今日から普通の無職で無敵の引きこもりニート生活に復帰。昨夜寝る前にまたちょっと痛み出して、ナンだかなぁ?という気分になったのだが、本日はそれほど酷くなることもなく、違和感を感じながらも、掃除等々日常生活に戻っております。
引きこもりニート、などと言っておきながら、今日はお買い物の日。昨今、ネットでナンでも買える時代になったとはいえ、やはり運送料とかそういうことを考えると、近くに買いに行った方がイイモノもある。後はこう、バラバラと見ながらインスピレーションで買ってしまうこととか。
それで、まぁ、いろいろと物色しながら店を廻っていたのですが、ついつい用もないのに寄ってしまうのが、本屋。タイトルがわかっているヤツとかはネットで買うんだけど、なんとなくこういう感じ、という雰囲気だけで読みたいモノを探している時は、やっぱり実物をぱらぱらとめくってみるのがいいんだよね。といっても私の場合、文庫とか新書はだいたいタイトル買いなんだけどね。
で、今日はこんな物を買ってみた。
- Hobby JAPAN (ホビージャパン) 2009年 02月号 [雑誌]
- ¥880
- Amazon.co.jp
別冊とかムックとか、そういう物は買っていたんだけど、月刊誌は初めてね。今までも何度か買おうと思って、手に取ったこととかあるんだけど、なんだか躊躇しちゃってたんだよね。まだ初心者だし、最近はダブル・オーとかって言われても解らないし、なんて思ってやっぱり辞めてたのね。
でも、最近、ちょっと空いた時間に手に取るモノが無くて、しっかり読書するわけでもなく、パラパラとめくる感じの雑誌が部屋になくてさ。それで、買ってみたのさ。他に音楽雑誌とかも見てみたんだけど、なんだか知らない方ばかりが目白押しで(笑)。なんとなくさ、ずっとやっていた「みんなロックで大人になった」を見ていても思ったんだけど、私って音楽やっている割には、新譜とかに鈍感なんだよね。
PIXYが壊れた、って話は前にしたと思うんだけど、そのせいで、家でラジオが聴けなくなったんだよね。チューナーって物が部屋からなくなったんだよ。だから、前にFM聞いて最近の音楽の動向についていこう、なんてやってたんだけど、それが出来なくてますます、世の中と隔絶していっている感が否めないんだよね。
もっとも、昔からジャケ買いがほとんどで、音楽雑誌とかで載っているのを見て、おもしろそうって買って、初めて部屋でCDをかけてその音に触れるというのが常なんだよね。先に音を聞いて、コレだ、みたいなのは随分と無いなぁ。
このデジタルな時代に、私はどうしても紙の文化がないとダメな方で。ネットで見ていても、コレは資料になるな、と思うとついプリントアウトしてしまったりするんだよね。音楽も絶対にCDを買わないと、なんて思っているしね。
ごく最近だとガンプラ、あとはエレクラやり始めた頃とか、パソコンを初めて使い出した時とか、とにかく初めて何かをやる時に私は必ずまず、本を買うことから始めるのね。最初は初心者でも出来る、とかそういう謳い文句の入門書をずらっと買うのよ。それからちょっと基本的なことをやり始めてからは、そういうのがいらなくなって何をするかというと、業界誌を定期購読するようになるのね。業界誌とかいっても別に本屋に普通に売ってる、それこそ音楽雑誌とか模型誌とかなんだけど。
なんでそういうことをするかというと、半年とか一年とか、そういう雑誌を読んでいくと、なんとなく業界の流れというか、流儀みたいなモノを知ることが出来るのね。今はこの業界で、こういうのが流行なんだなとか、そういう感じのことがわかるようになるわけ。分かり易くいうと、同じ趣味を持つ人と会った時に、共通の話題としてこういうコトを話せばいい、ということがわかるようになるのね。
そういうことを感じつつ、実際の作業も進めつつ、でようやくそれが自分の血となり肉となりしていくのね。エレクラの作業のノウハウとか、そのおかげで身に付いたところはあるんだよね。前にも言ったけど、近くに詳しい人がいないから、聞いて覚えるとか出来なかったから、自分で本を頼りに独学していくしかなかったんだよね。
今ならネットで、いろんな情報が手にはいるから、そういうこともないのかな?と思っていたんだけど、やっぱり本を買ってしまう。その一つの理由として、やっぱりネットでは完全に自分の情報じゃない、という気がするからなんだ。あとは、ネットに上げられる情報って、やっぱりある程度熟練した人の情報なんだよ。マニアのための情報っていうのかな?初心者にはちょっと帯に短し襷に長し、って感じなんだよね。
本なら、買えば自分のモノで、どんなに扱おうがかまわないし、一番便利なのは、何処へでも持っていけるって事なんだよ。パソコンの操作をしながら、パソコンの情報をネットで見る、というのも便利なようで、案外あちこちクリックしたりしなくちゃいけなくて面倒だったり、マシン・パワーが追いつかなかったり。まぁ、本には本の不便なところもあるんだけどね。
よくお嬢さんなんかに、パソコン始めたいんだけど、なんて相談されることがあるんだけど、私はまず中古でもなんでもイイからまずマシンを買って、それと一緒に何か雑誌を半年とか買ってみることをお薦めしている。実習とテキストを同時進行で行っていけば、飲み込みも早いと思うんだよね。そういう風にやっていくと、必ず今の自分のシステムに不満が出てくるから、その時になって自分にぴったりのモノを選んで買えるようになっていればいい、ってね。その時に意外に、自分の手元に雑誌があると便利なんだよ。
さて、プラモ誌をずっと買い続けるかどうかは、未だわからないんだけど、実は定期購読したい本ってのはあるんだよ。それがコレ。
- サウンド&レコーディング・マガジン (Sound & Recording magazine) 2009年 2月号 [雑誌]/サウンド&レコーディング・マガジン編集部
- ¥980
- Amazon.co.jp
エレクラをやっている間はずっと定期購読していたんだ。それが、一度エレクラがストップしちゃったのを機に辞めていたんだ。また復活したら買おう、って思っていたんだけど、こんなに早く復活するとは思ってなかったからさ。どうしようかまだ迷っているんだよ。今日もちらっと見たら、買いたいとは思ったんだけどね。
こういう本は、実際に何かを動かしてないと、魅力も半減なもんで。でも、模型誌にしろ、音響専門誌にしろ、今自分の手元にそれがあるからね。本がないと困る、ってほどでは無いんだけど、なんとなく情報が限られてしまっていることが不安なんだよね。まぁ、もう少ししたら、ちゃんと考えようかなと思ってます。
ところで、今日って実は私の記念日みたいな日で。一年前の今日、壁の向こうから帰ってきたんだよね。それ以後しばらく幽閉生活は送らされるわけだけど、とにかく自由になった日なんだよね。あれから一年か、ってちょっと思ったね。一年前よりは、確実に幸せな日々を送っているのかな、とは思うんだけどね。本当の自由ってなんだろう?って考えたりするよ。
壁の向こうに追いやられた時、コレで自由が制限される、って事になったんだけど、でも考えてみれば今まで本当に自由だ、って思ったことあったかな?ってね。いろんなモノに縛られて、身動き取れなくなっていたような気がして、実はその時に解放されたような気にもなったんだよね。おかしな話なんだけどね。
自由っていいな、って人はいうけど、本当の自由は実は一番辛いんじゃないかと思うんだよね。責任を自分で負担しないといけないから。そのために課せられる足かせは、けっこう重たいものだよ。それを自由と呼ぶのか?って。なんだかパラドックスみたいだけどね。
それでは今日はこの辺で、ご機嫌よう。