバ管”、、、

 

自艇北側のスチロバール、、、

 

自艇南側のスチロバール、、、

 

 

2021年11月20日と21日で4つ、、、

 

21日撮影、、、

 

先日引き揚げた南側一番桟橋側のスチロバールのツバ管、、、

ツバ管によって発泡スチロールが痛み出していて、ガタが大きいと傷みが早くなると聞いた南隣のオーナーが養生テープを巻いて傷みの進行を遅らせようとしてくれていたみたい、、、

 

先週引き揚げた分にターポリンカバーを被せ、穴の位置をマーキングしてカッターで4カット入れ、アセトンで拭いて、、、

 

ツバ管を少し差し込んでコーキングを付けながら入れ、、、はみ出たコーキングをアセトンで拭きとる、、、

 

先週引き揚げた4つのカバーの取付が終わったら新たに2つ引き揚げ、、、

ボロボロのカバーを取り除き、、、貝を落とし、掃除をして、、、

 

デッキ上で乾かす、、、

 

2021年11月27と28日で4つ、、、

 

2021年12月4日と5日で4つ、、、

 

2021年12月10日、、、

 

2021年最後の船底掃除がてら、デッキ上から届かなかった杭側のスチロバールを、、、

 

泳いで押して桟橋側に寄せた、、、

2021年12月11日と12日で4つ、、、

 

の計11日間で自艇両サイドのすべてのスチロバールを引き揚げたんだと思う、、、

 

この1か月半で僕がスチロバールを引き揚げたのを見て両サイドのオーナーはそれぞれ半分ずつ費用を負担してくれることを約束してくれ、我が艇とは反対の分も全部整備したいから手伝ってほしいということに、、、さらに2艇南隣のオーナーも”ごちゃごちゃ”と、、、