バウの改造(その7 ぼちぼちと。。。) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの改造(その6 モックアップ・バルクヘッドの仮固定』 http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11857379995.html からの続き。。。


先々週の2月1日土曜日にモックアップ・バルクヘッドの仮固定が完了して、クラッシュバルクヘッド側を擦り合わせようとしたら体と頭が動かなくなって撤収。



2月2日日曜日、天気予報では雨だったのでパートナーと、タイムスリップしてきました。o(^▽^)o

蒸気機関車を見たり、ブルートレインの食堂車でお昼食べたり。。。

ヾ(@^(∞)^@)ノ


と、タイムスリップは嘘で、弁天町にある『交通科学博物館』に『雨なら行こうね。』といっていたので行ってきました。。。雨じゃなかったけど。。。(・・。)ゞ


ここ『交通科学博物館』は今年の4月6日に閉館します。

閉館のニュースがあったから、もう一度行っておこうと思って行ってきました。たぶん小学校低学年の時以来。。。

特にヨットも急いで整備・改造しなければいけないところもなかったので。。。楽しみにしている方(がいれば)ごめんなさい。m(_ _ )m


が、やはり、ニュースで知って僕たちのように『もう一度』と思った人が多かったのか、駐車場に入るのに1時間以上待って、レストランに入るのにさらに1時間以上の待ち時間でした。。。


こちら一番手前は『世界初のガソリンエンジン自動車』だそうです。

『ベンツ製』。。。日本では『ベンツ』、海外では『メルセデス』と呼ばれる、あの高級自動車『メルセデス・ベンツ』ですね。やはり現在のベンツがあるのは『世界初』というブランド力が大きいのかな?


この『交通科学博物館』はJR西日本の施設だけど、僕は電車以外の物にばかり目が行く。。。


こちらは電車を乗せたフェリー。。。トンネルや橋で繋がれる前は各地でこのような電車を運搬できるフェリーがあったそうです。。。見たことないけど、、、あったということはなんとなく。。。

フェリーと線路のジョイントってどうなっていたんだろう?干満の差や波や風の影響は???どうやって脱線しないように接続していたのでしょうか???ふしぎです。。。(深く調べると分かるんだろうけど。。。)


こちらは『コロンブス』の『サンタマリア号』。小学生時代の僕に『航海』という憧れを擦りこんだ人と船です。

僕が読んだのは、『コロンブス』という漫画、集英社の学習漫画『世界の伝記』シリーズの一冊。

数年前に、ふと、何で自分はこんなにもヨットにハマっているのか考えると、原因はこれだったので、懐かしくて去年アマゾンで再び買ってしまった。。。(#⌒∇⌒#)ゞ


『ライト兄弟』『レオナルド・ダ・ビンチ』『エジソン』『ガリレオ・ガリレイ』あたりも面白そう。


この『交通科学博物館』のメインイベントはこちらのHOゲージと呼ばれる模型の展示みたい。。。

鉄道がメインのジオラマ。。。僕的には船がメインのジオラマのほうが。。。


このジオラマとは桁違いなジオラマがドイツ・ハンブルクに『ミニチュアワンダーランド』というところがあるそうです。

行ってみたいな。。。というか物作り好きな僕はどちらかというと、造ってみたいな。。。


一通り見て回って十分満足した僕は『帰ろうか?』と思ったけどパートナーは『これを見ておかないと!』ということで初期?の新幹線の中を歩いて、最後に展望室からカシャっ!どうもパートナーは早い乗り物がお好きなよう。。。飛行機・新幹線・ジェットコースター・・・よく一緒にヨットという遅い乗り物に乗ってくれているな~。。。

途中に食堂車もある新幹線。今の新幹線にはないような。。。初めて新幹線に乗った時に食堂車まで飲み物を買いに行った記憶が甦りました!!


