ザンギ、ざんき、せんざんき | オカハセのブログ

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今日はレシピではありません。


道産子ならすぐにわかる食べ物「ザンギ」

愛媛県東部(今治市辺り)のかたならすぐにわかる食べ物「千斬切(せんざんき)」。

実はどちらも「鳥のから揚げ」の事を言う。
しかし「せんざんき」も「ザンギ」もただ味の付いた衣につけて揚げるタイプのから揚げではなく「生姜やにんにくや醤油や他でしっかり漬け込んだ(長い時は一晩)鶏肉に「卵」「小麦粉」「片栗粉」をよく混ぜて揚げるタイプのから揚げです(必ずしも卵と小麦粉を入れるとは限らない)。

「タコのザンギ」は北海道以外でも使う名称です。

ちなみに愛媛県の新居浜市辺りでは「ざんき」と言う。

このように何故か北海道と愛媛県東部と似た名称が使われています。昨日の方言と訛りに通じる話ですね。


今治の「せんざんき」も新居浜の「ざんき」も北海道の「ザンギ」も、中国料理の「煎斬鶏(エンザーギー)」から来てると言う説がある。多分、鳥のから揚げ系の料理ではないかと思われます。
また「鶏の唐揚げ」を意味する言葉「ザーギー(炸鶏)」という説。また中国語の「炸子鶏(ジャーズージー)」が訛って「ザンギ」になったという説、また鶏肉を骨ごと切る(散切り)から「ザンギ」と名付けられたという説。
戦後の北海道には中国や満州からの引揚者が多くいたため中国語の語源が結構あると思われます。
札幌味噌ラーメンも満州引揚者が基盤を作ったと言われる説があります(ある食堂で、客が店主に「豚汁に中華麺を入れてくれ」と頼んだのが発祥とも言われているが…)。

オカハセレシピではありませんが、せっかくなので北海道の「ザンギ」のレシピの載っている某記事を見つけたので貼っておきます。鳥のザンギだけではなく「鮭のザンギ」のレシピも載っているので、僕も作ってみようかな。



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