回航のお手伝い2014(下田→串本) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『回航のお手伝い2014(横浜→下田)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11817332744.html からの続き。。。



27日朝、エンジン音で目を覚ますとグランドバンクスがもういない。。。


ハム&チーズ&エッグ&サラダのマフィンの朝食を取りながら気象チェック。。。


あれ?グランドバンクス本当に大丈夫なの?というくらいの天気予報。。。


お世話になっている業者さんが、グランドバンクスの方に電話。


『波高3m以上で視界が悪い。石廊崎では艇速10ノットまで落とさないと走れなかった、今は15ノットまで回復。』とのこと。。。


トローラタイプのグランドバンクスでも艇速が早くなったものだ。。。昔は10ノット前後が巡航だったと思うけど。。。さすが54フィート、走破性が高いんですね。グランドバンクスのような”お船”で航海してみたいもんだ。。。


もう少し待つと、風が変わり追い風になるはず。。。


予報より少し早く追い風になったので出港。。。視界は最悪。。。


神子元島や手前の岩も何も確認できない。。。


唯一の救いは他船が表れても避けれるだけの視界があるくらい。。。


狭い『後藤根』と『横根』の間を通るのは諦めて、大回りだけど安全な『横根』と『神子元島』の間を通ることに。。。


とりあえず正確な現在地を海図にプロット、『横根』の東0.5マイルの地点をお世話になっている業者さんに報告。

『コンパスで190度、30分。』と。。。


視界は1マイル、2マイル先はぼやけている。。。


確認できるうちにハンドコンパスで『須崎恵比寿島指向灯』と防波堤の端を測り、現在地をダブルチェックしようとしたら、お世話になっている業者さんが、ぼんやり見えてきた岩を指し、


『あの岩回るんか?』と聞いてきたので、

『そう、あの岩は『横根』で岩の東側はかなり近づいても大丈夫。一応0.5マイル離れたところがコンパスで190度30分の場所、あの岩が真横に来たらゆっくり回っていっても大丈夫。』と言ってしまった。。。


この、

『あの岩が真横に来たらゆっくり回っていっても大丈夫。』という言葉が余計だった。。。


お世話になっている業者さんも僕も確認した『あの岩』は、まだ”ぼんやり”としか確認できていない。。。


僕の少ない記憶で、その横の『石取根』を『横根』と言いきってしまった。。。言わずに緯度経度で出した転進ポイントに艇を導けばよかったのに。。。

実は『横根』だと思っていた『石取根』もぼんやりと、『横根』はもっとぼんやりとしか見えていない。。。


で、僕もお世話になっている業者さんも確認した『あの岩』(横根)のシルエットが霧の中では『神子元島』とそっくり!!二人そろって拙い記憶で勘違い。。。


でも、既に『コンパスで190度、30分。』と伝えているので転進するポイントに来たかどうかを確認するためにキャビンへ入り海図にプロットすると、少し『横根』に近い。。。


『あれ?0.1マイル流されたかな?』と思って再確認するとさらに近づいている。。。

GPSのコースを見ると220度。。。あれ?190度のはずなのに???


お世話になっている業者さんに大慌てで報告しようとした瞬間、お世話になっている業者さんも気が付いて、

『灯台がないぞ!!』と。。。


急いで180度まで進行方向を戻してもらいます。。。


原因は先の僕が言ってしまった、

『あの岩が真横に来たらゆっくり回っていっても大丈夫。』

という言葉。。。


一人なら転進ポイントを確認してからハンドコンパスで確認してからしか舵を切らないけど、こんな言葉を言ってしまったら、じわじわ寄せてしまいたいのがお世話になっている業者さんのレーサーの性?なのかな?


二人で反省。。。


お世話になっている業者さんは余計なことを聞いてしまった自分に反省。。。


僕は、自分で言ったコースと時間以外の質問に確認をせずに答えてしまったことを反省。。。


今、考えると、緯度経度をカーソルで合わせてGPSプロッターに入れて僕が操船したほうがよかったかも。。。


それよりもきちんと最終確認してから転進しろということですね。。。


お世話になっている業者さんにはまだレクチャー中のプロッター。。。

僕にとってもちょっと画面が違い使いにくいレイマリンのC80クラッシックがダブルステアリングの中央のコクピットテーブルにスイングするように埋め込まれている艇。。。

僕のはE80クラッシックとE120クラッシック。。。


そんなこんなで大反省の回航になってしまいました。

本当に重要ですよ意思の疎通と再確認は!!


