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今週の始めに 静岡から娘夫婦が 急きょ帰省した。
嫁ぎ先で一大事が発生したためで、わが家には寄らずに婚家に直行。
婿どん (と言っても娘が嫁に行ったのだが)の実家は隣市で車で30分の距離だ。
着いても何の連絡もないから、力不足でも嫁として
いくらかはお義母さんのお役に立ててるかな と安心しておった。
ところが2日目になって、娘が熱を出したと婿どんに送られて来た。
ありゃま。。
プレッシャーで具合が悪くなるって 母親に似たんじゃろか。。
お義母さんのお役に立つどころか 心配のタネを増やしただけじゃん。。
「肝心の時にお役に立てなくて 申し訳ない」と言おうと思ったら
おらの顔を見るや否や、開口一番に婿どんが
「風邪をひいてるところを無理に連れて来てしまって すみません。
○○(娘のこと)は本当に良くやってくれてます。
去年からいろいろ頑張ってくれたから その疲れが出たんです」と。

その日はインフルエンザかもしれないと 病院に連れて行ってくれたそうで、
おらが知ってる男性には こんなことを言う人はいなかったがら
娘は常日ごろから 本当に大事にしてもらってるんだなと ありがたかった。
世の中、浮気だの不倫だのDVだの、妻を苦しめる男が多いが
かつて「娘さんを下さい」と頭を下げたことを忘れたのかと思う。
不出来な嫁であっても、親にすれば大事な娘だ。
婿どんは我われの大切な娘を預かっているという責任感を
7年経ってもずっと持ち続けてくれてるんだなと心から感謝した。
娘の風邪はというと 今度はおらに感染ったらしく
昨日はふたりで寝込んでいたもんで、ピノは少々いら立っている。(笑)