宝は何処だ?ハニー。最近何故かちょくちょく高松の商店街に赴くので御座るが、ついこの間、本を求めてまたしても商店街を端から端まで歩いたので候。その時に気づいた。最近の、っていうかまぁ、十年ほど前からの傾向として、若人の靴下はみんな短いのね。どうも、どうしても、私はその風潮にだけは着いていけず、今となってはもうハイソックス状態。それもコレも、夏の装いの時に、目指す姿がズバリ、探検隊、だからなのね。半パンツに、半袖ポロシャツ、トレッキングシューズに膝小僧まで届きそうなソックス。あとは先のクルンと丸まった硬そうな帽子を被れば、気分はもう冒険者。ただ、そういうスタイルは片田舎の高松でも相当浮いているというお粗末。
さて。
砂漠の華 はもう読んでいただけたでしょうか?著作権ギリギリアウトの、またしても奇妙なキャラクターで度肝を抜いたのですが、アレは偶然、姫にタイトルロゴを書いてもらっていたときに出来たモノです。
ちょうど皇子の入学祝いに、ジバニャンともう一人青いヤツの大きなぬいぐるみを買っていったついでに、DVD付きのウーニャニャもプレゼントしまして、それを持って行ったときに、ついでにロゴを書いてもらった、と。時間の都合上、何故か妹君の保育所へも着いて行かされ、最近のママさんを朝から物色していた、と云う貴重な体験をしたのね。まぁ、何事も私の場合、勉強になるわけですから、無駄ということはないのね。
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なのに、姫の家に着いて最初に目に入ったのが、私が買っていった大きなジバニャンと同じぬいぐるみ。がっかりです。自分に兄妹が居る関係で、ぬいぐるみの取り合いで喧嘩になるのは忍びない、と思って二つ買っていったんですけど、結局持っていたジバニャンには目もくれず、映画に登場した青いヤツを取り合いになったそうで、まったく罪なことをしてしまったものでねう。
そんなこんなでようやく、生活のペースが整ってきて、このブログを更新しているということは、そうdeath、タイトルを見ても分かるように、またしても完成しました。
繰り返しますが、年初、ガンプラエレクラお休みしてファミレスBe-BoPの完結に集中、と云っても色々生活の変化やらなにやらありまして、やっぱり灰色皇帝の如くスケジュール至上主義にて創作を行った方が、ちょっとずつでも毎日積み重なっていくので、それなりの充足感があるのね。だから、まぁ、同時並行でやっぱりやっていこう、ということになりまして、早速今月の前半はガンプラ、ちょうど二週間で完成したのね。
にしても、やはり半年のブランクはちょっと感性を鈍くしているというか、前回のギャプランをうろ覚え、と云うのが影響してしまって、何故こんな色になった?そうじゃないでしょ?前回はギャプランだったから渋くなったのであって、今回は発色が全然違うでしょ?というのに最後になって気が付いたのね。
ちなみに、狙った色との比較です。
元々、私の好きなやり方として色が暗くなる傾向にはあったんですけど、オレンジがどうしてか黄色というか、ものナンカすごく気持ち悪い色になってしまって、吹き終わって眺めながら、これって何だろう?沖縄に住んでいる蛇の体色みたい、行ったことないけど、と思ってしまったのね。オレンジと言うよりイエロー、それをグラデーションしているので、奇妙にギラついて見えるというか、つや消しにはしてあるのだけど、何だかその色の変化がひどく生き物的というか、でも、第一次大戦後の軍用車ってこんな感じの色多くね?まぁ、グラデーションは着いてないけど、という感じでもう訳が分かりまねう。
それでも久しぶりに、手に重みのあるモノを作り上げると、やっぱり嬉しいモノで、やって良かったと思うモノなのね。私は昔から、コツコツやるのがものすごく苦手で、半ば強制的にそういう躾が着いていたら、きっと今頃もっとまともな人間になっていたと思うのよ。二十代の頃は凄くそれがコンプレックスで、ナマケモノの自分が嫌だったのね。
その反動で、なるべく何でも毎日少しずつコツコツ積み上げる、ということに敢えて自分を仕向けるようになったのね。それもまた自分らしい癖だけど、でも、それで始まりがあって終わりがある、ゴールを迎えられることの嬉しさをやっと知ったのよ。プラモデルが完成する、曲が完成する、ギターが弾けるようになる。そのゴールを目指すことで、充実が返ってくるのよ。
まぁ、人それぞれのやり方があると思うので、オメェ今頃何言ってんの?というのが常識かもしれませんし、あるいは表現とはそういうものではないでしょ?麻生久美子さん主演の映画にも似たような論争があったような。でも、自分に合うやり方とは、意外に自分の苦手なところにあるのかも、と思ったりもする。
