アニオールズカップ観戦Day3-R7 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『アニオールズカップ観戦Day3-R6』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11798553320.html からの続き。。。


土日は写真も少なく時間もあったので、その日その日にコメント付きでその日のレース展開をアップできたのですが、月・火・水はちょっとばたばた&体力の限界を感じて写真のみのアップとなってしまいました。。。m(_ _ )m


既に総合結果がアニオールズカップのホームページhttp://anioruscup2014.jimdo.com/ に出ています。


『Result』の文字をクリックするとhttp://anioruscup2014.jimdo.com/result/ エクセルファイルで結果がダウンロードできます。


なので、僕はその日その日のことをのんびりと『なんちゃってレベル』で、レース展開をちょっと面白くその日その時思っていたことを中心に書いていこうかなと思います。


もし、間違いや『この表現はまずいだろう!』などのご指摘は直ぐにコメント欄にいただければと思います。

素人レベルの観戦記なので、間違えているようであればすぐにご指摘いただけると、僕だけでなく、学生たちにとっても勉強になると思いますのでよろしくお願いします。m(_ _ )m




2014年3月17日月曜日、


配艇はR6と同じく、


緑=神戸大学


黄=日本大学


青=明治学院大学


です。



神戸大学のホームポートがある『東神戸港』の『東神戸大橋』をバックにスタートです。


明治学院大学(右)がリコール(フライング)の為、スタートラインまで戻ってスタートのやり直しです。

そのため神戸大学(左)が一番いい位置でスタートしたことになります。神戸大学の向う側が日本大学。


日本大学はブローを探すのがお好きかな?そこに立っていると、ジブの『スロット効果』と『デッキ何とか効果?』が悪くなると思うよ。。。『なんちゃってレベル』では名称が出てこない。。。

なので、できればビローデッキ(キャビンの中に入る(二人は既に入っている))かデッキ上であれば寝そべっていたほうがいいと思うよ?

そういう意味ではR6の明治学院大学の『寝そべって足で舵をとる。』のは理に適っているように思います。。。足に手ほどの間隔があればの話ですが。。。J24乗りの皆さんどう思いますか?


こちらは明治学院大学。たぶん微軽風でのベストな重量バランス!それだけにリコールが痛い!!

まあ、僕はたとえ勝つためでも男3人で狭いキャビンには入りたくないですが。。。(・・。)ゞ



こちらは仲良し5人組の神戸大学。全員デッキの上だけど、抜群のチームワークを活かし『スロット効果』と『デッキ何とか効果?』(・・。)ゞの減少分をカバーしている。。。


スタートとフィニッシュの時は大忙しの本部艇『リンクワークス』。レース艇が下マークを回るときは写真を撮ったり観覧艇にも早変わり。。。ちょっと意地悪してそれ以外の時間の様子を。。。(#⌒∇⌒#)ゞ

あ、いや、実は僕がわからないだけで、何かメモを取ったりPCに入力したり忙しくお仕事をしているかもしれませんよ!!(^_^;)


さあ、一レグ目の上マーク。

先頭を行くのは神戸大学(右)、2番手は日本大学(中央)、3番手は明治学院大学。


神戸大学(左)が一番手で回っていきます。二番手は日本大学(右)。


日本大学はあと2タックしないとマークを回れません。

タッキング中の日本大学(右)、その間にも差を開ける神戸大学(左)。


微軽風下では独走を見せる神戸大学。


その強みは5人中3人が軽量級の選手。裏を返せば強風に弱い。


もう一つの強みは動作にミスのない抜群のチームワーク。


彼らのスピンダウンは芸術品!


ソーセージコースでは風上から取り込むのがセオリー。ただし、レースの規定でバウハッチへの取り込みは禁止されている。


声は僕のところまで正確には聞こえていないけど、たぶん、


『スピンダウン!ポールカット!』

と言ったかどうか知らないが、スキッパーの掛け声(たぶん)とともに、バウマンは、

『はいよ!』と言ったかどうかは知らないが、ポールを外してタックができるように落ち着いて処理する。


同じスキッパーの掛け声で、マストハンドは、
『これくらいの風なら私でもしっかりマンポールできるわよ!女の子だからウーマンポールだけどね!!』と言ったかどうかしらないが、スピンシートのタックに近い部分を持ってスピンポールの代わりにスピンのタックをしっかりと支えます。


