『タモリカップクルージング』(西宮→松山 その2) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『タモリカップクルージング』(西宮→松山 その1)http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11719859071.html からの続き。。。


小豆島を過ぎると、豊島の次に正面に見えるのは『直島』。直島と言えば芸術の島として有名ですね。ベネッセコーポレーションのアート活動の拠点となった島で、安藤忠雄氏の建築が多数あるのも特徴ですかね?モンゴルのパオにも泊まれますよ。係留場所もあるとか。。。

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こちらは豊島を西から望んだ写真。島は見る方向でいろんな表情があるので面白い!

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右側は直島。中央の島は直島の南にある『柏島』。なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

豊島と直島の間、直島の北側には他にもいくつも島があります。。。写真に撮っても区別が。。。ということでこの辺は省略。。。


ここは直島と『荒神島』の間。直島に行くと、この水路に面した『宮浦港』に係留することになるのかな?なんちゃってオーシャンセーラーのブログ


これが直島の西にある『荒神島』。ここは遺跡があるようですよ。

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豊島や直島、この荒神島は環境破壊があったという悲しい歴史もありますが、失われた自然を取り戻そうと多くの方々が努力されたので現在のような景色に戻ったそうです。。。


こちらは『宇野港』。岡山県の玉野市の『造船の町』として有名ですね。造船だけではなく、港町として観光スポットも多いとか。。。
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備讃瀬戸東航路と交わるように『宇高東航路』と『宇高西航路』があるのですが、この2の航路と交わる前後の位置では、東京湾の浦賀水道航路のように、備讃瀬戸東航路の横断禁止や、備讃瀬戸東航路への進入禁止や、備讃瀬戸東航路から出てきてはいけない区間があるので注意してください。。。って、この辺りでは小型船は航路内を航行することはないか。。。まあ、チャートにしっかり載ってますけどね。


この辺りは追い潮2ノット、快調です!まあ、どこかで逆になるだろうから最終的には+-0になるんだろうけど。。。


こちらは無人島の『大槌島』。綺麗な円錐から別名『アポロ島』だって。なるほど月面着陸したアポロに似ているということね。備讃瀬戸航路を挟んで南側には『小槌島』もあります。
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大槻島はシーカヤッカーの絶好の上陸場所のようですね。でも、潮の流れの早いど真ん中にあるのでアンカリングしなければいけない船は寄りませんね。。。



さて、お待ちかね!瀬戸内海と言えば?そう『瀬戸大橋』!!


綺麗な景色をご堪能ください。


こちらは本州から『櫃石島』にかかる『下津井瀬戸大橋』という吊り橋。この橋の下は『下津井瀬戸』。

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下津井瀬戸大橋から『櫃石島』に入ると島の上の部分は『櫃石島高架橋』。


櫃石島高架橋の次は『櫃石島橋』という斜張橋(写真↓右側2本の橋脚の間の部分?)


櫃石島橋を渡ると『岩黒島』の『岩黒島高架橋』(写真↓中央の島の上の部分)


岩黒島橋高架橋の次は『岩黒島橋』という斜張橋(写真↓左側2本の橋脚の間の部分?)


この岩黒島橋と櫃石島橋が『合わせて2連の斜張橋』と言われているようです。なんちゃってオーシャンセーラーのブログ


岩黒島橋を渡ると『与島』に続く『与島橋』が続きます。『あれ?~~高架橋は?』

岩黒島と与島の間には『羽佐島』という小さな無人島があるのですが、『羽佐島高架橋』とは呼ばれていないようです。瀬戸大橋の一部で橋脚を3本?も支えているのにかわいそう。。。


与島橋は瀬戸大橋の中で唯一の鉄骨で組まれたトラス橋。他はワイヤーで支えられている吊り橋か斜張橋。


与島は瀬戸大橋の真ん中の『与島パーキングエリア』として有名ですね。

数年前までは『フィッシャーマンズワーフ』という観光施設もあったのですが今は閉鎖。

ここに以前は日中のみ500円で一時係留できていたのですが。。。今はどうなのでしょう???


