やっぱり同じところに戻ってしまう

れんまさん もさっきおしえてくれたけど、

稲城市のＨＰ(2008年3月5日）の記事

｢府中地区スマートインターチェンジ社会実験準備会の設立｣

なんですが、記事を読む限り稲城市にとっては｢稲城市民にとって利便性の向上になる提案と考え～｣なんてあって記事のエネルギーはとても嬉しそうなんです。

一部の府中市議会議員の方々も｢なんだかこの建設計画だけど、府中市民に利益をもたらすというより稲城市よりにメリットがあるようにしか感じられないんだよね｣とおっしゃっていました。いうまでもなく同感です。

調布ＩＣのたった府中寄り２キロに稲城ＩＣがあって、そこを利用して建設しようとすれば山梨への上り＆下りができるものの、あえて稲城から府中寄りにたった１キロの場所にスマートＩＣを建設しようとする不可解さ。

稲城大橋は無料化になるようですが、ちなみに背負った借金は40億円以上あるそうですよ。

あらためて繰り返しますが、私たち近隣住民にとったら今回のスマートＩＣ建設計画は環境汚染も増大するし、あとは自動車台数も格段と増えるし、それによって生活する上での危険も増えるから｢私たちの人権よりも利便性なの？それにそんなに府中を活性化させる計画なんですか？｣に結局戻ってしまう。

愚者な私にはまったく理解ができません。

それでもってオウムのように同じ話の繰り返しになるが、やっぱりくやしいのが、この稲城市の上の記事で平成20年2月29日（金曜日）に府中市役所で、府中市長を会長とし、国土交通省、東京都及び中日本高速道路株式会社の担当部課長をメンバーとした「府中地区スマートインターチェンジ社会実験準備会」が開催されました。

ってあるけど、平成20年の３月終わりから、私たち近隣住民たちが｢新聞で報道を見たのですがこの建設計画の詳細についておしえてください｣って何ヶ月も何十回も市の担当者に聞いてもいつも

｢まだ決まっていない｣の一言。

これって住民に対しての詐欺になりませんか？

今日メディアの取材でこの話をしたら、｢市や県によって、こういった手法で計画を強引に進める場合ってあるんですよね・・・｣って言ってました。

どこかの誰か様から｢あなたがこういった状態になったのはわかりますけど、府中市はダイジョウブかという表現はどうか？｣なんていうありがたいご意見をいただきましたけど、トップの市長に誠意ない対応をされ続けている住民からすれば、府中市は｢住民無視の行政＝ダイジョウブですか？｣って解釈されても仕方ないのではというのが正直な気持ちです。

議会で話し合われない謎の計画

知り合いの市議会議員の先生たちに今回の府中スマートIC建設計画の話をすると、決まって返ってくる言葉が

｢いやーーー、そんなことになっているとは知らなかった！議会でも話はあがらなかったし、もうちょっと早ければ｣

｢今回の建設計画に関しては『環境建設委員会の中で非公開で行われているから』こちらでも把握できなかった｣

ということ。

あと、あるメディアの記者の方からおしえてもらった情報としては、その環境建設委員会（定数7名の市議会議員により成り立っている委員会）のひとりの市議会議員の先生も「今回のスマートICの建設計画に関してそんなに反対が出ているのは知らなかった」と驚いていたとのこと。

最初の頃は、｢えーーーっ、そうなんですか？もっと早く先生たちと知り合ってお話できればよかったのに！｣

なーーーんて私たちのタイミングの悪さを嘆いていたのですが、よーーく考えてみると変な話。

何度も書いているけど、いくら簡易なスマートICといえども1万や２万でできるものではないし、ウン十億単位のお金が動くのである。事業としたら小さい事業ではないはずである。そうであるのに、非公開の数人の委員会で閣議決定のような形で決定して本議会ではお話もあがらないという不可解さ。

密室市政とか、密室体制であるがゆえに偏った利権からたちあがったプロジェクトで、癒着や談合という噂がたっても仕方ないのではないのでしょうか？

今回の反対メンバーでブレーンの一人でたくさんのアドバイスをくださる一人の方がある発見をしてくれました。

それは、府中市議会のHP の中の「会議録検索」という項目があるんだけれども、「スマートIC」とか「スマート」とか

「インターチェンジ」とか該当するワードを検索するとひとつだけ検索にはひっかるけれども（昨日までは0検索だけどさっき試しにやってみたらひとつだけ検索できました・・なんか不思議）、いずれにしても府中スマートIC建設計画について具体的に議論されていない。

