恥ずかしい話をするよ、ハニー。本日は歴史に残る日、と言われているので、サササッと本題に。
冒頭宣言した通りに、このブログでお話しすることの中でも、屈指の恥ずかしい話をします。決して、道端で私に石を投げないように。逆に勇気を称賛して欲しいぐらいで。
もう4年か、5年程前になるのかな?私、おねしょをブチ撒けてしまいました。寝ていてね、トイレに行く夢を見ててね、現実にドロバッと。尿道口に締まりがなかったのでしょうか?慌てて起きて、呆然としました。なんか、頭が真っ白になる、ってこういう感覚なのね、なんて感じで。とにかく、ひじょうに情けなかったのを覚えています。
その頃、ちょうど木工から鉄工に職替えをしまして、半年も経たなかった頃でしょうか?とにかく毎日毎日残業、休日出勤、そればかりかもっと働け、と。更にまだ初心者でしたからね、プレッシャーは相当なモノでした。当時付き合っていたお嬢さんにね、悲しい事実を告げまして、そして言ったのです。相当精神的に追い込まれている、とね。あんまり他人に弱いところを見せない私なんですが、ちょっと泣きついてしまいました。
つまり、生活が変わる、環境が変わると、人は混乱するものです。それは行動はなんとか追いつくんですけど、精神的に追い込まれる、忸怩たる思いを抱えてストレスが堪る、というのはまま、あることでござりマする。
さて、新政権。先ほどまで閣僚の記者会見を一部始終見てましたよ。皆さん、いい事言ってますね。全部実現すると、これはもう、日本の社会は激変します。変化が必ずしも良いことばかりとは限らないですが、それを国民の多くが望んだんですから、その方向に進んでいくのでしょう。
例えば、ちょっとトーンは落ちたんですけど、高速道路無料化も実現するのでしょう。さて、唸るような資金を注ぎ込んで作ったモノですからね、まだまだ借金は膨大です。これ、どうやって返すんでしょうか?通行量から回収出来ないとなると、他で借金して借り換えをするか、税金を注ぎ込むしかないでしょうね。
そういえば、こんなコトも言ってましたね。二酸化炭素排出量25パーセント削減、なんて。先日の朝生でも言ってましたけどね、今、一番に酸化炭素を排出しているのは、国民の生活排出なんですよ。オヤ?ちょっと繋がってきましたね。
高速道路を利用するのはクルマです。クルマはガソリンで走ります。おっと、ココで財源登場です。二酸化炭素を排出しているものに税金をかければ好いんです。クルマの従量税でもなんでも、排気量に削減分を上乗せして、税金を余分に取れば好いんです。環境税、と称して、ガソリンの税率を上げれば好いんです。そんなコト言わず、それこそ環境税、の名の元に国民から一律、税金採っちゃえば好いんですよ。
これで、高速道路建設費用の財源確保です。無料にするんだからさ、それぐらいの負担は使うものがしろ、って筋は通っていますよね。
子育て支援ですか?教育費の低負担化とか。それは少子化対策にもなりますし、子供を持つ人達には、ありがたいことでしょうね。でも、独身の私にはこう聞こえるんですよ。少子化対策になんの貢献もしていないヤツはね、それ相応の負担をしろよ、ってね。でもさ、少子化って、政治家が危惧しているのは国の未来じゃなくて、年金の財源でしょ?
別に子供がいない夫婦でも独身者でも、年金は払ってますし、保険料だって負担してますよ。それなりに税金も払っているんです。別に望んで独身やっているワケじゃないんですけどね。子供だって、別に欲しくないワケじゃないんですけどね。お金の為に子孫を残す、ってなんかイヤじゃありません?
沖縄の米軍の基地をどっかに移転するんですって?それは好いことです。でも何処へ?明確な答はなかったです。結局、外交は駆け引きです。こっちが要求するのと同時に、代わりにこれを負担します、って言わないと、話になりません。つまりね、日本に出来ることは、資金的援助とか、結局お金ですよ。そのお金、何処から持ってくるんでしょうね?
さっきの二酸化炭素削減の話ですけどね。削減しろ、なんて一方的に言ってもみんな聞きませんよ。じゃぁ、代わりに二酸化炭素を排出しない原子力発電所を建設してあげるよ、なんて中国とかイランとかに言うんですかね?
