『バウの修理(その43 エポキシ充填、バウの応急修理 前編。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11946109980.html からの続き。。。
とりあえず、どう考えてもパールレースに行ってからバウデッキの傷んだ部分をすべて剥がしてコアを入れ替える時間的ゆとりはなさそう。。。
そもそも、自分の能力が自分の想像の3分の2くらいのスピードだしエポキシが固まるまで次の行程に移れないし、天気が1日でも崩れたら作業が進まずタモリカップに行けなくなる。。。
タモリカップに行けないということだけはできれば避けたい!!
ということで、無駄な作業になるかもしれないけどパールレースに帰って来てから予定通り作業が進まない場合を考えて、バウの傷んでいる部分の応急修理をすることに。。。
2014年7月20日、日曜日。
エポキシを準備して、
あれ?リーマーが見当たらないので、こんな道具を使います。。。
まあ、コーキングをするわけではないのでいいでしょう。。。
すべての穴のトリムが終わったら、掃除機で切粉を吸って、アセトンで綺麗に拭いて、エポキシを混ぜてシリンジに吸い上げて穴に注入します。。。
ここはフォアガイのパッドアイの取り付け部分。。。元々あまり傷んでいないので穴埋めだけ。。。
2014年7月29日、火曜日。
少し間が開いたけど応急修理の続き。。。
バウに5つあったクリートを3つ撤去して、とりあえず左右に一つずつ場所を少しずらして取り付けます。。。
まずは元々のデッキを貫通して補強板を貫通しない程度の深さでクリートの取り付け穴を開けます。。。
これはバウ側のフォアガイ用のパッドアイの取り付け部分。。。前オーナー時代にはここからジェネカーのタックシートを出していた。。。ここもとりあえずは不要なので埋めてしまいます。。。
場所を移して開けたクリートの取り付け穴にもエポキシを注入します。。。
このクリートの取り付け部分辺りの補強板と傷んだデッキとの間に隙間があったらまずいので、補強板は貫通させないで穴を開けてエポキシを注入することで、もし隙間があったとしてもエポキシが充填され隙間がなくなり、ボルトナットで締めこんでもデッキも補強板も潰されないようになる、、、はず。。。
穴埋めで面白かったのは、このアンカーウェルのハッチの左舷の後ろ側のヒンジが付いていた場所と、
このアンカーウェルのハッチの左舷の前側のヒンジが付いていた場所と、
なんと!この3か所はコアが完全に腐っていて空洞になっていたようで、エポキシを一か所から注入すると他の穴から出てきた!!
中が完全に空洞になって繋がっていたのね。。。
中の空洞部分にかなりエポキシを流し込めたと思う。。。
これでエポキシが固まってから各パーツを取り付けたら、補強板と合わさってかなりしっかりと取り付けれるはず。。。
なんか文章適当だな~。。。まあ、いいか!メモ程度ということで。。。
『バウの修理(その45 アンカーウェルの仮蓋のモールドの製作。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11949148308.html へ続く。。。