公認されない路上パフォーマーの生き場所は?❶ | オカハセのブログ

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今年の1月に投稿した記事を追加編集して、タイトル変えて再アップします。

【ヘブンアーティスト】
これは当時の東京都石原知事が作った制度です。ストリートミュージシャンがブームになり、本来は軽犯罪に触れるのですがマナーを守ってやっている限りは黙認していたのが、ブームが過熱するとやはりマナーの悪い連中も出てくる。そこでライセンス制にして文化としてこのブームを守っていくという風に考えたのだと思います。
オカリナ界で有名なヘブンアーティストは「舞歌」さんです。
因みに「ホンヤミカコ」さんはストリートミュージシャン出身ですが、ヘブンアーティストではありません。その頃はこの制度がなかったからです。

この制度、多くの一般人にとっては良い制度という認識なのですが、実はこの制度が出来てから旅芸人がぶらっと東京の新宿や渋谷でパフォーマンスをしても、すぐに警察官が来て辞めさせられるようになりました。
僕も何度も場所を変えて警察と追いかけっこ状態の経験があります。
特に渋谷でやった時には厳しくその日のネット喫茶代を確保出来ずに、翌朝に山手線に乗りこみ座席に座ったままで何周もぐるぐるしてなんとか仮眠をとったこともあります。

僕が住んでいる静岡市にはヘブンアーティストという制度は勿論ありません。
だから、今静岡市で路上ライブやっているかたは厳密に言うと違法行為になります(軽犯罪になるので通りすがりの人間が通報すれば警察が来ます)。

かといって路上アーティストを公認する制度はないので【通報がなければ黙認してくれる】わけです。

ところが東京都ではヘブンアーティストという制度が出来た以降は【通報がなくても警察が通れば辞めさせられる】ようになって行きました。
今は少し甘くなったのかもしれませんがね。













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