エンジンルームのチェック。 | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

2014年3月9日

 

昨日、モックアップ水密隔壁を変性シリコンで取り付けたところなので、一晩ではシリコンが乾いているはずもなく、今日はオルタネーターのVベルトのテンションチェックなどのついでにエンジンルーム内をチェックすることに。。。

 

我が艇のエンジンルームはコクピットの真下。両舷のクウォーターバースに完全に挟まれています。。。

 

クウォーターバースの上には、

 

バウから、

 

・No3ジブ

・ストームジブ

・ドローグ兼シーアンカー

 

がバウの改造のために避難してきていて、さらに

 

・僕のライトとミディアムのカッパ

・バルティックのライフジャケット×5

 

もキャビンを広くするために普段は手すりにハンガーで吊っているのですが、ここに避難。

カッパは、一度でも着たら持って洗うようにしているけど、着ていなかったら艇に置きっぱなし。。。

なので、カッパを着るようなコンディションでは極力乗りたくない。。。

カッパを洗うのが面倒なので。。。(・・。)ゞ

 

他には、

 

・コクピットシートバック×8(マジックテープで取り外し式)

・プラスチモの背もたれ付コクピットクッション×4

・馬蹄型浮環と自己点火灯が2セット

 

など、停泊中はバウに置いておきたいもので占拠されています。。。

 

ここに普段置いてくのは僕の着替え・タオル・水着・防寒着などが入ったバックと、毛布やタオルケットや膝掛けが入ったメッシュバックだけにしたい。。。

 

写真右のバケツボックスにはハッチのシールを交換するための材料や道具が入っています。。。

これもやらなきゃ!!

 

これら大量の荷物を整理して、バースクッションを外し、バースクッションの下の板も外すと燃料タンクが出てきます。

 

オリジナルではここはダブルバースではなく、シングルバースで燃料タンクもここにはなく、ここは単なる通路状態でした。。。レーサーならソーセージバックに入れたセールやロールしたメインセールの保管場所という所ですね。。。

 

さらに2分割したエンジンルームの壁を外すとやっと後ろ向きのエンジンとご対面。。。

もっと気軽にエンジンのチェックができるようにクウォーターバースをもっと奥にして、エンジンを前向きにしたいな。。。その時には3JHに乗せ換えだ!!

 

まずはVベルトのテンションのチェック。。。別に問題はない。。。

 

でも、何回か前に段取りをド忘れしてボルトの頭を舐めてしまったので、購入しておいたボルトに交換する。。。

 

まあ、Vベルトのテンションの調整する段取りと同じなのでちょっとご紹介。。。

 

我が艇のエンジンは2GMの間接冷却仕様。輸入艇に搭載されている2GMはほとんどがこの仕様だと思う。。。

 

オルタネーターは2本のボルトで固定されている。

 

1本は上部でオルタネーターの取り付けの『軸』として。

 

もう一本がVベルトの張り具合を調整できるようにして。

 

まずは、Vベルトの張り具合を調整するボルトを緩めます。

 

とはいってもいきなりボルト側を回さないようにしましょう!!

 

僕はこれでボルトの頭を舐めてしまった。。。

 

一見ボルト・ナットで固定されているように見えるけど、実はオルタネーターのハウジング自体にネジが切ってあって、ナットはなしでボルトで締めこむことができます。

 

なのでナットはあくまで『ロックナット』!!

 

ロックナットも緩めずに馬鹿力でボルトを回そうとしたもんだからボルトの頭を舐めてしまったのでした。。。(・・。)ゞ

ボルトの頭を舐めるような馬鹿力はそのまま勢い余ってエンジンカバーの壁にパンチ!!しかもカバーを開けた開口部のエッジ部分。。。ひりひり痛いわ流血するわ。。。ドジな僕にはこんな細かい傷が絶えません。。。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 

ということでまずはロックナットを外します。。。(Vベルトの張り具合の調整だけなら完全に外さなくてもいいと思う。外してしまうとなくすかもしれないしね。。。)

 

