8/13 気仙沼に向かう途中、遠野市宮守の道の駅に立ち寄りました。
すぐそばに 宮澤賢治の童話 「銀河鉄道の夜」の モチーフになった
めがね橋が あるので、その写真を撮りたかったからです。

レトロな 五連のめがね橋 いまでも JR釜石線の 電車が通っています。
売店の 復興グッズコーナー

こちらは座敷わらしをもじった「座敷おやじ」
インドア派か~
つい突っ込みました。(笑)
面白そうでしたが 帰りにゆっくり見ようと、先を急ぎました。
…ところが 帰りに 立ち寄ると まだ7時過ぎなのに もう 閉店。。
ライトアップされた めがね橋
ちょうど走馬灯のように電車が走り過ぎ、まさに幻想的な銀河鉄道の世界

広場では、神楽が演じられていて、 次は なんと 『しし踊り』 が見れるとのこと

宮澤賢治の童話 『鹿( しし) おどりのはじまり』 を読んでから、
『鹿おどり』というものが どんなものなのか、ぜひ一度、見て見たいと思っていたので。

出演者でしょうか
さっきまで 無邪気に アイスを食べていた 娘さんたちに頼んで 写真をパチリ… 
鹿踊り は岩手県の北上高地一帯に伝わる 郷土芸能で、
地方によって 踊り方や鹿の形は違いますが、鹿の被りものを着けて演じるところは共通です。

実物を見たのは初めて
娘さんたちと同様、快く写真を撮らせてもらいました。

ちなみに これが 岩手に生息する 日本カモシカ わが家のまわりでも たまに 見かけますね。

写真はお借りしたものです。 毛が ふさふさしてるところが 似てるかな
でも、今回の遠野市小友町の 『山谷獅子踊り』は 「鹿」ではなくて「獅子」ですが…
どこが違うのか、勉強不足で わかりません。。 (-ω-;)
いざ、 スタンバイ

さっきまでとは 打って変わって キリッとした 表情が りりしいですね
いよいよ 笛や太鼓の拍子に合わせて、いっせいに 踊り出します。
彼女たちは獅子といっしょに踊る 剣舞(けんばい)だったんですね。 高校生でしょうか。若いです。

獅子も 頭を振りながら、ダイナミックに 踊ります。
ストーリー性があるようですが、どうやら 宮澤賢治の話のとは 違うようですね。

宮澤賢治の話は こうです。
嘉十が 草むらに置き忘れた手ぬぐいを見つけた六頭の鹿たちが初めて見るものを
怪しい生き物と勘違いして、 かわるがわる 出て行っては、嗅いで見たり、なめてみたり…

とうとう 「大きなかたつむりの干からびたのだ」 (爆) とわかって、
グルグルグルグル 輪になって うたい踊るというもの。 鹿たちの やりとりがユーモラスです。

山谷獅子おどりは 勇壮なので、きっと 別のストーリーがあるんでしょうね。
でも、見ているうちに 『遠野物語』の世界に タイムスリップしたような 気がしました。
なお 「やまやししおどり 動画」 で検索すると、実際の踊りを見ることができます。
ぜひご覧くださいね~
ヾ(oゝω・o)ノ))