ヘルムスマンはナビゲーターの言うことを素直に聞いて、確認は言われたことをオウム返しでするだけで余計なことは聞かないように!ナビゲーターは安全距離を見てナビゲーションしています。そのポイントまでは余計なことは考えないで!!


ナビゲーターは確認もせずに余計なことに答えるな!!


特に今回のようにほんの30分程度で到着する場所で0.5マイルしかゆとりを見ていない場所なんだからさらに近づく必要すらないんだから。。。0.5マイルなんて8ノットで走っていると5分足らずのロスなんだからそのロスは”安全なゆとり”なんだから聞き直したり、余計な返答をする必要はないんだから!!


今まで一度も他船を避ける以外で僕が『○○度に転進して。』というまで転進したことがなかったけど、

『あの岩が真横に来たらゆっくり回っていっても大丈夫。』

なんて言葉を発してしまったもんだから。。。


大失態のナビゲーターです。。。


まあ、恰好付けたりステイタスでヨットに乗っているのではないのであえて僕の失敗談を書いておきますので『悪い見本』として皆さんお気を付けください。。。えっ!?こんなマヌケはいない?(・・。)ゞ


まあ、自分への戒めとして書いておきます。。。(・・。)ゞ


こんなことを書いて、お世話になっている業者さんは大丈夫かな?(・・。)ゞ


あっ!リアルレーサーの皆さん僕をナビゲーターとして呼ばないでくださいね。

昼間は0.5マイル、夜間は1マイルを安全距離として設定するんで、1秒でも早くフィニッシュするためにもっと寄って航行することはないので。。。

島周りのレースではいつも内側に入られて抜かれてしまうので。。。


他艇が例え前を走っていたとしても、単に運がよかっただけか、そこを熟知している艇か、自艇より喫水が浅いかなんてことはよくある話で、続いて行って座礁したなんていうのもよくある話なので。。。


リアルレーサーで『JAPAN CUP』の上位に入るようなレーサーで、ホームグラウンド以外でのレースの時は、独自に漁船やモーターボートをチャーターして下見に行くそうですよ!

つまり熟知しているっていうことですね。そんなレーサーに”だろう”なんて思って付いて行ったら。。。


なんてことがあって、かなり落ち込んだ航海になってしまいました。。。。゚(T^T)゚。


とりあえず安全に『横根』を回り込んでみると、ローリングが激しい。。。


『ジブ開いてローリング抑える?』とお世話になって

いる業者さんに聞くと、

『もう少し様子を見てみる。。。』との返事。。。


まあ、様子を見るなら僕はお昼ご飯の準備をしようかな。。。と、冷凍ピラフを取り出してアクロバティックな料理の開始です。。。


片手はドックハウスの内側のハンドレールにぶら下がったり、ハンドレールを抑え込んだり。。。

片足はキャビンのベンチに片膝を立てて、もう片方の足はキャビンフロアーのベンチの取り付け部分に。。。

ようは、ハンドレールとキャビンフロアーを片手・片足で突っ張るようにして体を支えます。。。


片手で何とかフライパンに入れた冷凍ピラフを炒め、時々当たる大きな波でジンバルが振り切らないように、時々フライパンでジンバルを抑え込みます。。。


ピラフを炒めること約15分。。。どうやって盛り付けよう。。。

この艇、シンクがまな板で蓋ができるようになっているので、その上にタオルを濡らして置いて、お皿が滑らないようにして盛り付け。。。


フライパンをシンクに入れて、ジンバルを固定します。。。


どうやってコクピットに運ぼう。。。

ギャレー側がローリングで下になった瞬間にお皿を持ってギャレー側と同じクウォーターバース方面へダッシュ!!するとあら不思議、反対にローリングするタイミングで自然にコンパニオンウェイにたどり着いて、コンパニオンウェイの手摺に両腕を当てて腹筋を入れて体を支えることができます。。。