ロックナットが外せてからボルトも外します。。。頭を舐めてしまったのでメガネやボックスが入りません。。。なのでロッキングプライヤーでガッチリ挟んで回していきます。。。ちょっと回しては挟み直し、、、カチャカチャ。。。

 

ロッキングプライヤーでボルトを緩めることができれば、かろうじてスパナがかかるので後はスパナで回して外します。。。(こちらもVベルトの張り具合の調整だけなら完全に外さないようにしてください。オルタネーターが『軸』を中心に回る程度の緩さになればOKです。)

 

次に、『軸』のボルトも緩めます。どちらのボルトから緩めてもいいとは思いますが。。。

カメラウーマンが『手が邪魔!見えない!』というのでわざとらしく手を上下にしてVサイン。。。

(#⌒∇⌒#)ゞ

 

右が頭を舐めてしまったボルト。。。ロッキングプライヤー以外では締めこめなくなってしまったので、左の新しいボルトに交換です。

 

ある程度、手で入れれたのですが、オルタネーターの固定アームにボルトが当たり少し固い。。。

なので、後はラチェットとボックスを使って締めこみます。

 

オルタネーターの上部に大きなスパナを差し込んで、『軸』を中心にテコの容量でVベルトにテンションを加えている間に、ボルトを締めこみます。。。ボルトが締めこめたら、ロックナットでさらに固定して、『軸』のボルト・ナットも締めこみます。

あれ?写真が暗い。。。

 

パートナーのカメラにはフラッシュに『発光禁止』か『オート』の機能しかなく、『強制発光』の機能がないのでちょっと不便。。。

 

『タモリカップクルージング』(西宮→松山その1)http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11719859071.html の記事でも書いたけど、パートナーのカメラは防水性能がないことを除いて、色が鮮やかで広角なので気に入ってはいるんですが。。。バウの改造を至近距離で広く記録するために最近はパートナーにカメラを借りっぱなし。。。

 

やっぱり『Nikon 1 AW1』かな、でも高すぎるし、洋上で素人カメラマンがレンズ交換できるカメラがいるかと思っていたら、オリンパスが出してくれるみたいです!!о(ж>▽<)y ☆

 

先週、3月4日の晩にいつも行く整骨院に『GetNavi』という雑誌の4月号が置いてあって、オリンパスが『スタイラス TG-850 Tough』という新しいコンパクトデジタルカメラを3月の下旬に発売するという記事が載っていました。

 

で、何がいいかというと、予想価格は3万5千円程度(買えませんけどね。。。)、もちろん防水・防塵・耐衝撃!!さらに船内の撮影で一番欲しいのは『21mm~』という超広角レンズ!!!

 

オリンパスのホームページをチェックすると広角28mm~の『スタイラス TG-835 Tough』という、GPSと電子コンパスが内蔵されたモデルもあるみたい。。。

 

21mmの広角レンズで自分の視界に映るような写真を選ぶか、タモリカップのようにどこで撮ったかわからなくならないようにGPS内蔵(電子コンパス内蔵はどこを向いて撮ったかもわかるのかな?)を選ぶかになるかな。。。

 

たぶん『スタイラス TG-850 Tough』を選ぶと思うけど、3万5千円では買えない。。。とりあえずマストから落とされながら頑張っているオリンパス『μ795W』を、パートナーのキャノン『IXY610F』にサポートしてもらいつつ、もう一年ほど頑張ってもらって、『スタイラス TG-850 Tought』が旧モデルになるかならないか、もしくは製造販売が終了になってからアウトレットやヤフオクで出てから2万円以下になったら買おうかな。。。

 

と話がまたズレてしまった。。。カメラは購入したらご紹介!