昼過ぎにはヨットに行けるかと思ったけど、駐車場の入庫待ち、レストランの入店待ちで交通科学博物館を出てきたのは16時過ぎ。。。


どうもパートナーに風邪を移されたようで頭痛と多分発熱から来る体のだるさがあり、車で来ていたパートナーにまた家まで送ってもらって、お別れ。。。


ここは閉館されるけど、2011年に『リニア・鉄道館』http://www.linear-tetsudokan.com/ という同等のコンセプトで規模の大きくなったような施設が名古屋にできたようですよ。機会があれば是非!!


2月4日月曜日、

週刊天気予報では週末は寒くなりすぎるみたい。。。


2月5日火曜日、

週末寒くなりすぎて木曜日の晩に艇に行くのは辛そうなので、午前中に少しだけ時間を作って、クラッシュバルクヘッド側のモックアップ・バルクヘッドを削り、バースの天板が水平になるように合わせてきて、モックアップバルクヘッドの一部を取り外し持って帰ってきました。。。


2月6日水曜日、

持って帰ってきたモックアップバルクヘッドの端を各50mmほどずつ丸鋸で切断。また持って行って組み立てると、メインバルクヘッドのドア枠とモックアップ・バルクヘッドの各部分が水平・垂直になります。


2月7日木曜日、

持って帰ってきた無塗装のモックアップバルクヘッドの部分を余っていた青いペンキで目止めペイント。


2月8日金曜日、

倉庫整理をしながら使える廃材・端材を整理。なんか中学生の時に作って失敗した本棚の一部や処女作のキャビンテーブルの失敗作?などの材料まで出てきました。。。前者は20年近く前、後者は8年近く前のものだと思います。。。倉庫もこれでは片付かんわな。。。でも使えそうなものもざくざくと。。。中学生の時はラワン材にニスを塗った仕上げが好きだったようで、ラワンの板がたくさん出てきました。これをトリム材として加工しようかな?でも、やっぱりトリム材はチークやマホガニーかな?トリム無のシンプル・イズ・ベストもいいけど。。。


2月9日土曜日、

大雪。。。滑っては危ないので家でのんびり食っちゃ寝生活。。。不慣れな雪の中、車を運転して交通事故も嫌だし、ハーバーの駐車場から艇まで、特に桟橋で滑って海に落水なんてことも考えられるし、天気予報も『無用な外出は控えるように。』と促しているし。。。


パートナーから『雪だるまできなかった。』とLINEで連絡が入っていたので、『そうか!雪の遊びでそんなことがあったんだ!』と、まだ、日影になっていて溶けていない雪をバケツに集め雪だるまの製作開始!!小さな雪だるまを作ったら、バケツの中の雪がどんどん圧縮されて固まってきて手で雪をすくえない。。。そうだもっと圧縮して固めてしまえ!!と固めてバケツをひっくり返して雪像造り。。。

初めは削ってもう少し大きな雪だるまを作ろうと思ったけど、削り始めて手が冷たく痛くなってきたのでスクレパーの登場!スクレパーで思い出して、できたのはこれ↓。。。

あっ!間違えた!!我が艇はマストヘッドリグではなくてフラクショナルリグだ!!!(・・。)ゞ

イメージ図や設計図もなしで、10分で作るとこんなもんです。。。また大雪があったらしっかりとイメージ図を描いておいてもっと大きく精巧なものを造るぞ!!!

17年振りに雪と戯れてしまいました。

(写真は、土曜日に造ったものを冷凍庫に入れておいて、パートナーに見せるためにアイスボックスに入れて日曜日に艇に持ってきた時のもの。。。)


さあ、大きく話はズレてしまったけど、本題へ。。。

とは言っても、午前中はデッキを洗って、午後はブルーレイディスクに入れた『カーズ』を見たり、昼寝?夕方寝?をしたりと『ぼちぼち』と作業をしたので見た目はほとんど変わりませんが。。。