腹筋に力を入れないと、靴下では滑りやすい塩ビシート仕上げのフロアーで滑ってしまって、腕だけで体を支えることができません。。。


後は、コンパニオンウェイの両方の壁にもたれかけながら、コクピットに出て、コクピットベンチとコクピットテーブルで体を支えながらお世話になっている業者さんのところまで運びます。。。


幅の広い豪華なこの艇にはしっかりと固定されたコクピットテーブルがあり、体を預けることができました。。。コクピットテーブルがなければ作って運ぶこともしなかったかもしれません。。。


広すぎるこの艇は残念ながらキャビン内に体をホールドするところはギャレーとベンチソファーの間のフロアーのみ。。。そんなところで一人寂しく食べるのは嫌なので、自分の分もなんとかコクピットまで持って上がってお世話になっている業者さんと一緒に食べます。。。


食べ終わって、もう一度お世話になっている業者さんに、

『ジブ出す?』と聞くと、

『ちょっとリーチが心配やからな。。。』とどうやらジブを出す気はないようです。。。


出したほうが断然、艇が安定して安全なのにな~。。。



辛うじて石廊崎の上の風力発電が見え、石廊崎も通過。。。

何もなければ臨時航行で石廊崎から串本まで一直線で行けるのが”回航”の醍醐味なんだけど、気象がそれを許してくれません。。。


まっすぐに串本に向かうと後半に伊良湖水道から噴き出してくる北西の強風にクローズリーチの角度で突っ込むことになります。。。


仕方なく、御前崎方面へ向け、そのまま遠州灘も西へ航行し、浜名湖くらいまで西へ伸ばしてから南下することに。。。


お世話になっている業者さんはスターンパルピットの根本に固定したティーザーでワンワン!!わんわん

とりあえず座ってワッチをしている限り後ろへ投げ出されることはないでしょう。。。

激しいローリングで態勢を崩したとしても、エンジンコントロールレバーがあるほうへ傾けば手で体は支えられる、その反対側に滑り落ちたとしてもティーザーで支えられるでしょう。。。


と言うことで、ジブも出さないのであれば僕の出番は御前崎までありません。。。


とりあえず、お世話になっている業者さんにパンプキンスープを根性で入れて出し、僕は船内で遊びます。。。


目をつぶってクウォーターバースでゴロゴロゴロ~。。。

飽きたら、体を斜めにして、艇の中心へ足、舷側へ頭、、、十分な首の筋トレをして遊んだら、海図と睨めっこ、、、当然大きな変化はなし、、、さらに飽きたらスマートフォンで遊ぶ、、、気象情報にも変化なし。。。一番楽な場所はトイレの中。。。でもずっと居るのもな。。。


こんなことを何度繰り返したことか。。。


ジブ出そうよ~~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


コクピットへ顔を出したのは御前崎を少し過ぎてから。。。


とにかく波が悪い。。。波高3mオーバーでウサギが追ってくる。。。


温かいものを入れてあげようと思ったけど、ジンバルがついに使用不可。。。


とりあえずペットボトルの水を出す。。。


そんなこんなが続いたまま、晩御飯の時間。。。

せめてジブを出してくれればジンバルが使えるかもしれないのにな。。。


船長さんの決定は絶対だけど不満な僕。。。


とりあえず、下田で買ったウイダーインゼリーをお世話になっている業者さんに出して考える。。。


当然ジンバルが振り切るような状態では電子レンジも使えない。。。湯煎なんてさらに不可能。。。


よし、お世話になっている業者さんが買い物中にカゴに入れたパリジャン(フランスパン)を温めて出そう!!


足を後ろに出して踏ん張って、お腹をギャレーに押し当ててパリジャンを切る。。。とりあえず6切れ。。。

それに『チューブでバター』を塗って、ジンバルのロックを外し、フライパンでジンバルが振り切らないように抑え込みながら焼く。。。


お皿に盛り付けようと思ったけど、フランスパンなんて簡単に飛んで行ってしまう。。。なので不釣り合いだけどどんぶりに入れてお世話になっている業者さんのもとへ。。。僕は少し焦がしてしまった2切れをパクっ!