 

話を戻して、

 

オルタネーターの固定ボルトの交換とVベルトの張り具合の確認をしてエンジンルーム内をチェック。。。

 

次回は配線の各端子をプロクソンのホビールーターに真鍮ブラシかステンレスブラシを付けて磨きだすことにしよう。。。

 

その次は、オイルとオイルフィルターの交換をしよう。。。

 

さらにその次は、オイルパンのボルトの増し締めをしよう。。。少しオイルが溜まっている。。。たぶんオイルパンだろう。。。

 

さらにさらにその次は、ビルジの掃除をしよう。。。

 

さらにさらにさらにその次は、二度手間だけど、各端子に接点グリスを塗って接点の腐食を防止しよう。。。現状から一度磨いてそのまま取り付けて、腐食による電圧ドロップがあるかないかの確認をしてみたいので。。。

 

とまあ、すべてが一度に終わるのが理想ですけどね。。。(・・。)ゞ

 

エンジンルーム内のチェックが終わったら、エンジンルームの壁を元に戻します。。。

 

元々、コクピットの下のエンジンのカバーはチャートテーブルを兼ねていました。

 

クウォーターバースの両舷をダブルバース化して、キャビンを広くするために構造ステップを取り外した代わりの構造体としてエンジンカバーをコクピットの床まで立ち上げた壁としました。

この壁でコクピットを沈み込まないように支えています。。。

が、ちょっと問題もあり。。。

上下は支えているけど左右は支えていないのでちょっとコクピットが揺れています。。。この揺れもできれば止めたい。。。

揺れが目に見えるわけではありません。。。エンジンルーム前面のカバーの合板がビス6本で固定されているだけなので、波による揺れで『ギシギシ』という音が聞こえて、コクピットとこの合板が擦れているということがわかります。。。

なので、ここにもバルクヘッドを立てて両舷のクウォーターバースを個室化しつつ、扉も気密の工夫をして艇が沈まないようにしようと考えています。。。まあ、何年かかるかな。。。

 

この現状のエンジンカバーの壁の取り外し部分は2枚になっていますが、改造当初は1枚の板でした。。。

僕がマットを外さなくても航海中に最低限のチェックやエアー抜きができるように、上下に2枚に切断しました。

 

この壁(エンジンカバー)にも絨毯が貼ってあったのですがカビ臭さが取れずすべて剥がしてしまいました。。。写真の右手の下辺りが緑っぽく見えているのは取れないカビです。。。(>_<)

 

取れないけど、匂いも湿気もないようなので目隠しに布を被せるようにしています。。。

ここも早くペイント仕上げにして簡単に拭けるようにしたいな。。。

 

昨日ブリしゃぶの材料を買った後で何故かパートナーが『餃子が食べたい。』と言っていたので、僕の口も昨日から餃子。。。餃子と言えば中華。。。何故が餃子とセットでチンジャオロースが食べたくなっていたので作業が終わってからスーパーに買い出し。

 

新西宮ヨットハーバー前のコープでAちゃんに偶然会いつつ、お買い物。

お肉も筍の水煮もピーマンも食べきれる量で売っていたのでラッキー!!

 

晩御飯の準備をパートナーにしてもらっている間に充電のためにエンジンを回して、僕はバウで少しゴソゴソ。。。

 

エンジンを止めて、晩御飯は艇のストック食材の無洗米を炊いて、チンジャオロースと春雨スープ、


メインの餃子は手軽にAJINOMOTOの油なし水なしで焼ける冷凍ギョーザ。。。ラー油もないし、タレを買うのも忘れたのであっさりとポン酢で食べます。。。

スイーツは昨日食べ過ぎたのでデザートはなし。。。僕が金曜日に録画し損ねたNHKの『ごちそうさん』と土曜日の分をパートナーにブルーレイディスクで持ってきてもらったので食後の休憩に二人で観る。。。

 

『ごちそうさん』を観終わって、テレビはそのまま『鉄腕ダッシュ』。

へ~!冬に水がきれいになるのは水温が低いせいでプランクトンが死んでしまうからなんだ!!

しばらく見ていなかったけどダイジェスト番組で見てから『ダッシュ海岸』と『ダッシュ島』には完全にはまってしまってる。。。

 

とまあ、こんなにのんきにメンテナンスの予定を立てただけの日曜日でした。。。自宅から車で20分前後で行けるハーバーだからこそののんびりモードです。。。自分のヨット環境に感謝!!