AmpliTube5攻略~最終回、実践編 | ELECTRIC BANANA BLOG

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しまさんの独り言、なんてね。ハニー。
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辿り着いたよ、ハニー。長かったで御座るな。7月いっぱいかかったで候。本日は長文なのでこれぐらいで切り上げにて御免。

 

て。

 

終的にまとめとして、私のセッティングの話をしておきましょう。多少、話は繰り返しになるのはご容赦。とりあえず、全体像から。

 

 

続順にセットを解説すると、先ずはLINE6のフットコントローラーをUSBでデスクトップにつなぐ。コレが一番最初なのはノート時代からの名残。ノートはコントローラー→オーディオインターフェースの順でないと認識してくれなかった。

 

 

スクトップにオーディオインターフェースはつなぎっぱなしなので、ボリュームペダルを介して、Hi-Z端子につなぐ。コレ通常はミキサーにつながっていて、前はミキサーにギターを突っ込んで、そこからHi-Z端子に流れていた。たぶんインピーダンスの関係だろうけど、そうしたらものすごいノイズが出た。直挿しするようになってからはノイズは無いに等しくなった。ボリュームペダルを介するのも昔からのセッティングだな。

 

 

続は以上。で、電源を立ち上げると、ミキサーも電源が入る。前にも云ったように、音は全部ミキサーに集約されているので、オーディオインターフェースのアウトプットがつながっているチャンネルを上げる、というかスイッチONする。音は別ラインでPCモニターに流れる。こいつももう何十年も使っているけれど、二系統の音がつながるので便利。音も頗る良い。

 

 

かし、ギターを弾く時は、モニターの音量は下げて、ミキサーの2TR INの方を押し込んで、やはりミキサーで鳴るようにする。すると音量のバランスはミキサーでコントロールできるから便利なんよね。ノートの時代も最終的にはヘッドフォンアンプにつないでいたんだけど、接続はちょっと違っていて、ヘッドフォンアンプの方の2TR INの方につなげるようにしていた。

 

 

して、ここからぐるっと音は背面へと流れていく。ちょうど最近誂えたスピーカー棚にある、ヘッドフォンアンプへ流れ込み、ギターを弾く時はヘッドフォンでモニタリングする。

 

 

事で何かと実入りが増えたおかげで、気になったヘッドフォンを幾つかテスト的に手に入れてみたんだけど、リファレンスの意味も込めて、AmpliTubeやGTRの時はCLASSIC PROを使う。曲作りや、GX-700を使う時は、SHUREの方を使う。

 

 

ッドフォンは変な色づけのないものを探すようにしていて、基本は例のPCモニター。この出音に近いものをメインに使うようにしている。或いはちゃんと、音の違いを把握出来ているやつ。基本、バランスのよいフラットな音が出るものが最適。

そして、AmpliTubeと尺八チューンズを立ち上げる。加えてメトロノームソフトも立ち上げる。毎日一応ギターは弾いているけれど、金、土、日はちゃんと音を鳴らしていて、それ以外は生音だけで決まったルーティーンの練習をしている。生音の時はスマホのメトロノームアプリを使っている。

 

 

八チューンズは未だ、ASIOに対応してないので、ミキサーを介する、という使い方をしているんだけど、ギター練習の為のプレイヤーソフトとしては最高。これに勝るものはないよ。ノートの時は別のプレイヤーを使っていたんだけど、ASIOに対応はしていても使い勝手は悪かった。どっちを選択するか、だね。

AmpliTubeのセッティングは基本的に、メイン画面で音作り、LIVEにアサインして、修正はそっちから。違いは音のLINEの終端にLIVEと書かれたピックマークがあるかないか。

 

 

LIVE画面というのは前にも云ったようにIK Multimediaのコントローラーとの連携のためのページで、どうやら数字の下の枠に、それぞれコントロールできるエフェクターが表示されるらしいのだけど、持ってないから分からない。

 

 

順に合わせてプログラムを並び替え、という使い方が一番適している。私もそうしている。並べ替えはセッティング(右上端の三本線)から行える。けれど、尺八チューンズと、こちらをいちいち切り替えなくてはいけないので面倒だ。

 

 

イン画面の音の呼び出し方は、プリセットの枠をクリックするだけで良いけれど、前はデフォルトで立ち上がる音を自分でセットできた。、今はそれがなく必ずマーシャルが立ち上がり、ジージー言う(笑)。私はどちらかというとフェンダー派なので、自分で選べるようにして欲しいな。

今はわかりやすくなったけど、プリセットの保存先に自分専用のフォルダを作っておくと便利。ただ、どのソフトもそうだけど、最近はドキュメントフォルダにプリセットのフォルダが作成されて移動できなくなっている。あるいは別のフォルダを参照することも出来なくなっている。なので、ミラーリングできるバックアップソフトで、対象フォルダをそのまま別のフォルダにコピーしておくと、バックアップ、或いは再インストールの時にすべてが消えてしまった、ということがなくて安心。

AmpliTubeもエクスポートみたいな機能があると好いんだけど。あったっけ?