が当然パンだけなんて喉が渇いてしょうがない。。。


もうひと踏ん張りだ!!カッパの上下をひっぱり出してきて、コンパニオンウェイを降りたところで、左右に自動で傾きを変えてくれる滑り台に座り込んでトラウザーズを履き、立って左右に足を開いて腹筋に力を入れて、左右に滑りながらジャケットを羽織り、ブーツをひっぱり出して来て根性でブーツを履き、臨戦態勢を整え、ヤカンにコップ2杯分の水を入れ、コンロに乗せる。。。コップ2杯程度の水ならすぐに沸くし、ヤカンの取っ手を抑えてジンバルもコントロールできる。。。


カッパを着てブーツを履くのは荒れた中でお湯を扱う時にはやけど防止のため。


何とかコーンスープを入れてコップに蓋をする。。。寒い時だけじゃなくて、こぼれそうなときにも便利なサーモマグ。。。まあ、コーンをスプーンで食べるのは諦めてもらおう。。。

ヤカンはシンクの中、ジンバルは固定。。。で、またまたコンパニオンウェイまでダッシュ!!

お世話になっている業者さんに無事に届ける。。。


ピラフとパリジャンとコーンスープで腕が悲鳴をあげている。。。自分の分は、、、もういいや、、、水を飲んでキャンディー舐めてよ。。。

僕のできる範囲はこんなもの。。。何故かとても頑張るお世話になっている業者さんののために僕は体を休め?ておく。。。


さっきと一緒、

目をつぶってクウォーターバースでゴロゴロゴロ~。。。

飽きたら、体を斜めにして、艇の中心へ足、舷側へ頭、、、十分な首の筋トレをして遊んだら、海図と睨めっこ、、、当然大きな変化はなし、、、さらに飽きたらスマートフォンで遊ぶ、、、気象情報にも変化なし。。。一番楽な場所はトイレの中。。。でもずっと居るのもな。。。


まあ、寒い中ずっとワッチをしているお世話になっている業者さんよりも、寒さで体力を奪われないだけマシなのですが。。。

セールぅ~~((((((ノ゚⊿゚)ノ


浜名湖の沖まで来て、大王崎へ針路を向け、大王崎の沖まで来て串本へ針路を向ける。。。


またまた尾鷲の沖で大雨!!しかも視界不良。。。

流石にお世話になっている業者さんもドジャーの下に避難して、

『一緒にワッチしてくれー。。。』

『見える範囲に船いた?』と聞くと、

『いなかった。』ということなので15分は大丈夫。。。


しかし、折角レーダーがあるのにドジャーの下になければ宝の持ち腐れだな。。。

あっ!ビミニトップ張っておけばよかったんだ。。。

と、後で気付く。。。(・・。)ゞ


『流石に不安やな。』とお世話になっている業者さん。。。

『そうでしょ!しかも前や横にいた船が消えたら最悪やろ?』と僕。。。


雨は直ぐに上がり、再びラットのところまで戻ったお世話になっている業者さん。。。


僕はまた臨戦態勢を整え、今度はココアを入れる。。。入れながら『あっ!お世話になっている業者さんは糖分節制中だった!』と思い出すものの、『まあ、この航海で一杯くらいいいだろう。』と押し付けるように出す。。。(・・。)ゞ


僕は気象チェック。。。この風はあと2時間ほどでやみそう。それまでは頑張って体を休めておけば、お世話になっている業者さんも、やっと休憩できそうだ!


ということで、また、魔のクウォーターバースへ。。。


1時間半後に目覚ましをセットして、初めはやはりゴロゴロゴローとお遊び。。。

何とか荷物をかき集めて体を固定することに成功。。。


いつの間にか波が収まったのかスヤスヤ~。。。


そして、

『○○、起きれるか?』

という、お世話になっている業者さんの声で、慌ててバースから出ようとすると、

『慌てんでいいから、そろそろ交代してくれるか?限界やわ。』とお世話になっている業者さん。。。


そらそうでしょ。。。


スマートフォンを見ると、目覚ましをセットした15分前。。。


『寒いで。』というお世話になっている業者さんのお言葉で、ダルマのような恰好になり、ライフジャケットのポケットに飴玉を一掴みとウイダーインゼリーを入れてワッチ交代。。。


ごゆっくり!!

