ゴジラマイナスワン!!

2周目なので、ネタバレも込みで!


↓1周目。


↑最初にマイナスワンを観てから、数日間。

感動しすぎたあまり、

相方共々「ゴジラショック」状態に陥り、

なんだか現実生活を

無気力にふわふわと過ごす。

「マジで!ゴジラ実際に見たってばよ!!」

ってくらいのショックを受けたんだなぁ。

相方は特に顕著で、ふわっふわしてたな。

ようやく第一次ゴジラショックが

落ち着いたから、相方と先週2周目へ。


戦争映画としても見応えがあり、

キャストの熱演がすばらしかった。


特攻を拒否したパイロット、

敷島(神木隆之介)。

現代でこそ彼は良い選択をしたと思えるが、

一億玉砕が叫ばれた時代に、

実際に若い命を散らした者が数多いる中で、

その罪悪感はいかほどだったろう。


典子(浜辺美波)に、

本心を吐露するシーンが哀しく胸に迫った。

「生きろ」と言う典子に、

「あなたに何がわかる」と敷島。

「目の前で(空襲で)両親が焼かれながら、

私に『生きろ』と言った」と。

戦場に行かずとも、

典子もまた地獄を見てきたのだ。


どうしてもシリアスな展開に

ならざるを得ないところに、

〈新生丸〉の面々と出会って、

少しずつ明るさを取り戻していく敷島。


明子ちゃんの可愛さも相まって、

観てるこちらも癒されました♡

艇長・秋津(佐々木蔵之介)

博士・野田(吉岡秀隆)

小僧・水島(山田裕貴)

LOVE新生丸メンバー♡


あっ、澄子さんもね(安藤サクラ)♡

そして、敷島にとってのキーパーソン。

大戸島で部下を全員死なせてしまった、

橘(青木崇高)。


「戦争」に翻弄された日本の人々。

各々が各々のけじめをつけるため、

ゴジラに立ち向かう時代設定がドンピシャ。

「生きて、抗え」と。


元駆逐艦「雪風」艦長・堀田

(田中美央)がトップとなって、

野田が立案したゴジラ壊滅作戦

〈海神(わだつみ)作戦〉に参加するか否か。

作戦本部で誰かが問う。

「それは死んでこいという

命令じゃないですよね」と。

違うと聞くと、

「それじゃ戦時中よりマシだ」

とシニカルに笑いあう集まった面々。

個人的にとても印象に残ったシーン。


戦場に行きたかった水島に、艇長が言う。

「戦争に行ったことがないってことは

幸せなこと」なんだと。

現代を、今を、
生きる自分に深く突き刺さる。


ゴジラが登場するシーンは

始終ニヤニヤ。

いやもうかっこよすぎて。


言わずもがな、銀座の神シーン。

ビルの合間からゴジラが足を踏み出した、

あのタイミングで『ゴジラのテーマ』!!

ここでか~っ!!と。

何度思い返してもくらっくらする!痺れる!

1周目で脳天いかれたあの瞬間。

2周目もサブイボ立ちましたとも!

(CD盤は相方がGETするので、

ひとまずサブスクでサントラGET!

車中で毎日聴いてる)


あと。

群衆の中の橋爪功。サプラ~イズ!

1周目に観た後、

相方が「銀座に橋爪功いたよね?」。

自分の勧めで観にいった職場の同僚さんも

「面白かったよ~!」の後、

「で、スタッフロールに

名前なかったと思うんだけど、

銀座で橋爪功がさ…」と。

あの一瞬でも話題をかっさらうぜ、橋爪功。


敷島が戦闘機「震電」に

乗り込んで出発する時、

橘と整備員たちが敷島に敬礼。

この瞬間、気配がして隣を見ると、

相方もスクリーンに向かって敬礼!

反対を見ると、会社員二人組も敬礼してた!

おぉ…!


相模湾での最後のゴジラとの死闘。

震電がゴジラの口に突っ込み、

ゴジラの顔が吹っ飛んだ瞬間。

いつものことだけど、

ゴジラがやられる最後はやはり少し悲しい。

海の中に崩れ落ちていくゴジラ。

それに対して敬礼する乗組員一同。

やはり相方も敬礼。会社員二人組も敬礼。

自分も敬礼(心の中で)。


G細胞がある限り、ゴジラは復活する。

人間にとっては災難だが、

ゴジラは荒ぶる破壊神。祟り神。

また必ずやってくる。

ファンの期待と希望。


ラストシーンの聖母のような典子。

あの怪我の治りの早さはきっと、

G細胞が身体に入っちゃったのかな?


敷島よ、

これから典子と明子と一緒に

幸せに暮らしていっておくれよ!



↓モノクロ版。