マストハンドはポールが着いていたんだから当然ポールが付いていた外側当辺りのガイシートを掴んで、ポールをガイシートから外すのをサポートしたはず。。。

ここではバウマンとマストハンドの連携が大切。


当然スピンポールを下すにはピットクルーがトッピングリフトを下さなければいけません。これはバウマンとピットクルーの連携が大切です。ピットがトッピングリフトを下すのが早すぎるとバウマンに負担がかかります。当然トッピングリフトを下すのが遅ければそれだけ次の動作までの時間が長くなりまバウマンを苛立たせます。


さらにトリマーはスピンを潰さないようにトリムをしながらも、マンポールをしているマストハンドに負担をかからないようにデリケートにスピンを潰さないようにしています。


当然ながらヘルムスマンはみんなの動作レベルを把握して舵を取らなければなりません。艇を回すのが早すぎるとスピンは直ぐに潰れてしまいます。


スピンポールの処理ができたら、バウマンとピットで一気にヘッドセールを揚げます。


ヘッドセールが揚がり切ったら、バウマンはたぶんジブセールをライフラインの中に引き込んでいます。


それとほぼ同時にトリマーはスピンシートをリリースしてヘッドセールのトリムに移ります。


スピンシートがリリースされるとともにマストハンドがマンポールしていた部分を掴んだままコンパニオンウェイハッチまで戻り、スピンを風上側から引き込みます。。。ほぼ同時進行でピットがスピンハリヤードを下します。


ヘルムスマンはジブに合わせて艇を回しています。。。


ここまでは4大学の中でもっともすぐれているとは思うのですが、ここには少し課題も。。。


微軽風とはいえ、もっと早くメインを入れて行って、ウエザーヘルム(ほぼないとは思うけど)も使ってマークを回航しないと損だよ。。。


バウマンは何をしているのかな?スピンを降ろせてタックができる状態になったら、まずはスピードビルドに貢献しよう!


彼らの一番の欠点がこれ↓。マークを数艇身行き過ぎてしまってから回っている。。。


原因は、スピンランでの下マークのアプローチが、マークに寄りすぎている。。。そしてヘルムスマンがマークを真横に観てから舵を切り出しているようだ。。。


ヨットはバウ付近を中心に回ることを考えて!そうしないと、この写真↓のように上マークまで数艇身余計に帆走らなければならなくなるぞ!折角、差を開けたのに損した分追いつかれるぞ!!


本当は折角クリアエアを掴めるのに、スピードビルドができていないから、高さも稼げないし、さらに悪いのは、マークから行き過ぎてしまっていることによって、下マークと言えども移動しない本部艇が障害物になって障害物タックを強いられていること。。。スピンを揚げているのが日本大学、クローズホールドが神戸大学。


二番手の日本大学(左)はマンポールをしていないので、ヘッドセールの陰になったスピンが潰れてしまっている。。。


スピンダウンの動作はやはり神戸大学のほうが練習量が多そうですね。こちらは日本大学。


でも、マークを回るラインは完璧なのでそのまま障害物タックをせずにスピードビルドに入っています。

掴みどころのない技術を披露してくれる日本大学。


手前が日本大学、中央が神戸大学、スピンランの左が明治学院大学。


さあ、明治学院大学の下マーク回航はどうかな?


スピンの取り込みだけを見ると神戸大学がやはり一番、というかこちらの↓明治学院大学と日本大学はマンポールをしていなかっただけで、明治学院大学のスピンの取り込みも全く問題のないレベル。


明治学院大学↓の下マークの回航もばっちり!(マークとの位置関係では我が艇が流されているので撮影場所が違うから判別しにくいかも。。。)m(_ _ )m


でも、マーク回航後にそのままタックをせずにスピードビルドに入っているということは、ね?神戸大学の課題が見えてきたでしょ?