でも、このコンディションでは1時間もしないうちに起きてくるんだろうな。。。


僕もまともに寝たわけではないので睡魔と闘いながら、飴を食べたり、ストレッチをしたりしながら過ごします。。。

辺りはドンドン明るくなってくるとともにさらに寒さがこたえます。。。


やはりまともに寝れなかったお世話になっている業者さんが1時間半ほどで起きてきました。。。


それでも少しは疲れが取れたのかスッキリした表情。。。まるでリチウムイオン電池みたいな人だな。。。僕はニッカド電池かな?


(リチウムイオン電池=長時間使用可能、ただし電池が切れると同時にいきなりダウン、急速充電可能。)


(ニッカド電気=短時間しか使用できない、リチウムイオン電地のようにいきなりダウンせず、徐々に弱っていく、急速充電可能。)


起きてくるなり、

空を指して『明けの明星!』と金星を教えてくれました。


左が月で、右が金星。。。

もっと天体を勉強すれば面白そうと思って、話していたら、

『iPadを星空に合わせたら、同じ向きで天体図が出るアプリがあるらしいぞ。』とお世話になっている業者さん。


他のタブレットバージョンもあるのか調べてみよ。。。


やはり、お世話になっている業者さんも荷物をかき集め体を固定したものの、まともに寝れなかったそうです。。。


やっぱりね。。。


とりあえずジンバルは振り切らず何とか使える海象になったので、頑張ってドリップコーヒーを入れてあげる。。。


玉子とシーチキンを小さなフライパンでオムレツ風に焼いて、8枚スライスのパンで挟んで、ホットサンドメーカーで焼いて朝食。。。あっ!レタス挟むの忘れた。。。


僕もコクピットで一緒に食べる。。。


とりあえずナビゲーションをしてから、洗物。。。


お皿やどんぶり、マグカップにフライパン。。。豪華クルージングボートで水もたっぷり、なので電動ポンプで出てくるけど水がなくなるかもという不安もなく安心。。。

が、水は重力にしっかりと追従して出てくれるので、思い通りに洗えない。。。蛇口から出てくる水は向うへ行ったり手前に来たり。。。(`ε´)

何とか洗い終わったものの普段の3倍は時間も水も使ってしまったような。。。

この艇は海水も電動ポンプでくみ上げれるみたいだけど、二人分なので、まあ、いいか。。。(・・。)ゞ


そうこうしているうちに、串本まで残り2時間半ほどの場所。。。


お世話になっている業者さんに、

『大丈夫?』と聞いて、

『大丈夫!』との返事だったので、

『1時間ほど寝てくるね。』と言ってやっと寝れそうなバースに横になれました。。。



起きると予想より少しだけ早かったけど、コースはぴったり。


串本へアプローチです。


下田での大失敗を反省して、今回は

『このコースで緯度○○まで南下してから、緯度○○を276度のコンパスコースで進んで!』と指示。

お世話になっている業者さんも素直に聞いてくれます。。。


このコースが港湾案内に載っている『箱島』と『大島』とのちょうど間を抜け、『飛島』の北側を余裕を見て最終アプローチするコース。あとは港湾案内通りに方位を確認してアプローチ。


ちょうどお昼に串本港へ到着です。。。

ここ、串本在住のヨット仲間にいつもご馳走になります。


今回は何と!僕の人生で初めて、回っていないお寿司屋さんのカウンター席でお任せのコースを堪能さしてもらいました!!

о(ж>▽<)y ☆


で、やっぱり、

『俺の船、ここと、あそこを、こうこう改造したいねん。図面引いてや。』

どおりでいつもより豪華だと思った。。。嘘です。いつもおいしいものをご馳走になります。

図面くらい引き受けれるだけのご馳走をいつもしていただいています!

ご馳走様!!


そのまま、ちょっと車を貸してもらって燃料の買い出し。

忙しいらしく、すぐにお別れ。


僕とお世話になっている業者さんは少しだけ寝て、15時オープンの『串本温泉』へ一番風呂?。


お風呂から上がって、コンビニで飴と明日の朝ご飯のサラダを買ってもらってから、艇へ戻って二人とももう一度寝ます。。。


『回航のお手伝い2014(串本→淡輪)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11819107275.html へ続く。。。