12月11日は「沢庵忌」。沢庵和尚を紹介しつつ、たくあん食べましょう | お坊さん派遣、出張の【お坊さんの輪】

お坊さん派遣、出張の【お坊さんの輪】

お坊さんの輪は寺院所属のお坊さん・僧侶を東京都を中心に法事・法要などに紹介、派遣致しています。

関東近郊でお坊さんを紹介してほしい方に
僧侶を派遣しているお坊さんの輪です。


にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
ブログ王ランキングに参加中!
↑良かったらどれかクリックしてもらえると嬉しいです。


12月11日は沢庵和尚が亡くなった日、
と言うことで「沢庵忌」と呼ばれています。

沢庵和尚は、安土桃山時代から
江戸時代前期に活躍した、
臨済宗の僧侶」です。

「たくあん」と聞くと
沢庵
こちらのお漬物を思い浮かべると思いますが、
この「たくあん」と言う言葉は「沢庵」和尚から
ちなんで「たくあん漬け」と呼ばれるようになったのを
ご存知でしょうか?


【たくあん漬けの名前の由来】
======================================

沢庵が東海寺の住職に就任してから
しばらくして、家光は沢庵に

「最近何を食べても美味しく感じない。
何か美味しいものを食べさせてはくれないか。」

と頼みます。

沢庵は、その言葉に頷き、
翌日の午前に東海寺へ来るようにと言います。

それを聞いて家光は翌日の10時頃に
東海寺へと赴きますが、待てど暮らせど
沢庵は姿を見せません。

14時~15頃になって、
ようやく沢庵が現れました。

その手に持っていたのは、
大根の漬物が添えられたご飯だけです。

しかしお腹がペコペコの家光は
それを一気に食べます。そして沢庵は、

「美味しいものを食べたいのであれば、
腹を空かせればいいのです。
腹が減るだけで、すべてものは
美味しく感じるのです。」


ということを家光に伝えました。

家光はその時食べた漬物の
美味しさに驚き、その時に出された漬物を
「たくあん漬け」と名付けたのです。

※こちらのページより引用しました※
======================================


空腹は最大の調味料、とも言いますが、
沢庵和尚の教えにちなんだ「たくあん漬け」。
沢庵忌である今日、晩御飯に一品添えてみてはいかがでしょうか。