からの続き。

なんか実況みたいになって反省。愛ゆえに。



あの可憐なおふさちゃんの見る影もなく。

イカサマ博打場をしきる女主人

おふさ・原沙知絵。

美しいけど、すっかりワルい顔のおふさ。

彦十が潜入して一騒動の時に

「あんまり年寄りを

苛めるんじゃないよ」と。

この人が元々持っている優しさが

にじみ出た一瞬かな。。


五鉄で彦十から報告を受ける平蔵の手に、

キセル。吉右衛門のキセル。

しっかり幸四郎平蔵になじんでいる。

かっこいい!


平蔵の奥方、久栄・仙道敦子。

う、美しすぎます♡お着物素敵♡

場面がぐっと華やかに。

品があり慎みがあり、威厳があり、

気立ても良く、茶目っ気もあるなんて!

自分に爪の垢を煎じて飲ませたい!


銕&佐馬と若かりし彦十が五鉄で、軍鶏鍋。

若かりし彦十…。うん、OK!


興味本位で盗っ人志願して、

実は盗っ人の頭だった

恩師の松岡先生・松平健に

拳骨をくらう銕&佐馬。痛そ。

前途ある二人に、

決して自分のようになるなと愛のある拳骨。

その夜以来、姿を消す松岡先生。


そんな現在の松岡先生の側におふさ。

松岡先生の盗っ人としての力を借りるため、

色仕掛けも辞さない構え。

たきりの現亭主にさえ容赦無し。


闇が深すぎるおふさの過去を、

もとの嫁ぎ先だった近江屋の下働き

おさだから聞き込みする彦十。

(天ぷら蕎麦おいしそう…)


七年経ってやっと

身ごもったが死産。

その後すぐに旦那も病で死去。

そのうえ、新たに近江屋の主人になった

旦那の弟に疫病神扱いされ、

追い出される始末。

そんな時に現亭主に目をつけられて…。

今に至る。


せめて桜屋敷を譲ってもらえていたら。

何の後ろ楯もない女性が、

この時代を自分の力で

生き抜いていった結果が、

今のおふさの姿か。


近江屋への復讐に燃えるおふさ。

松岡先生を使って

近江屋に盗みに入る計画を、

旧知の盗っ人、蓑虫の久から聞いた彦十。


平蔵に報告するも、

おふさの現状を認められない佐馬之助。

初恋の人にはその頃のままの姿で

いてほしいよな…。分かるけどね。


近江屋を見張る酒井や忠吾、十蔵。

後につながるおりん・志田未来登場。

志田未来、かわええなぁ♡

でも、油断厳禁。


五鉄にて。

平蔵が鬼になっておひさと会う覚悟を

佐馬之助に伝える。

その揺るぎない眼差しの平蔵から、

目をそらす佐馬之助。


そこへ三次郎が二人に、

白魚と三葉ぜりの卵とじを出す。

(おいしそう…)



可哀想になって食べられなくなるから

白魚の目を見るなと、三次郎。

平蔵は「ごめん、ごめんよ」と

言いたくなるんだと言い、

うまそうに食べる。

手をつけられないままの佐馬之助を、

何とも言えない良い目で見るんだよ、

平蔵が。

二人の思いの違いが出ている、

とても印象的なシーン。


おふさと松岡先生が酒を酌み交わす。

なぜ盗っ人になったのか聞かれた松岡先生。

「…生きることの道理を見失ったから」

であろうと。

いくら剣術が達者でも

決して侍になれない身の上の松岡先生。

「…それもいい答え」とおふさ。

「貴女もわしも似た者同士か…」

否定しないおふさ。

哀しいけれど、好きなシーン。


そして、いよいよ近江屋襲撃へ!


やっぱり③に続く!