与島橋を渡った与島の上の部分は『与島高架橋』。


与島高架橋の次は今から通過する『北備讃瀬戸大橋』という吊り橋(写真右側の2本の橋脚部分)

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北備讃瀬戸大橋を渡ると続いては『南備讃瀬戸大橋』。。。『あれ?~~高架橋は?』


北備讃瀬戸大橋と南備讃瀬戸大橋の間には『三つ子島』という島があるのですが、ここも羽佐島と同じく『三つ子島高架橋』とは言われていないようです。瀬戸大橋の工事の時に爆破までされて、橋脚や吊り橋のアンカーブロックまで設置されている重要な場所なのにかわいそう。。。ここは瀬戸大橋ができる前は多くの標識で囲われていたんでしょうね。島とは言ってもほとんどは水の中。つまり満潮時にちょこっとだけ島の天辺(岩)が出ているだけだったみたいだから。。。


これが与島の全景。詳しくいうと手前の部分に『小与島』という島があるんですけどね。。。

島の右側にはトラス橋の与島橋、左側には吊り橋の北備讃瀬戸大橋が見えています。
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綺麗でしょ!?

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しかし、この辺りで初ヒット。。。コン、コン、コン、パキパキパキ・・・・

先週の大雨のせいか、自然発生的な漂流物が多く、さざ波がある状態では回避不可能。。。

上の写真の漂流物わかりますか?日付の上に影のようなものが写っているのが漂流物。。。

光の方向、雲の影など様々な要素で実際に回避できる漂流物なんてほんの少し。。。流木や竹なんて水面上に高く枝でも出してくれていないと『べた凪』以外はほとんどわかりませんよね。当たってからハルの下に沈んでスターンから少し飛び上がる感じで出てきた瞬間だけわかるくらい。。。


パキパキパキは竹をプロペラで叩き割った音。。。流木ならボキボキボキともっと鈍い音。ホンダワラなら音もなくエンジン音の異常。大きな流木でプロペラが吹っ飛んだらエンジンの回転が急激に上がる。。。


瀬戸内海の航海はとにかくプロペラが吹っ飛んでコントロール不能になることだけはないように祈るしかありませんね。。。


で、パキパキパキとなったあと船尾を確認すると割れた竹が確認できましたとさ。。。


エンジンの回転や音、艇速などをチェック。特に問題はなさそうなのでそのままGO!


北備讃瀬戸大橋へ向かいます。右には与島、左には三つ子島の上に造られたアンカーブロックが見えますね。

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小与島と与島の間から櫃石島橋と岩黒島橋の4本の橋脚を見るとこんな感じ。

右端の橋脚は下津井瀬戸大橋の南側の橋脚。

で、真ん中に見えているトラス橋に見えるのが櫃石島高架橋。

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ここからは航路内に入って航行します。あまり小与島にあると『鯨島』などの岩や浅い部分があったり、与島の南側の『鍋島』なんてほとんど航路標識みたいなもので上の写真と下の写真に写っている範囲は海図では水色の部分。。。


進んでいくと、下津井瀬戸大橋の北側の橋脚が見えてきて、岩黒島橋の南側の橋脚が見えなくなりました。。。
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これが鍋島。ね、灯台があって航路標識みたいな島でしょ?
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たぶん宇野港方面からやってきた小型タンカー。右舷後方からやってきて我が艇の後ろを回ってから回頭すると思いきや、鍋島と我が艇の間を回頭しながら抜けていきました。。。
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広角レンズで写真を撮ると実際より距離があるように見えるんですね。。。


ちょっと物々しいアンカーブロック。。。
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さあ、お待ちかね!


瀬戸大橋(北備讃瀬戸大橋)に当たりかけながら、、、
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瀬戸大橋(北備讃瀬戸大橋)に引っかかりながら、、
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10時頃、無事に通過しました。。。


『タモリカップクルージング』(西宮→松山 その3)http://ameblo.jp/oceansailor/entry-11728219018.html へ続く。。。