 

 

の間言った、ABボックスの話は例えばこんなラインを描く時。

 

 

はまとめられて一度に出る。更にAmpliTubeはダイレクトの音も取り出せるようになったんだけど、相変わらずアウトプットは一系統しかないので、あまり意味がない。音作りには好いんだけど、コレが複数アウトプットにアサインできると、レコーディングは便利だろうに。つまり、パラボックスは備わっているけど、ABスイッチはない、という仕様。しかも出音はステレオ一系統のみ。せめてパンみたいに音の振り分けとか出来ればいいんだけどな。

最後に、今のところマニュアルは英語版しか出てない。いきなり5を買った人は諦めて下さい。以前のバージョンを使っていた人は、変更点は一応ネットに動画やいろいろと出ているのでたぶん、そんなに迷うことはないでしょう。前に云った2バイト文字問題も、オフィシャルからアナウンスされているし。まぁ、使い方は単純だし、どちらかというとマニュアルは、ギア・リファレンスの方ばかり見ている。PDFだから検索も早い。

 

の場合、シミュレートしようとする時、ネットやギターマガジンのバックナンバーでアーティストの機材を調べ、それをギア・リファレンスで検索する。大体、ヒットする(笑)。それを単純に並べて、あとはツマミを弄るだけ。ツマミをクリックして、数字を直打ちした方が早い。だから、雑誌やネットの記事には、鳴るべきツマミのセッティングも載せておいて欲しいんだけどね。

アサインする時はドラッグ&ドロップが最適だけど、例えばセットしたエフェクターを選択したまま、横の一覧表の別のエフェクターをクリックすると、入れ替わってしまう。すると、ツマミのセッティングも、MIDIアサインもリセットされる。コレは案外ある失敗。解決方法としては、弄ったらアンプ表示に戻す。アンプは大体、一度決めたら変えないもんだからね。アンプを表示させたまま、エフェクターをドラッグ&ドロップ。自動的にまたエフェクターの画面に戻る。

 

と、コレは仕方がないのかもしれないけれど、AmpliTubeもサードパーティーのソフトを受け付けるようになったら面白いと思う。あるいは別のメーカーはそっち方面のプラットフォームを考えた方がイイかもしれない。フリー、有償拘わらず、単体でけっこう好いエフェクターが出ているけれど、それはあくまでも単体で使うしかなく、例えばAmpliTubeと連携させようとすると、DAWを立ち上げてトラックにインサート、という手間がかかる。

AmpliTube自体で、フェンダーパックとか、そういう物を出している関係もあるんだろうけど、サードパーティーに門戸を広げれば、面白いエフェクターが出てくる可能性はある。IK Multimediaに限らないけれど、シミュレーションはあくまでも現物に重なった時に開発は終わる、そこが限界。そこから先に深化するなら、プラットフォームという考え方が、ユーザーにとってもそれは有効ははず。

そういう意味で言えば、ローランドがBOSS名義でアンプシミュレーターを出した時は、トヨタの軽、並みのショックになると思う(笑)。その前にBOSSパックを出すか、或いはサードパーティーに門戸を開いて、来たるべきBOSSのエフェクターシミュレーターとの連携の余地を残しておく。

 

んな感じで、いろいろとAmpliTubeの欠点を論うような記事になったかもしれないけれど、今のところ私が触れたアンプシミュレーターソフトの中では最高峰、といって好いと思う。使いやすく、且つ、アンプ、エフェクターの種類も豊富。まぁ私の場合全部乗せのMAXだからかもしれないけど、不足すると感じることはあまりない。思うエフェクターやアンプがなくても大体似たような別の物が用意されているから心配ない。そんな時新たな発見があって楽しいしね。

そうやって弄って、思う音が出せてギターを弾いていると、なんとなく自分もギターがうまくなった気がするから不思議。それぐらい、音は好い。結局、なんと言ってもそこに尽きる。SONARショック後、ABILITYに移行したけど、やっぱりSONARに戻ったのは、そっちの方が音が好いから。もちろんプレイアビリティも大切だけど、基本的には音が好くないと。その点ではGTRは頑張って欲しいね。

最後は長くなったけど、なんだかんだ言ってAmpliTubeを使っているのには理由がある、ってコトだね。

 

んてね、初心者には難しいけどある程度アンプなりエフェクターを使ったことのある人なら屁でも無いソフトだよ、って言ってみました。なので、実践編と言っても果たして誰の役に立つんだろう?そんなにアクセスも増えてないし、いまさらって気がしないでもない(笑)。俺如きがウンチク述べるより、メーカーさんしっかりしてよ、ってコトで。

 

それでは今日はこの辺で、ごきげんよう