帰宅 いいなあ… この時間が一番好きだ。 大勢の人、人、人…。 みんなイライラして 私を待っている。 一日に何度も 階段を昇ったり 降りたり… 部屋の中を ぐるぐるぐるぐる… 自分でも目が回る。 貼り付けた笑顔をはがすと 汗でなんだか しょっぱい。 帰ろ。。 わが家へ。 あの山の手前あたりかな。 それまで、気を失わないように… うんざりするような慌ただしい 毎日のくりかえしだけど、 「いつもと変わらないこと」 …それがいちばんの しあわせ、か。