事前運動真っ盛りだよ、ハニー。ちなみに金太郎が担いでいたのはマサカリね。といってもサラリーマンじゃないよ、元暴走族じゃないよ。童話っていうか、童謡っていうのか?でも、そう言えば、金太郎の話って筋を良く知らないな。鬼退治に行くんだっけ?それで臼が落っこちてきて、とか。ん?違うな。私が知らないくらいなんだから、今時のお子さまは、金太郎とかって知ってるのかな?やっぱりサラリーマンの方が有名なのか?
そういう文化っていうか、どんどん時代は新しくなっていって、旧いモノは忘却の彼方、という流れはなんだか悲しいな。人間がそういう文化とかを保存していったり、伝えていったりするのに、パイの大きさが決まっているのならわかるけど、そうじゃないでしょ?一人の人間から溢れ出たモノを、必ず受け取る人がいるのが社会じゃないのかな?そうやってどんどん人間は豊かになっていくんじゃないかと思うのね。
で、そういうのとは無関係に、全く社会に貢献していない私としては、やっぱりお嬢さんに夢中になるわけだ。違うところがどんどん豊かになっていくのを楽しんでいるワケね。といっても向かう先はテレビなんだけどね。
別に共通の話題とか、引きこもりやってると別に切迫したモノがあるわけでもないから、単純にスキなモノだけを見る、っていう風にしなやかな選択が出来るんだけど、その目に適っているのは今のところ「ふたつのスピカ」。イエね、話が面白いとか良く出来ているとか、そういうのとは別のところでもう桜庭ななみ嬢ですよ。プルンプルンですよ。
歳を取ったっていうか、ずいぶん前からそうかもしれないけど、そうやってはつらつとした、これからなんでも出来るようなお嬢さんを見るたびに、好いなと思うわけですよ。でもね、それはもう一瞬にして考えてしまう事をこれから順を追って列挙します。
好いな、胸元と太股がピリポロンと好いな。でも、こういうお嬢さんもいつかは、というかもう、というか恋愛とかして、最初はドキドキとかして、いろいろとちっちゃな事件とか起きて、その内に結ばれてしまうんだよな。それが回を重ねるごとに、あ・・・だな、の世界に突入して、もう男の上でグルングルン廻るようになっちゃって。
でも、その内に悲しい別れとかも経験したりして。出逢いと別れを繰り返している内に、なんとなく身体と心が充実してきて、その時に出逢った男性と結婚を考えるわけだ。それが叶うにしろ、また紆余曲折あるにしろ、いつかは誰かの隣に座るんだ。
その時運転席に座っているのは、たぶん自分じゃないな(笑)。
と、こんな風にイイなで燃え上がった胸が、瞬く間に諦めの心に取り憑かれてしまうのね。いい事かどうかわからないけど、なんとなく結果が溜息って、なんか悲しい。そして、その時に鳴り響くBGMがあるのね。
Good bye Ruby Tuesday
Who could hang a name on you
いわずと知れた、STONESの名曲。なんだけど、私の頭に鳴り響くのは、こっちの方なのね。
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ちょうど、BADを演奏している時に、中間部分でこの曲を歌うのね。コレはもう名演奏で、私は最高に好きなんだけど、一応映画だから字幕が付くわけ。それによるとこの歌詞の意味は。
さようなら、ルビー・チューズデイ。
君と結婚するのは誰だろう?
え?と思うわけですよ。英語とか話せないし聞き取れないし、の私だけど、コレはさすがに違うだろ?って思うのね。意訳ってヤツですか?それでも、なんか違うと思う。英語とかバリバリネイティブ、っていう人からしたら頷けるのかもしれないけど、ちょっとネ私には違和感がある。
ちなみにこの頃は全然STONESに夢中ではない頃で、コレがSTONESの曲で、つづけてSympath For The Devilの冒頭部分に繋がる、っていうことも後になって知りました。だから、半ばこの曲はこの訳詞で覚えてしまっているようなところがあるのね。
加えていうなら、先日SHINE A LIGHTSのDVDを手に入れまして。さすがにちっちゃい画面で見ると、全然あの時の迫力が無くて、凄く悲しかったのね。まぁ、それで、字幕がいくつか選べて、歌詞にも字幕が付く、っていうのを試してみたんですが、コレがまたひどい。意訳に次ぐ意訳で、見てて吐き気がしましたよ。全くお勧めではないです。ちなみに私が手に入れたのはコレクターズボックスで、Tシャツをゲット(笑)。
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話が随分逸れましたが、いつか彼女も結婚して、それが一体誰なんだろう?それを一番強く意識するのは、やっぱり別れの時なのではないか、と。今まで自分に見せていてくれたその笑顔を、その物憂げな表情を、寝顔を、あんなところを、こんなところを、他の誰かに見せる事になるんだね。そう考えて、一層悲しみが深まるんじゃないかと。
でもね、だからといって、その子を拉致して沖縄に連れて行ったり、況や切り刻んで食べてしまってはいけませんよ。NHKでしっかり逮捕の瞬間を撮られて全国放送されてしまいますから。ちょっとでもあのニュースを最初に聞いた時に、実はお母さんを殺害したのは次女で、それを男が罪を被ったのかも、なんて無責任にも思ったのね。そっちの方がずっと面白い、と思ったのね。まぁ、絶対に違うのだろうけど。
またしても話が逸れたが、結局人の一生って、諦めの人生なんだよね。諦めの反対は何か、って言われて直ぐには思い浮かばないくらい、ずっと世界は諦念に包まれている。いみじくも、かの歌の女王、戸川純嬢はこう歌ったのね。
牛のように豚のように殺してもいい
いいのよ 我一塊の肉塊なり
諦念プシガンガ 戸川純 (1984)
やっぱり諦めの反対は、希望なのかな?
なんてね、久しぶりに歌の話をしてみました。オイオイ、明日するって言った暴言は何処へ行ったんだ?あなた、あんなひどい事、桜庭ななみ嬢の泣き顔を見たら一度で吹き飛んでしまいましたよ。でもいつかは話すけどね。それが明日なのか、ずっと先なのかは私にもわからない、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。