ついに、デカ足登場(笑) | ELECTRIC BANANA BLOG

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しまさんの独り言、なんてね。ハニー。
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っとじゃない、ハニー。私が通っているハローワークは出先機関のような小さなところで、その分親身というかわりと押しの強い相談員の方がいろいろ取り計らってくれるので良いので御座る。近いし、待たなくて好いのでそこにいつも行っているので御座るが、やはり個別相談というのはそうであって欲しいので候。

 

て。

 

ずはパソコンとの連携の話から。プログラムチェンジが、マルチエフェクターの肝。その辺のプログラミングと、管理をパソコンのソフトで一括して行える。もちろんバックアップ、レストアも自由自在。これは他のマルチでも最近はどこも装備しているけど、やっぱり便利。

今でも使っているBOSSのGX-700は基本的に本体内で完結しているので、プログラムのバックアップ、という概念はあまり優先的では無い。出来ないことはないけど、今の世の中でMIDIを介してバックアップ、というのは現実的では無い。昔はデータファイラーとかあったんだけどね。

なので、一度イニシャライズすると、自分が作った音は消えてしまう。或いは、デフォルトで作られた音を元に音作りをしようとしても、時々操作を間違って、その元の音を上書きしてしまう、というトラブルには対処できない。また一からやり直すか、諦めるか(笑)。

その点、パソコンでファイリングできると、その辺の自由と、安心感は格別。好き放題音を作って、保存しておき、ライブの曲順に合わせて並べて保存。ライブが終わったら、また元の状態に戻す、というのもドラッグ&ドロップで出来てしまうのだからいい世の中になったもんだ。

 

だ、ここでもコンパクトが邪魔をする(笑)。というかこれは私の好き嫌いの問題でもあるけど、音作りも、パソコンの画面上でマウスでダイヤルを回して操作できる。本体上でも出来るし、パソコン上でも出来る。ただ、エフェクターをアサインして、各ツマミをマウスでグリグリって、DAWでずいぶん慣れたとはいえ、やっぱりギターを持った手でマウスを、というのはワンテンポ、違うものが挟まる気がするのね。

感覚の問題だけど、まだ本体のツマミを回す方がなんとなくギターを抱えたままの操作には程よくて。もちろん、本体のツマミを回しても、パソコン上のツマミも連動して動く。そうなると、やっぱり棚の上に置いて、ツマミを弄る、ということになるよね。結局、多少煩雑だけど、本体で音を作って、パソコンで保存、というような形に落ち着いてしまう。ソフトで管理、というもののアドバンテージがちょっと半減するような。

もちろん慣れというか、そういうもんだ、と思えばそれで事足りるんだろうけど、やっぱりギタリストがギターを抱えて操作をする、ということからはちょっと、ズレている気がするんだな。それもこれもコンパクトで廉価なんだから仕方がない、といえばそれまでなんだけど。

 

心の音的には、まぁ、可もなく不可もなく、ちょっと歪みがおとなしいかな。コンプの効きが安定していて、ノイズゲートも重宝します。なぜかあれほどデフォルト、といっていながらリバーブやディレイを使っていない。でも、ベーシックなモノはすべて揃っているし、アンプもちょうど良い品揃え(笑)。ただ、つなげるエフェクトに限りがあるので、アンプとエフェクト、というよりは、私みたいに、アンプにつなげることを考えて、アンプモデリングは歪みとか、音作りの一部と考えた方がイイと思う。

と言いつつ、アンプに繋いでこれを鳴らしたのは数えるほどしかなく(笑)、今はミキサーに直結して、パソコンの音に合わせてギターを弾いている。

 

 

ないだも言ったように、エレクラの曲をこれに繋いで練習している。基本的に、復活プロジェクトで作った曲を弾いているので、ギターは二本入っている。なので一日はPE用、一日はそれ以外用、とプログラムを変えて、同じ曲を弾き倒している。プログラムチェンジは、昨日言った方法で、ソロ用とかバッキング用とか、必要最小限に留めて、本格的なマルチを購入するまでは、これとギターを持ってスタジオに行けば、一応練習は出来る、というスタイルに留めて使ってます。

 

 

して、やっとデカ足の話ですけど、いつもギターを弾く時はスリッパを履いているんだけど、それでこのペダルを踏もうとすると最初の内は必ず、両方一度に押されてしまって、その時これはチューナーモードに入ってしまう。とにかくコンパクトなので、ペダルも小さく、踏む感覚になかなか慣れなかった。スリッパを履かない、って言ってもライブの時は靴を履くだろうし、爪先で踏む、という踏み方、これ独特のような気がする。

斯様にコンパクトであるが故に、メリットもデメリットもあるけど、とにかく無職の私でも手が届く廉価、というのが好いよね。ちょうど新入生、新社会人の春だけど、この機会にギターを始めた、という人のためには、値の張るギター一本買うより、グレードを落としてマルチのこれと、10Wぐらいのアンプを一緒に揃えた方が、ずっと後々役に立つと思う。

そういう始め方を、私はよく奨めるんだけど、最初はとにかく手を着けることが大事だから、安物のギターを手に取って、弾き倒して、そして初めて自分に必要な音、操作性、形(笑)が見えてきた時に、本気の一本を手のするのが好いと思う。その時のためにも、最初にある程度エフェクターやアンプがあった方がイイと思うのね。今は安いギターもいっぱいあるから、それから始めて欲しいね。どうしても自分には合ってない、と思っても、安ければ諦めも付くからね。そして、出来る、と思った時にまた始めれば好いことだから。

 

後に余談ですが、ZOOMで弾く時専用のヘッドフォンを使ってます。それがこれ。

 

 

JTS HP-535というヤツで、本来はブース用に安くてイイわ、と思って三千円で最近買ったヤツですが、これが多少エイジングを施すと、ものすごく音が近くで鳴っていて臨場感のある好い音をしている。少し前から安いの高いの関係なく、いろんなヘッドフォンを試してみていて、かなりコレクションが増えて使い道に困る(笑)。なので、ZOOM用、音楽製作用、アンプ・ソフト用、でそれぞれ使い分けているのね。ヘッドフォンアンプ、もう満杯なんだけど。

 

 

んてね、今ならDAWも無料のモノがあるからね、って言ってみました。現代は音に触れて、楽器を始めたい、と思った所から、発表する所までちゃんと整備された道が用意されていて、別にプロでなくても簡単にその道を歩める。そういう好い時代になったんだから、その道を片手間でも好いからどんどん歩いて行って欲しいよね。そういう意味では、エレクラはその道が整備される過程をつぶさに見てきたんだけど、そういう生き証人みたいな部分でも、エレクラってあって良かったなって思う、ってコトで。

 

それでは今日はこの辺で、ごきげんよう