コツコツやるには、毎日少しずつ、それをこなす為に決まった時間に机に座るとか、そういうまさしくルーティーンが大事で、自然とそれがスケジュール管理に繋がってくる。それをこなすことで、確実にゴールが近づくんだけど、元来ナマケモノの私の場合、何かと理由を付けて今日はヤンピ、と云ってしまいそうになる。当然ゴールは遠くなる。それはちょっと惜しい。でも、ヤンピにした方がイイ時もある。その辺のさじ加減は、やっぱり難しいのね。そういう意味では、学生って便利、と思ってしまう。
結局、そのゴールが容易く見えていたり、そのゴールに強烈な快感が待っていれば、誰だってそう易々とヤンピとはいわないモノだし、そうならないということは、やはり再考の余地有りなんだろうと思うのね。しかもこの年齢になると、なかなかちょっとやそっとのことで、サイコーとはならないもので、だから、日々せめぎ合いの中で、小さな満足を積み重ねていくしかないのね。
そしてまたスタートラインに戻って、やっぱり毎日スケジュールをこなしながら少しずつゴールに向かっていく、というのが好いのだと、そう考える。そしてまた一歩を踏み出すのね。
最近それが、自分のスタイルだと思って、毎度言うようですけど、自分を受け入れる、ということに繋がっていくのだろうと思ってます。ただ、毎日の作業中、あるいはギターの練習中は、逃げ出したくなるほど、結構しんどいモノよ。プラモデルはまだ、イイ距離感を保っているので、軽い方だけど、ギターとか途中で放り投げたくなるし、長い話を書いているとなんて自分は拙いんだろうと、秒単位で苛立ってますよ。
そういう意味で、今回のマラサイさんは、実に自分の拙さを良く表現したものになっていると思います(笑)。今の自分、らしいね。
もちろん、プラモばっかり作っているわけでもなく、今日からはエレクラもやりますし、完結編の次のお話も書いてます。何故かひどく分量が嵩んでしまって、そういうところもストレス。砂漠の華 は結構、すぱっとぴきっとまとまったんだけどね。
そうそう、モモちゃんとの一種即発の話は、昔初代と付き合っていた頃のことを思い出しながら書いたのね。あの頃はまだ下半身も元気で、ちょうどエレクラの前身の前身のようなバンドがあって、そこの女の子メンバーにちょっかい出していたのが初代にバレたのね。昔も話したことがあると思うけど、あんた私と別れたいんなぁーっ、という怒りの電話が掛かってきた、っていうあの事件です。
毎週末初代とは一緒に過ごしていて、その電話の翌週も逢ったんだけど、コレはもうさようならって云われるんだろうな、とずっと怯えていたのね。いつものように土日一緒にずっと居たんだけど、何かする度に、もうコレでお別れなら必要ないだろう、的なことを考えてものすごくおどおどしていたのよ。
で、日曜の夜に家に送っていって、最後の別れ際に、また来週と云われてホッとしたんだけど、ちゃんと云っておかなきゃ、と思って、おそらく私の最初で最後の、「ごめんね」を云ったのね。まぁ、その後も無事、初代との付き合いは暫く続いたのだけど、あとで聞いた話があって、初代は私に謝らせてしまった、とその帰り道に泣いてしまったらしい。まぁ、その辺は、色々と事情があるんだけど、何というか、複雑な女心というのか、ねぇ。
で、今回、ずっとあの夜のどうにも身の置き場の無い感覚を思い出しながら、砂漠の華 は書いたのね。どちらかというと、完結編のゴールに向かっての序章、という部分に重きを置いていたはずなのに、ちょっとコメントにもあったけど、元来のロマンチックな部分が出てきてしまったな、と。その反動で、完結編へのつじつま合わせみたいなモノが、今書いているモノにしわ寄せが来ているのかな、と思ったりしないでもない。
しかし、毎度のことながら、ある程度のことは考えても、詳細は考えずに出たとこ勝負で、勝手に書き進むままに任せているので、あとで慌てる。今回は慌てっぱなし。と、次回予告をしておくのね。
ちなみにエレクラの方は、しばらくは旧曲のデータ復元に力を入れているので、そっちはおそらく完結編がゴールするぐらいまでは、新曲の完成はないでしょう。ただ、昔作った曲を改めて手にしてみると・・・という話はまた長くなるので、次の更新はやはり次の御話の完成時に、ということにしたいものですな、ぎゅわっはっはっはははははっはへはxtsy。
なんてね、別にガンプラばかりがスケジュールに則っているんじゃないのよ、って云ってみました。例えば、朝は「まれ」その続きで「こころ旅」というルーティーンが出来上がってますし、夜は七時から「こころ旅とうちゃこ版」というルーティーンも出来上がっているのね。何故だろう?何故か見てしまう。どうでしょうと同じ様な空気というか、こういう言い方はベタだけど、仲良く旅している、という感覚に惹きつけられてしまうのね。まぁ、まれも大泉さんが出ているから見ているんだけど。それにしても何で戸田恵子さんは、あんな妖怪のような、大泉さんが真似する下條アトムのようなナレーションをするんだろうね?ってコトで。
それでは今日はこの辺で、ごきげんよう。