まずはデッキを洗い終わって、火曜日に取り外して少し加工してきたモックアップバルクヘッドを元に戻し、パートナーを駅まで迎えに行って『ほか弁』を買って艇でお昼ご飯。


お昼を食べてから、火曜日に削りだしたクラッシュバルクヘッド側のモックアップバルクヘッドの固定。


固定をするにはメインバルクヘッドとバウバースの天板が直角になるようにするために高さを確認しなければいけません。。。


『バウの改造(その6 モックアップ・バルクヘッドの仮固定)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11762876904.html で取り付けたレーザー水平器を使って、基準となるモックアップバルクヘッドの一ヶ所に棒(とあるマシンショップで棚だった足の部分の材)を立て、それに当たるレーザー光の位置に線を引きます。(線を引いたのは火曜日。)

この棒を用意するといちいちメジャーを立てる必要がありません。メジャーはくねくねして数字を読むのが面倒です。削りだす時も何度も天板を除け、モックアップを削り、高さをチェックしないといけなかったので。。。


この棒を基準に、モックアップバルクヘッドの左右の高さを確認します。

左右幅約1000mmほどでプラスマイナス1mm以内なのでOKとします。


同じようにクラッシュバルクヘッド側もチェックします。


こちらは左右300mmなのですが左右がほぼ一緒になるように、モックアップをズラして調整します。

調整ができたら、クラッシュバルクヘッドにモックアップをビス2本でズレないように仮固定します。


仮固定ができたら、3組のボルト・ナットで固定します。。。この3組のボルト・ナットはウォーターラインより下。。。とりあえず出港予定はないのでこれで仮止めです。。。まあ、クラッシュバルクヘッドにダメージを受けてもポタポタと水が浸み出してくる程度で収まると思いますが。。。

暇そうなパートナーにも手伝ってもらいます。頑張れば一人でもなんとかなりそうですが、折角なので。。。


僕が水密区画内に入ってボルトを差し込み、パートナーにワッシャーとナットをセットしてもらって、コンビネーションレンチで固定してもらって、僕がドライバーで締めこんで仮固定完了!


この作業、何が一番大変だったかというと、僕がクラッシュバルクヘッドに入ってボルトを締めるために、作業中に不要だったフェンダーやロープを入れておいたものをすべて出すこと。。。上の写真に見えているロープのほかに6本のフェンダーもデッキに出しました。

当然出したものは入れなければいけません。。。


この水密区画内はオリジナルの塗装が残っています。写真では??ですが明るいところでみるとポップな感じでかわいらしい塗装です。水色の下地に黒・グレー・ピンクのドット柄。。。どうやったらこんなドット柄にできるのかな?刷毛や指に付けて弾くのかな???仕上げは白で明るく、アイボリーで落ち着くもいいけど、このカラーを再生するのもいいかもね。


クラッシュバルクヘッド側のモックアップと、手前のモックアップ・バルクヘッドの間の水密隔壁の一番上の高さを確認するために借りてきた角材を置きます。。。

が、間の水密隔壁のモックアップを垂直に立てようとすると、かなり複雑な仮の治具が必要なことが判明。。。治具のための材料がないのでこの日のここの作業はここまで。。。


艇にある食材をチェックして、晩御飯はポトフに決定。スーパーに買い出しに行って、パートナーが晩御飯の準備をしてくれている間に僕は、モックアップバルクヘッドの手前の床がない部分に床板を取り付けるために、モックアップバルクヘッドに桟を取り付けました。


テレビを見ながらポトフを食べ、パートナーと片付けをしてから、パートナーはテレビを見続け、僕は床板の採寸。とりあえず床板もモックアップだけど、確かリフォーム屋さんが置いて行った余っている床材がどこかにあるはずなのでそれをうまく使おう。。。最終的には、見た目重視のチークのストライプ合板を使うか、手入れがしやすく滑らないようにノンスリップペイントを塗ったサンドイッチパネルにしようか、はたまた、水はけがよく滑らない無垢のチークのグレーチングにするか、さらに水はけがよく滑らずメンテナンスフリーのFRP製のグレーチングにするか色々悩みます。。。


『バウの改造(その8 テキパキと、、、だったはずが。。。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11770024830.html に続く。。。