別に好いんですよ。税金とか、負担を求めなくても。借金すれば好いんですよ。国債をジャンジャン発行してね、アメリカの市場でドンドン運用してね、そしてその市場を必死で支えれば好いんですよ。あとは、後の世代に押しつけましょうよ。
なんかね、ずっと以前の昭和時代の自民党の政策に逆戻りしているように聞こえるのは、私だけでしょうか?もう借金を子供に残すはヤメにしよう、って財政改革、政治改革、構造改革、ってやってきたんじゃないですか?結局、借金まみれの国の財政ですからね、税収も増える見込みもないですし、結局は、高福祉なんて幻想なんですよ。公平な負担と公平な福祉ならわかりますけどね、これからはたくさんの人が国に養ってもらわないといけないんですから、立派な社会主義の日本になってくれれば好いんです。
そこで、最初の話です。いつか国民がその環境の変化に、ジャブジャブおねしょする日が来るんじゃないか、って思うんです。国民が求めているのは、低負担、好サービス、です。でも、政治家というはの、筋さえ通っていれば、好サービスの為なら、高負担もやむを得ず、なんだと思います。デデポッポー政権が言う国民目線って、そういうことなんですよね。小泉さんよりはもっと辛辣なんじゃないかと思います。小泉さんというか、自民党にはまだ、頑張ればお金持ちになれるかも、なんていう夢を用意してくれましたよ。でも、そういう夢とか、誰もが一緒にこぢんまりとした生活、っていう以外に何かあるんですかね?
唯一、今回の政権で注目すべきは、透明性でしょう。簡単に言えば、どれだけ大臣、政治家が、本当のことを話すか?国民が知りたい、と思ったことに、ちゃんとした答を用意してくれるか。もう質問はないよ、と言うところまで話してくれるか、を見ないといけません。
その手始めに、官僚を半ばスポイルしてますけど、それはそれで手法として分かり易いし、悪いことではないと思います。ちゃんと筋は通っている。でも現実問題として、受け皿が見え隠れする。なんだ民主党は俺たちの言うこと聞かないなぁ、と思ったエキスパートの受け皿です。当然、そこには昔からの馴染みがいます、自民党ですね。
民主党は野党時代に、与党じゃないから官僚がなにもくれない、って言ってましたが、与党になって、その仕返しとばかりに、今度は何も聞かなくなっているじゃないですか。アゴで使うって言うんですか?それじゃ面白くない官僚が、野党になった自民党に、自分の弱みを告げ口する、なんて事も考えられるでしょう。今度は野党ですからね、官僚の不正は与党の責任です。自民党万々歳じゃないですか。
こんな感じでね、これからはいろんな事が変わっていきます。いつか、タイトルのような時代が来るかもしれません。それは、政治が国民主権を標榜する限り、全部とは言いませんが、国民がおねしょをする時代が来る、って事ですよ。特に今まで、大人ぶっていた人が、たちまちそうなる可能性が高い。
そこで、思うんです。今私が言ったことは、私の勝手な推論です。思いついてパッと書いただけですよ。だから本気にはしないで欲しいんですけど、でも、思うんです。もっと良い方法はないかな?と。そこでね、思うのは、やっぱり勉強しないと、って事なんですよね。
勉強って、情報を集めることと、プラス充分な思考をすることです。知りたいことでも、おかしいなと思ったことでもイイです。なにか疑問が湧いた時に、まずは必要な情報を集めて、それを眺めながら考えを巡らせるんです。そして、自分で答を出す。それが大人の勉強、ってものですよ。
でも日本人はそれが不得手。だって、そう教わってないんだものね。別に必要だとは思わない問題が目の前に出てきてですね、それについての情報も、すでに用意されている。思考手順もちゃっかり教師ってヤツが耳打ちしてくれるんですよ。そういう教育というか、訓練しかしてないですからね。結局、マニフェストを読んでも、そこに書いてあることしか見ないわけです。政党が用意されたものを、読むことしか出来ないんです。
今回の各閣僚の記者会見を見ていてもネ、やっぱり金勘定と政治=社会ということは密接な関係にあるな、なんて思いました。私はまだ初歩の初歩ですけどね、ちゃんと学ぶことが大事だと、あらためて自分に言い聞かせましたよ。まぁ、今はこれに夢中なんですけどね。
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なんてね、結局やっぱり自画自賛じゃないでも最初に恐ろしく恥ずかしい話をしたんでそれで許してくれよっていう魂胆が見え見えだよ、って言ってみました。でも何よりビックリしたのは、民主党の羽田さんがヨボヨボになっていたことだったんだよね。もう着き添えがないと投票にも行けないぐらいで。羽田さんっていえばね、前に自民党が野党になった時に、二代目の連立政権の首相だったんだよ。なんかね、時代を感じさせたよ。ちょっと悲しくなったね。そこら辺は、また明日の話に。ところで、ちゃんとここのところの話に繋がっていたかどうか?は皆さんに判断してもらう、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。