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12月11日は沢庵和尚が亡くなった日、
と言うことで「沢庵忌」と呼ばれています。
沢庵和尚は、安土桃山時代から
江戸時代前期に活躍した、
「臨済宗の僧侶」です。
「たくあん」と聞くと
こちらのお漬物を思い浮かべると思いますが、
この「たくあん」と言う言葉は「沢庵」和尚から
ちなんで「たくあん漬け」と呼ばれるようになったのを
ご存知でしょうか?
【たくあん漬けの名前の由来】
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沢庵が東海寺の住職に就任してから
しばらくして、家光は沢庵に
「最近何を食べても美味しく感じない。
何か美味しいものを食べさせてはくれないか。」
と頼みます。
沢庵は、その言葉に頷き、
翌日の午前に東海寺へ来るようにと言います。
それを聞いて家光は翌日の10時頃に
東海寺へと赴きますが、待てど暮らせど
沢庵は姿を見せません。
14時~15頃になって、
ようやく沢庵が現れました。
その手に持っていたのは、
大根の漬物が添えられたご飯だけです。
しかしお腹がペコペコの家光は
それを一気に食べます。そして沢庵は、
「美味しいものを食べたいのであれば、
腹を空かせればいいのです。
腹が減るだけで、すべてものは
美味しく感じるのです。」
ということを家光に伝えました。
家光はその時食べた漬物の
美味しさに驚き、その時に出された漬物を
「たくあん漬け」と名付けたのです。
※こちらのページより引用しました※
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空腹は最大の調味料、とも言いますが、
沢庵和尚の教えにちなんだ「たくあん漬け」。
沢庵忌である今日、晩御飯に一品添えてみてはいかがでしょうか。