あの日も確か | ELECTRIC BANANA BLOG

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しまさんの独り言、なんてね。ハニー。
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リスマスだったんだよ、ハニー。今調べた所に寄ると、昨日だったで御座るよ。何がって問うて御座るのか?然らば本文を読むで候。

 

て。

 

タラシイノデケタデ。

 

 

ンダム公式の年表によると、ソロモン攻略戦が始まったのがクリスマスの日。詳細は不明ですが、激戦だったので案外撃沈は今日だったのかもね、っていうことで完成しましたのが、ビグ・ザムです。現在ウチの工房にあるガンプラキットというと旧キットしかないので、粛々と消化しております。

なんとかコレは年内に完成しましたが、まだ仕掛かりキットが二体。そちらまで手が回りませんでしたな。確か、ホワイトベースの時に話したように、旧キットを弄るのが楽しくはなったんですが、実際に手を動かし始めると、やはり厄介な部分は多々、出てくるモノで。それには未だ慣れないね。

そもそも、無事再就職を叶え、いろいろと人間関係を新たに構築しつつ、その一方で自分の生活も充実しようと両輪をフルに、なんて器用な真似は出来ません。それでもけっこう動いている方だとは思うのですが、どちらかというと外に出る方に目が向いていて、ヤレ小豆島だ、岡山の旧本屋だ、高知の絶景だ、と走り回って今年が終わってしまいました。

 

 

れでも、こうやってなんとか形ある物を作り上げているから、自分ではがんばっているんじゃない?って気はしてます。エエ、自己満足です。そんな私にサンタさんからプレゼント。

 

 

近プラモデル業界は、工具や道具が充実していて、かなりニッチな製品も数々登場しています。私がガンプラを始めた頃は、その少し前で、未だ自分でなんとか道具を間に合わせるという楽しみがありました。でも、あくまでもそれは自己流に過ぎないので、帯に短し襷に長し、そういうことがありがちでした。

それでも長く、自分だけの道具に頼ってきたんですが、最近は、イイ道具もたくさんあるので、そういった「製品」があるなら、試してみればいいんじゃない、という風に考えています。エレクラ関連の楽器も同じなんですが、別にレビューとかそういうことはまったく考えずに、手に入る機材は手に入れて弄ってみるのもいいんじゃないか、っていう風に方向転換してます、ここ最近。

そこで、一番の懸念だった撮影機材。コレがちょうど手頃で面白そうな物が出たので、欲しかったのですが、当時はまだ無職(笑)。再就職も果たした今、自分へのご褒美、ってコトで買ってみました。

 

 

めて試してみたのが今回で、まだまだコレを十全に使いこなすには至ってません。「製品」のいい所は、それが「製品」であることの信頼感。自作機材だとその辺が心許なく、結果おっかなびっくりで使うことが私の場合好くある。その辺を手にしたその瞬間からクリアしている。でも、だから以前よりも使い勝手が良くなったか、というとその結論を出すにはまだまだですね。

 

 

もそも撮影場所から手を入れなければいけないかも知れません。今は作業台の上が撮影場所ですけど、狭苦しいしどうも動きが限定される。ならば移動、という時でも、製品にある信頼感が動きを大きくします。そういう意味で、買って好かったな、って思います。

 

て、そうやって最初の被写体の座を射止めたビグ・ザムですけど、なんとか自立している(笑)、というレベル。旧キットは、現行キットに較べて関節が脆弱。というか、ガンプラの進化は関節の進化、といっても過言では無いので、その初期バージョンでは仕方がないこと。それでも、自立していること自体が奇跡。まぁ、上手な人はその辺もちゃんと養生しているんでしょうけどね。

そもそもガンプラを始めたのは、自分の手の中にある物作りの火、みたいなものを絶やさないように、ということからスタートしていて、今またようやく製造業、それも塗装業に従事している。ということは本来、ガンプラ、プラモデル製作は終わりにしても好いんですけど、こうやって十年以上、細々と続けていると、なんだかちゃんと自分の中で趣味として育っているんですね。

 

 

様に、エレクラも同じように、プラモデル製作に較べるとずっと大きな存在ですけど、ある種の自分が生き続けるプラットフォーム、或いは拠り所、まさしく場所としての機能に、今改めて気づいています。それも自分が見つけて、育てて、そしてこんなに自分の中で大きな存在になっているんだ、ということなんですね。何度も言うように、そういう「場所」があるって事は、幸せなんですよ。

たぶんコレが今年最後の更新になるでしょうから、なんとなく今年を振り返っておきますけど、年の前半は例のエレクラ瓦解がぶり返すほどの混乱があり、後半は一転してその混乱を吹き飛ばすほどの疾走感に包まれていました。行って来い、で相殺(笑)。まぁ、でも、なんとなく私らしい一年であったし、私が私でいる場所を再確認できた、貴重な一年だったと思います。

前にも言ったように、無職になった昨年一年で、ある種の燃え尽き症候群みたいなものがあって、私には次の何か、というような物が必要、或いは何かあるんじゃないか、と思っていたんですけど、結局、やっぱり自分らしさってコレなんだな、とプラモデルの完成品を観て思い、ギターを弾きながらついついテンションが上がっていく時などに自覚するんだな。

もちろん、忘れていた何かに気づかされていたこともたくさんありましたし、例のエレクラ瓦解の時に失ったと思っていたモノが、実はひっそりと自分の中に息づいていたということに驚くこともあった。そして、自分で口にするのも恥ずかしくなるような(笑)自分の意外な一面も、顔を出したりして。とにかく、退屈しない一年でした。

 

い一年だったか?と訊かれれば、もう懲り懲り、とやはり安定を求めてしまいますが、そういう一年も、あって好かったんじゃないか、と思ってます。

ということで、今年一年、目に留めてくれた方々、厚く御礼申し上げます。来年は、また、何か作るでしょう。その辺はもう少し考えて、来年年初にまた更新します。

 

んてね、エレクラ辞めねぇよ、って言ってみました。辞められるわけないよねぇ(笑)、ってコトで。

 

それでは今日はこの辺で、ごきげんよう、良いお年を