良く寝た。昨夜2時半から今日12時半まで。たっぷり10時間。しかし、昨日読んでいただいた方はご存じのように、結局25時間起きていたことになりますので、別に暴利を貪ったわけではありませんので。でも、あんなにすっと寝て、夢も見ず、ガチッと起きたのも久しぶりだな。
しかし、その余波か?なんか鉛を噛んだような、変な気分というか、正直体調悪いよ。昨日からお腹壊していたのもあるんだけど、なんか頭が重いというか、目はすっきりしているんだけど、ささやかな頭痛の予兆みたいな?上手く表現出来ないけど、上機嫌というわけではないんだよね。
目が覚めて、別に見たくもないんだけど、テレビを点けるんだよね。当然NHK。といっても地上波はジーサンバーサンのための庶民のプログラムばっかりだから、どうしてもBSなんだよね。普段はBS-1で世界の情勢なんかをちょっと高尚に俯瞰してみるんだが、今日は「ポリアンナ」で決まり。なんかさ、見ちゃうんだよね。毎日ってわけじゃないんだけど、あの底抜けにお馬鹿な感じが、私は好きだな。今日は急展開で、起き抜けから嵐の予感だよ。
まぁ、別によ~しポリアンナ見るぞ、って点けたワケじゃなく、たぶん国会中継をやっているだろうと点けたんだよね。昨日施政方針演説見たからさ、今日は当然代表質問あるだろうって。
で、見た。最初から結論を言うが、見るに耐えない、聞くに堪えない。別に内容がどうこうじゃないのよ。アレが国を代表する者の討議の場か?昨日、私のもう一つのブログ の方にも書いたのだが、アレは子供に見せても大丈夫なものか?アレ見て、例えばホームルームとかで真似されると、即学級崩壊だぞ。
何がって、ヤジがね、私はどうしても我慢出来ないんだよ。別にコレも内容がどうこうじゃないんだよ。野次っていればなんか活気があるみたいな雰囲気作りなのか?ギャーギャー言ってるだけで、コレはもう討議とかじゃないよ。
別に野次るな、とは言ってないんだよ。例えば、今日の自民党の細田幹事長の質問に野次るのは当然だと思うんだよ。例えば、名指しで民主党の政策を批判する。それに対して民主党議員が、何言ってんだバカヤロー、ぐらいのことは言っていいと思うんだ。
でも、昨日なんか麻生総理が登壇しただけで、ギャーギャー言い出すだろ?今日だって、鳩山幹事長がでてきただけで、何も話し始めない内から、ギャーギャー言うんだよ。それはヤジじゃないよ。ただの議事妨害。うるさく言っているだけで、政策の内容に対して抗議するとか、そういう感じには全く見えないんだよ。
アレじゃネ、ただの総会屋と一緒だよ。こんな風に言っていいのかどうか、わからないけど、質の悪いチンピラと一緒だよ。私は昨年、そういう筋の方とたくさん接したが、そういう人の方がよっぽどマシというか、たまにいざこざがあっても自省が効くというか、ただギャーギャー言っているなんて事は皆無だったよ。
たまにはああいう所でもそういうヤツもいるんだよ。そうすると、まず同輩にスポイルされるし、ちゃんと上の者に押さえつけられて罰を受けるんだよ。それがね、国会ではまかり通っているような。見ているとね、おめぇら何様のつもり?って思ってしまうんだよね。
委員会の中継でも、同じようにヤジが飛ぶ。さすがに声が議事堂よりはダイレクトに響くからおとなしいけど、それもまた人間が小さいというか、たまに質問者がそれに苦言を呈する時があるじゃない?その時にでた名前を控えておいて、次の選挙ではぜったに投票しないでおこうというか、それぐらいしたくなるよね。
抗議にも、ヤジにもルールは必要だと思うんだ。ルールっていうのはね、ちゃんとそれに対する罰があるって事で、政党とか、議事堂という場に隠れて、声だけで罵倒するっていうのは、政治家という前に人としての資質を問いたくなるんだよ。新人議員が、古参議員にヤジの訓令を受ける、というのを聞いたことがあるけど、それもまさに、ヤクザの系譜じゃないの。
ハッキリいってね、例えば教育の場とか、そういう所ではルールを尊重することを教えるのに、国の代表である場の姿がね、ああいう品性のカケラも感じられない姿をしているのを見ると、誰だっておかしいと思うと思うんだよ。それがひいては政治不信に繋がるし、ある意味色眼鏡で見てしまうようになると思うんだよね。なんだ、ヤクザの世界と一緒じゃん、って。
政治家っていうのは、人から選ばれて仕事をする職業。ならば、人に選ばれるだけの品格と、真似されて然るべき資質をもっと考えて欲しい。
今年年初にもいったけどね、朝生って番組があるじゃない?アレでね、声が大きいだけで、人の話を聞かないヤツがいると、議論を聞いていて辟易する。ギャーギャー言い合うのがあの番組の売りだけど、やっぱりあそこまで極端になると、コレはただのバラエティ番組なんだな、と思ってしまう。何処かでディレクターがキューでも出してんじゃねぇか?って思ってしまうよ。
まぁ、悪態つくばかりでは、政治家のヤジと一緒だから、少し話を変えるけど、自民党の細田幹事長、ちょっと見直したね。麻生総理よりも今日は目立っていた。最初、自民党の三役が選ばれた時に、パッとしねぇな、と思ったんだよ。随分と政治から興味を失っていたというのもあるんだけど、目立った人を選んでいないな、と思ったんだ。総理の引き立て役、としても役不足って感じがしたんだ。
でも、今日の質問を聞くとさ、若干おっとりして辿々しい部分もあるんだけど、ちゃんと対立すべき民主党に対して、自民党の幹事長としての責務を果たしているという気がした。言うべきは言い、反対意見を述べる時は、ちゃんと目を見て物を言う。そして、煽るというか、挑発するにも、ちゃんと自信を持って挑んで言っているように見えたんだよね。
そして、さっきも言ったけど、それに対して民主党がヤジの声を上げる。それは見ていて痛快だったんだよ。民主党の議員がサ、まんまと乗せられてギャーギャー言っているのが、ものすごくちんけに見えたんだよ。そういう意味で、細田幹事長の戦略は正解だったね。
総裁が総理として施政方針で特定の野党に対して、何も言わなかった代わりに、党の代表が他党を攻撃する。それはルールとして適切だと思うんだよ。そして、それを忘れていた政治家、およびマスコミがまんまと乗せられて的はずれな評論をする。まさしく落ちぶれた政界を如実に現した姿だと思ったね。
まぁ、かつてルールを破った者が何を言っているんだバカヤロー、と思うかもしれないが、ルールを破ったせいで罰を受けて、それに従った私だからこそ、ルールすら存在しないごとき振る舞いをする者に対して、違和感を持つのだと理解していただきたい。
他人のせいにはしたくないけど、今の世界が混沌と混乱とモラル・ハザードで喘いでいるのは、ああいう人民の代表と称する者の資質が一番大きな要素かもしれないね。オバマ大統領だって、今はまだ何もやっていないから、幻想だけで浮かれていられるんだと思うね。
ここのところ悪態三昧だな。でも、それが私の大事な資質ということで(笑)。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。