リズムに乗ることは生きて行くこと❷ | オカハセのブログ

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前回の❶では、ザクッと「マインドを見直せばリズムに乗ることは決して難しいことでは無い」というところまで書きました。

悟りと同じく「決して難しくはない」と言われたとて、生きかたやマインドを見直すこと自体がとても大変だということはもっともな話であって、人が人生を歩む上で最も苦労するところだと思います。

人は何かとても大きな出来事(時にはショッキングな出来事)が無ければそうそう生きかたを見直せるものではありません。いや、見直すのはさほど大変じゃなくても、その後何年にも渡って見直したことを実践して行くことは難しいと思います。すぐに忘れて元の自分に戻ってしまいます。


リズムに乗るようになるには、ある程度の「自信」を付ける必要があると前回述べましたが。

トレーニングをしてそして実践を繰り返して、その暁に初めて「自信」というものが身につくものです。

それでは具体的に解説します。


リズム感を身に付けるための最大の方法は「自分が聴いていてとてもかっこいいと感じる人の演奏を真似ることだと思っています。正にその演奏を【コピー】するかの様にです。

僕がやっている例を示すと「気に入った数小節を3分程ループしたものを編集して作り、日頃にちょくちょく繰り返し聴く。聴き飽きるくらい聴いたら初めて楽器を使ってなぞる」ということをしてます。因みにアドリブコピーも同じ練習方法をとっています。というか、つまりアドリブコピー自体このような方法でやっているので既にリズムセンスを養う練習にもなると思います。使ってる音をただ真似るだけなのは本当の意味でのアドリブコピーでは無いので、結局はアドリブコピー自体がリズムやニュアンスを真似るトレーニングです。

リズム練習にせよアドリブコピー練習にせよ、楽譜になっているものがあるのならそれをどんどん使うのは構いません。但し大切なのは【楽譜を間違えないようにスラスラ吹けるようになるのが完成ではありません】。むしろ【スラスラ吹けるようになった時がスタート地点です】。

【スラスラ吹けるようになったら、次はその音源にいかにそっくりに吹ける様に、そしてなんならその演奏者がその時どんな心理状態で吹いてるのか、心の中を探るかの様にまるでモノマネ歌手にでもなったつもりで繰り返し繰り返し真似する】ことが大事です

もうひとつ大事なことは、リズムに関して「○○すればスウィングする」とか「8分音符の裏拍に主にアクセントをおく」とか本に書かれたりネットで言われたりする言葉は、近づくための考え方としての手助けにはなるけど【頭で理屈で理解して表面上だけ真似しても似て非なる物】になります。


スラスラ吹けるようになったら、とにかく楽譜を閉じてそして詳しい説明レクチャー動画も一旦観るのを止めて、ひたすら耳を使ってその演奏者の魂にまで入り込んでいくくらいのつもりで真似てみる。

自分で少し成長が見られて慣れて来てから改めて本に書いてある理屈やレクチャー動画を見直すほうが【最初から頭で理解するよりも】効果的だと思います。最初は学ぶよりもまずは感覚的に身体に馴染ませることが大事。

リズムはどんなに頭で学んだ人でも最終的には感覚的に乗っていくものです。


以上のことを手を抜かず三日坊主にならずに実践すれば、数ヶ月後には【必ず】リズムに乗ることに【自信】を持てる自分に変わります。自信を持つことが出来たら、その後は更にどんどん良くなっていきます。




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