『日本武道館』
1964年開館、日本伝統の武道を普及奨励し、心身錬磨の大道場としての役割を担うことを設立趣旨
とした日本有数の武道館。
そもそもは1964年(昭和39年)の東京オリンピックの時の柔道会場として開館した施設です。
柔道のみならず、日本のあらゆる武道の試合会場になったり、大きな学校の入学式や卒業式、
企業のイベントなどを行う多目的ホールとして、また、武道以外の格闘技のメイン会場としての
役割を担うことも多い会場です。
コンサートホールとしても、アーティストの「いつかは武道館でライブを」と、いわゆる
「音楽の聖地」としてのあこがれの場所でもあり、数多くのアーティストが記念のライブを行ったり、
現在では伝説として語られる多くのライブの舞台となっています。
コンサートライブ会場としての「音楽の聖地」の感が強い日本武道館ですが、元々設立された頃は
「日本武道の聖地」的な意味合いが強かったため、1966年にビートルズのコンサートが行われた際には
「日本の武道文化を冒涜する」などとして異を唱える意見も多かったのです。
しかし、この伝説的なビートルズのコンサートが、その後まさに「音楽の聖地」として愛された
きっかけでもありますし、日本武道館が今もって音楽界に一定の影響力を持っている所以でも
あります。
さて、昨日の『AKB48第4回選抜総選挙』
http://blogs.yahoo.co.jp/obusuke_1213/63436528.html
このイベントも2年連続で日本武道館で行われました。
AKB48の総選挙なんてバカバカしい、と思ってる方は、もしかして「伝統ある音楽の聖地の
日本武道館を使ってまで」なんて思ってるかも知れません。
46年前、「日本武道の聖地」をビートルズのうるさい曲でキャーキャー言わせるなんて怪しからん、
なんて怒っていたおじ様方もいました。
そんなビートルズもAKB48も含め、50年近くにわたり、どっしりと、まさに「聖地」として、
温かく、そして強く、今もって静かに君臨している『日本武道館』なのです。