レコーディング終了だよ、ハニー。一応歌モノ2曲、インスト1曲用意していたんだけど、インストまでは手が回らず。先ほど昨日録った歌モノのギターソロを入れて、万事終了となりました。後は編集・ミックスを残すのみ。だんだん佳境に入ってまいりました。
インストの方だけど、一応インストとして用意したんだけど、なんだか今日のギターソロを録って、ちょっと満足しちゃった所があって。なので歌モノに変換しても好いかな、なんて。メロディーは姫に押しつけて、それで後の作業とかは、ちょっと考えていることがあって。出来るかどうかはわからないけど、まぁ、姫とも相談して、プロジェクトが発足したらまたお知らせします。
さて、そのレコーディングで一度間が空いてしまったが、今日は先日の話の続きを。
っていってもね、今日ちょっと考えを巡らせていたんだけど、何が言いたい、ってその事しかなくて、それほど長話になるような気配もないのね。それで結論から先に言っちゃうけど、藤村Dの話なのね。そう、今日はどうでしょう関連の話をしてみようかな、なんて。
私はどうでしょう班の中で、藤村Dに一番シンパシーを感じるのね。それは、なんとなく似ているからなんだよ。容姿はまぁ太っている所しか似てないんだけど、作品を作る姿勢というか、その心持ちがなんとなくよくわかるんだよね。もっとも私は世界の隅っこで細々と活動しているだけだから、較べることそのものがおこがましいんだけど。ソコはソレ、ロクデナシの厚かましさと言うことで。
最近はもう企画そのモノは随分と繰り替えし見てしまったので、DVDを見る時はほとんど副音声ばかりなのね。だから、どっちかっていうと企画のナウ泉さんやミスターよりも、副音声で喋るお二人の方が面白いと思うのね。今の四人の状況を知ることが、一番楽しみだし。
ソレで、ほとんどは藤村Dが率先して喋っているんだけど、その姿勢がサ、なんとなくこのブログを書いている私にダブるのね。
正直言って、どうでしょう熱、というものは一時期よりは沈静化していると思うのね。もう随分と世間にも浸透して、見たこと無い人でも、名前ぐらいは知っている、あぁ、ナウ泉さんの出ている番組ね、なんていう風に認知されてきていると思うのよ。それでもまだまだ、どうでしょうに拘っている人も随分といるわけで。そこら辺、テレビ界のモンスターとして君臨しているレベルまで達したと思うのよ。
本当にどうでしょうが全国的に盛り上がった時期っていうのは、企画でいえば「ジャングルリベンジ」、多く見積もって「西表」ぐらいまでだと思うのね。その頃は、DVDを見ても、副音声は大はしゃぎで、藤村Dも楽しくて仕方がない、っていう感じで喋っていると思うんだよ。
ソレが一段落しているのが今の状況で、昨年はドラマも作っただけだし、新作も未だ話は聞こえてこないよね。
そういう流れって、実はエレクラで一度私も経験しているんだ。まぁ、レベルは全然違うけど。エレクラのピークは2000年なんだよ。この年はもう奇蹟?っていうぐらい内容の濃い曲が一杯出来て、リスナーの評価はともかく、私は満足していたのね。
で、ソレが過ぎると、私の場合、一気にスランプに墜ちちゃったんだよね。曲が全然出来なくなって。ソレで半年ほどお休みしたりして、なんとか元に戻ってそれから何があったかっていうと、安定なのね。コンスタントに可もなく不可もなく、なんて曲が作れるようになったのね。理由はいろいろあると思うんだけど、それだけ奇蹟をふまえて実力が付いたんだと思うんだよ。
ただ、カタルシスには欠ける。退屈な日々が続くんだよ。
藤村Dの場合も、たぶん、テレビの世界で面白い番組とは、とか、自分たちのすべき事、質の維持、向上、みたいな所で一定のモノを悟っているんだと思うのね。だから、出せば売れる、評価される、って事に慣れているんだと思うんだ。ただ、ソレって、モチベーションという意味では、ちょっと下がっている傾向にあることなんだと思うんだよ。だからどうでしょうよりは、もっと他のことに目が向いているというか、どうでしょうそのものに対しては、目新しいモノを見いだせないんじゃないかな、と思うんだよね。
その大きな要因は、さっき言った一定の認知だと思うの。そして、それはナウ泉さんの貢献が大きいと思うのね。
ナウ泉さんと藤村Dの関係って、ナウ泉さんはともかく、藤村Dにあるのは悔しさ、嫉妬だと思うんだよ。こいつ、なんて面白いヤツなんだ、ちきしょう、俺より面白いぞこの野郎、だと思うのね。それが全てではないにしても、きっとあるはずなんだよ。
だから、こっちはもっと面白いモノを作って、ヤツを驚かせてやろう、どうだ?それが番組に対するモチベーションになっていたと思うのね。そのバランスが一番取れていたのが、「ジャングルリベンジ」の頃なんだと思う。実力伯仲って言うのかな?悔しさと、ドウダマイッタカのバランスが均等だったと思うんだ。
でも、今はそのバランスが違う所に向かっているような気がするんだよ。藤村Dとナウ泉さんの向いている方向が違う、だからそのバランスの取りようもなくてさ。でも、相変わらず悔しさだけは残っていて、っていうのが今の状況なんだと思うんだ。
あぁ、こいつこんなにいい仕事しやがって、っていうのは誰しも必ずある感情だと思うんだよ。そしてその一番良い捌け口って、ヨシ俺はもっとイイ仕事してヤル、だと思うのね。そしてソコに、その自分が輝くことの出来る仕事が目の前にあってさ、体力気力も充分、っていう時にこそ、いい具合に見返してやることが出来るんだと思うのね。
それがヤツを蹴落としてやろう、とか、横取りしてやろうとか、そういう間違った方向に向くと、全然向上とは違う所に行っちゃうんだよね。
そういう意味で、私にはエレクラがあって、藤村Dにはどうでしょうがある。それはとても幸福なことなんだと思うのね。逆に言うと、エレクラでしか、どうでしょうでしか、その捌け口は用意されていないんだよ。それはある意味、とても不幸なんだよね。他のことでも何か出来るんじゃないか?とは思うんだけど、やっぱり満足、自分向上、という意味ではちょっと違うんだよね。
悔しさを感じる人、それをモチベーションに転化出来る人って、必ず下心があると思うんだよ。キット誰かに認められたい、そういう明確な対象があるんだと思うんだ。それが私の言う下心でね、別のお嬢さんに限定されているわけではないんだよ。イヤ、最も大きい存在ではあるんだけど(笑)。
っていう感じで、私と藤村Dの共通項を話してみたりしてるんだけど、どうも上手く言葉に出来ないんだな。想いが言葉に出来ない。ただ、共通している部分を肌で感じるんだよ。ここがこうだ、って明確に言えないのがもどかしい。なんかいろいろと、最初に言ったどうでしょうのDVDで喋る藤村Dの言葉と、今私がやっているエレクラのレコーディング作業と、シンクロしている所があるんだよね。
そしてそれは、けっこう自分では恥ずかしい部分に抵触する危険があるので、またこれが言葉には出来ないんだよね(笑)。
なんてね、まとまりもないままここまで引っ張ってみました。藤村Dにうれしーがそっと見守っているように、エレクラには姫がいて、ある意味あの史上最低のニートママがエレクラをじっと見守っている、という気がなきにしもあらずなのだが。ヤツを褒めるのは悔しいぞこの野郎。まぁ、それでも何かモノを作る人間は、モノを作っていないと落ち着かない性分なんだ、って事で。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。