おめでとう!朝青龍。本割りで全勝優勝とはいかなかったけど、見事白鵬を下しての優勝だ。誰にも文句は言わせないぜ、っていう気迫の優勝だったね。
最後の優勝インタビューを見てるとさ、なんか私と性格が似ているな、と思うんだよ。まぁ人間の大きさは比べようもないのだが、ある種の流れが似ているというか。勝った時とか、調子のいい時はものすごくはしゃいで、必要以上にイイ人になるんだよ。ほら、今日の朝青龍だって、ありがとうとか、クドいくらいに言ってたじゃない。トップに立つ人だからその心構えとして、ああいう言い方をするんだとは思うんだけど、なんとなくザマぁみろ感溢れるありがとうだったじゃない?
でも、先場所までというか、バッシングが起こったここ一年半ぐらいって、もうダメなところというか、他人から見てちょっと距離を置きたくなるような、そういう部分が露わになってたでしょ?その明暗が、ちょっと極端というか、オール・オア・ナッシング的というか。そういうところが、どことなく私に気質が似ているな、って思ったんだ。
でも、その暗いトンネルを抜けてね、朝青龍は確かに勝ったんだから、スゴイと思うよ。どん底かどうかはわからないけど、深い湖の底に一度タッチしてさ、そこから這い上がって水上にでたんだから。コレは誰が見ても称賛すべき所業だと思うんだ。コレでその暗いトンネルも伝説になったというか、イイ方向に開けるというか。
そういう人って、やっぱり特別なんだと思うんだ。そのまま潰れてしまうような、もしくは私のように壊滅予備軍みたいな人って、世間には掃いて捨てるほどいると思うんだよ。そういう意味で、私は朝青龍の活躍を、尊敬できるんだよね。本当に力だけでなく、スゴイと思うんだ、人として。
昨日例の江原某の本を読み終えたんだけど、なんとなくね、いろいろと考えることがあってさ。そのことはまた明日か、後日話そうと思うんだけど、なんとなく今日の朝青龍の優勝ともリンクしているというか、またしても時代ってモノを感じたんだよね。ちなみに、あれからいろいろ調べてさ、江原某に関しては、少し見直したところもあって。でも、なんとなくやっぱりあなたに言われるのはちょっと・・・、という気がするんだよね。そこら辺はまた、めんどくさい話のなるので、そういうのが楽しみな人は、やっぱりしまさんは悪態つかないと、という人はお楽しみに。
さて、滅多に雪の降らない香川。降ってもせいぜい昨日お見せした程度でして。それが、昨日は九州でも雪がじゃんじゃん降ったっていうじゃない?それならばと期待したんだよね。イヤ、寒いのはご勘弁なんだけど。
それで、昨夜はいつもより30分遅れの「どうでしょう」。アラスカでシェフナウ泉さん炎上を見てさ、昨日も言った結露に濡れた窓ガラスを拭いていたんだわさ。で、びちょびちょのぞうきんを絞ろうと思って窓を開けたらこのザマ。
あぁ、積もってます。実際は雨は夜更け過ぎに雪へと代わるだろう状態で、雨だと思ったらいつの間にか雪だよ、なんだけどね。
ただ、それだけ外は冷えているからさ、結露さんも一生懸命でさ。もうびっちょびっちょになるんだわ。おまけに、昨日の画像を見ていただければわかる通り、薬缶置いているからさ、乾燥防止に。それが拍車をかけるっちゃ、かけるんだと思うのね。諸刃の剣だと思うんだよ。なんかアトラスみたいな気分?本当に無限ループみたいなもんだよ。おまけに、ぞうきんも室内で乾かしているから、拭いたヤツをまた蒸発させて、また拭くみたいな。
それに、窓を開けてじゅっと絞るじゃない?吹き込んでくるのは寒風なワケだよ。手が冷たいんだよ。昨日はその後、久しぶりにギターを触ったんだけど、もうカジカんでなかなか動かないわけ。久しぶりに触ったせいかもしれないけど。
まぁそれでもね、久しぶりに雪を見ると少し癒されるね。豪雪地帯に住む人には、何を呑気な、と怒られるかもしれないけど、香川ってそれぐらいしか本当に突飛な事ってないんだよ。このまま明日の朝には、やれ鉄道が止まったとか、高速道路がチェーン規制とか、あっちこっちで事故多発とか、ちょっとしたパニックになるのも、またちょっと楽しみなんだよね。悪趣味ね。
でも、滅多にないことだから、そういうのがみんなちょっと興奮するのね。なんにもないちっちゃなうどんの国の、ちょっとしたハプニングなんだよ。そういうのでもないとこの無為な日常って言うの?そういうのに本当に飽き飽きする土地なんだよね。
だからこのままガッと降ってさ、なんて思ってたら、翌朝日が昇る頃にはコレ。
昨日とだいたい同じアングルで。
反対側。
もう溶けてます。コレではパニックにはなりようがありません。子供ですら、何も楽しみもなくしょんぼりしてしまいます。大人の私もガッカリです。
まぁそれでもね、昨日は土曜日だし、夜更かしして、このホンのささやかな興奮を楽しんだ人も多かったんじゃないかな?
さて、昨日は大統領就任コンサートを最後まで見たのですが、Garth Brooksが出てました。この人の楽曲に関してはぜんぜん知らないんですが、ライブが派手なことは知ってました。何かの映像で見たんだけどさ、根がカントリー歌手だから、使ってるギターはみんなアコギなんだよね。でも、ライブが最高潮に達すると、それをぶち壊す所が映ってたんだ。
ギターを壊すなんて、ロックの世界では半ば当たり前で、有名な所では、Ritchie Blackmoreとか正月に映像が流れてたし、X JAPANのYOSHIKIとかも無敵バンドで派手に壊してましたな。でも、私はGarth Brooksのギター壊し程、衝撃を受けたことはありません。
それはなんと、二人のギタリストが向き合って、互いにギターをまるでバットのように振り、ぶつけて粉々にするという、なんとも無茶なことをやってました。アコギだからさ、簡単に言えば木の箱なワケじゃない。それがぶつかるもんだから、もう本当にバラバラ、木っ端微塵。破片なんかが飛び散っちゃって、コレはもう一発勝負で、しかも決まると派手。それに比べるとエレキなんて、せいぜいネックが折れるぐらいでさ。壊すのにも時間がかかるし、見ていてなんかそれほどまでしなくても、ってかわいそうになる。
そんなことをやっていた方が、大統領就任式で賛歌を歌うわけですか。イイ時代になったものです。あのなんていうのか知らないけど、リンカーンの像のある建物の屋根で、しっかりSPが見張っていた下で、平和なコンサートでしたな。
なんてね、嵐の前の静けさ?それとも嵐の後?
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。