わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり【喜撰法師】 | お坊さん派遣、出張の【お坊さんの輪】

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2017年も間もなく終わろうとしていますが、
年末年始になると初詣だけでなく
「お坊さん」と触れる機会も
実は増えたりします。


それはかるた。


最近はお正月にかるた遊びを
する機会も減ってきたかもしれませんが
かるたは日本の文化の一つ。

最も有名なかるたは何と言っても
百人一首ですよね。




百人一首には多くのお坊さんかるたがあります。
簡単ではございますがこれから何人かの僧侶かるたを
紹介させて頂きますね。

【喜撰法師】
喜撰法師

わが庵は
都のたつみ
しかぞすむ
世をうぢ山と
人はいふなり


これを現代語訳すると

「私の庵は都の東南にあり、
平穏に暮らしているというのに、
世を憂いて逃れ住んでいる【憂し山】
だと世の人は言っているようだ。」

になります。

忙しく働く都の方々からの
嫉妬や中傷的な発言に対して、
皮肉を詠った、といった感じです。

百人一首のお坊さんに興味がありましたら
色々調べてみると面白いですよ。