チューナーとメトロノーム、良い使い方と良くない使い方❸《メトロノーム編》 | オカハセのブログ

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《メトロノーム編》

よくありがちなのは。
メトロノームかけながら練習している時、メトロノームのリズムとは関係なくどんどんリズムが走って練習しているという、これはあまりよくない。
メトロノームにどうやってもついて行けないくらい難しい部分はメトロノームはかけないほうが良いです。

メトロノームとずれずにやるのはかなり難しい。

上手い人だってメトロノーム使うと「如何に普段勝手に都合よくリズムとってるのか」わかる。

そういうことを言った時にかつての弟子がこんなこと言った↓


弟子「そんな、メトロみたいにキチキチと吹いたら機械やん()ゆらぎもためもないやん()」


チューナーの使い方とメトロノームの使い方。注意しないとマイナスになるという意味では弟子のの今書いたことは正しいけど、そういう意味の話ではない。そもそもリズムが良くない人が「ゆらぎ」や「タメ」を意識すれば、更にリズムが不安定になる。ガードレールにぶつかりまくりながらアクロバット運転するのは違う。

基本が出来てる状態だから「ゆらぎ」や「タメ」がとても効果的に響きカッコよくなるのだ。

夢中になったり集中した時に【自分で良いリズム出してるつもりが、実は勝手に都合良く走って演奏してた】という無自覚は良くない。自覚してないのは、あとで聴きかえすとやっぱり恥ずかしい【見えてない】サウンドになる

チューナーも然りでチューナーを見ないと正しいピッチ取れないのは問題

メトロノーム使わないとリズム取れないなら本末転倒。チューナーと同じく、メトロノーム使わなくても良いリズム取れるようになるためにメトロノーム使ってトレーニングするのです。

無自覚でリズム取れないのは一緒に演奏してるメンバーも気持ち良くない。


それとこれはリズム感タイム感を養う上でとても大事なんだけど、多くの中級者までもが陥ることを書きます。

ジャズ等のバンドの中で演奏している分にはリズムが良いプレーヤーが実はひとりで伴奏やると途端にリズムが不安定になる件。

もちろん誰にとってもひとりで伴奏やるのは難しいのだけど、バンドの時との落差があまりに激しい人の場合、根本的な間違いをしている可能性があるのかもしれない。

メトロノームかけながらリズム練習している時の、自分のリズムが正確に出せているかのひとつの手がかりとしてメトロノームを鳴らすなら良いのだけど【自分がメトロノームのリズムに『合わせに行っている』なら少し違ってくる】。

本来メトロノームなどはかけていない時に良いリズムが出せることが目的なのにメトロノームの音が無いとリズムが保てないのなら本末転倒なことになります。

だからメトロノームかけながらの練習ばかりやるのではなくてメトロノーム鳴らさない無音の中でひとりで弾いたのを録音してそれを聴き返してリズムが良いかをチェックすることを中途中途に挟むことで、自分の中から強力なリズムが出てくるようになるのです。





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