マークの回航が採点方式だったら僕は回っていった逆順に高得点を付けるかな。。。

明治学院大学の下マーク回航↑がこのレースの3校の中ではベストだったと思います。


が、海面はご覧の状態。。。

神風もなければ、神様の悪戯もありません。。。まあ、安定した方向からそよそよと吹いているだけでもR6と比べればマシですが。。。


何とかリードを保ったまま、上マークを一番で回る神戸大学。『スピンアップ!』


パサパサパサー。。。


ポンっ!あれ?メインとスピンのセールナンバーが違う。。。基本、艇名とセールナンバーで判断している僕にはややこしくなるわけだ。。。それにどうも旗の色も大学に割り当てられた色ではなくて、艇に割り当てられた色のようです。。。


つまり、


緑=オンディーヌ


青=オーシャンベル


黄=イースタン・カー・ライナー


ということみたい。。。



最終レグの先頭を帆走する神戸大学。そのままフィニッシュへ!


神戸大学に続くのは日本大学(左)、後を追う明治学院大学。


スタートのリコールによる遅れを取り戻すべく、日本大学(右)の風を奪い取るコースを引く明治学院大学(左)。


何とか初日の遅れを取り戻したい日本大学。


何とかスタートのリコール分を取り戻したい明治学院大学。


神戸大学がファーストホームした後も、日本大学(左)と明治学院大学(左)の熱いセカンドホーム争いが続きます。。。


セカンドホームを果たしたのは、日本大学(右)、何とか明治学院大学(左)のカバーリングから逃れることができました。


昼からは明治学院大学が観覧艇に乗り、レースには防衛大学校が参戦です。。。


本部艇には回答旗とH旗が揚がり、本部艇以外はハーバーへ戻っていきます。。。

たぶん、安全のために洋上での乗り換えはしないということでしょう。。。


あ”っ!!自分のお昼ご飯買ってくるの忘れた!!

ということで、待っている間に食材を確認。。。

ペンネとたらこクリームソースを発見!!

お湯を沸かしながら、R6とR7の写真をパソコンに入れます。。。

お湯が沸いたらペンネを投入して、キッチンタイマーをセット。

待つこと12分の予定だったけど、軽くかき混ぜるときに『あ”っ!!ペンネを入れる前に塩を入れるの忘れた!!まあ、たらこクリームソースだから、ちょっとゆで時間を短めにしたらいいか。。。』

などと、適当にたらこクリームペンネでお昼ご飯にしました。。。


ご飯を食べてから、パソコンに入れた写真をCDに入れようとすれどもパソコンが反応しない。。。ディスクを読み込まない。。。ディスクが悪いのかと思って3枚を入れ替えてみたり、パソコンを再起動したり。。。

色々試してACアダプターを接続していないことに気が付き、

『ひょっとしてディスクを回すのにバッテリー駆動では回せないのでは?』

と、最後の希望を持ってACアダプターをインバーターに接続すると大成功!!о(ж>▽<)y ☆

自分のパソコンながら、普段ディスクなんて使わないし、ACアダプターを抜くこともないので知らなかった~。。。(・・。)ゞ


CDに写真を無事入れ終わって音楽をかけながら、レース艇が帰ってくるのを待っていると、お世話になっている業者さんから電話。。。

『今週開いている日、一日ないか?』ということです。。。

心の中で『え”~、アニオールズカップの観戦のために先週頑張ってお仕事を前倒ししたり、後回しにしたり調整したのに。。。』と思いながらも、無下にはできません。。。しかし、アニオールズカップの観覧の為には一日取られるわけにはいきません。。。今週は金曜日は助っ人クルーでレースだし、木曜日はアニオールズカップの予備日だし、アニオールズカップがなければ仕事したいし。。。


ということで、一応、

『なんで?何があるの?急ぎ?』とだけ聞いてみます。。。


『マストトップの航海灯が点かないっていう連絡があったので確認に行きたいねん。』とお世話になっている業者さん。。。


『どこで?いつまで?どの船?』と僕。。。


『○○で今週中、○○艇。。。』とお世話になっている業者さん。。。


『それなら、もう一レース観覧したらハーバーに戻るからすぐに行くならOKですよ。』と僕。。。


『それでいいのでよろしく。』とお世話になっている業者さん。。。


『レースが終わったら連絡します。』と僕。。。


今週はアニオールズカップの観戦が最優先です。。。本当は観戦が終わったらお仕事の続きに行く予定だったんだけど。。。


と、電話を切ったころにレース艇が海面に現れて出しました。。。



『アニオールズカップ観戦Day3-R8』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11798655653.html へ続く。。。