つまり、わかった真実というのは、やはり市議会の会議では、まったく今回の建設計画が話しに出ていないということ。

近隣住民の私たちは狐につままれたような状態である。

「闇のプロジェクト？」と言われても仕方ないですよね。

東京都府中市と我々住民の常識観の差異について

以前の過去記事で「東京都府中市長にメール」 　←よろしければご参照を☆というのをUPしました。

内容としては、これはざっというと去年2008年6月2日に府中市長に直接手渡しで代表５名で反対要望書と264名の反対署名を渡しに行って、その後先方からはなしのつぶてなので、どうしたものだと思い今年の４月のはじめに府中のHPから、「市長への手紙」というコーナーから正式文書のお返事をくださいと送ってみたというコンテンツです。

府中市長宛てにメールを送信した後に知り合いの市議会議員の先生に、去年から返事が来ない件を話したところ、その先生が府中市に返事をしない旨を聞いてくださったのです。・・・・・がそこで府中市から驚愕の回答がきました！

それは、府中市としては、私たち近隣住民たちが府中市長に手渡したのは「反対要望」ということで「要望」ということだから返事の義務はないとの見解で、しかし、今回メールを送ってくださったので返事はするつもりです。とのこと・・・・・これって理解に苦しむんだけど誰か説明してくれる人いますか？？

「反対要望」に対して返事の義務がないっていうコメントと、しかし　今回メールをもらったのでちかじか返事はします・・・・・？？？？？まったく意味不明なんですよね・・・・・

っていうか、いっちゃなんだが、今回の府中スマートIC建設計画については、一事が万事、府中市都市整備部はおそろしいほどにこういった「のれんにうでおし」「ぬかにくぎ」「馬の耳に念仏」的な姿勢を美しいほどつらぬきながら私たち近隣住民の質問ご意見に対して対応してくる。

最近までこういった対応でカッカしていた私たちだが、最近は「こんなんで大丈夫？」と府中市都市整備部自体を心配し始めている。

あっそうそう、それで最初に戻りますが、府中市からお返事メールがきたからご紹介します。

こちらはN府中市長からの正式な文書を求めていたのですが、そこから当然のごとくブッチされました。

以下ｺﾋﾟﾍﾟ（名前等ははずしましたのでご理解ください）

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市民の声に対する回答 受信日：2009/04/15 16:03:27

計画課の計画課　０１です。ただいまの時刻は2009/04/15 15:58:09です。

○○○○様

いつもお世話になっております。
４月５日にいただきましたメールについて、添付文書にて回答します。
ご確認のほどよろしくお願いします。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　府中市都市整備部計画課地域まちづくり担当
　技術職員　○○○○　
　TEL 042-○○○-○○○○

FAX　　 042-○○○-○○○○　　　
E-mail　 省略
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

（以下ワードにて別添）

市民の声

スマートインターチェンジの建設について

お問合せの、平成２０年６月２日付のスマートインターチェンジの建設反対の要望書に対しての回答につきましては、検討が進んだ段階で説明会を開催するなどし、説明を尽くしていくことで、平成２０年６月にY様へお伝えしております。
本市といたしましては、今後も皆様のご理解を得るべく鋭意努力してまいりますので、何とぞご協力いただけますようお願いいたします。

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以上

って・・・開いた口がふさがりませんでした（笑）

こちらが望んでいない職員からの回答はもちろんのことですが、「平成２０年６月にY様へお伝えしております。」

という一文・・・？？なんでしょう、こういう文章って正式文章で使われる言葉でしょうか？

この文章について府中市の都市整備部のA課長に聞いたところ「Yさんに電話でお伝えしていますので」の一点ばり。っつうか、今回の計画だけど億単位のお金が動く事業なわけだし、それについての答えが「電話で伝えたから？？」ってこちらは再び理解不能状態。

ちなみにYさんも一緒に反対運動をしてくれている方なんだけど、Yさんにお尋ねしたところYさんは全く記憶にないそうです。

で、Yさんはとても不愉快になって電話でこの件を再度問い合わせたら、A氏の答えは「まだ決まってないということをYさんに伝えました」と言ったそうな。

？？？？って「まだ決まってない」ってさーー、去年の２月の終わりで今トレースすれば、府中市が今回の計画を新聞発表しているわけですよね、それでなんで決まっていないとか言えるのか？？

茶番？煙に巻く？しかとする？その場限りのテキトーな対応としか感じられない市の対応に口あんぐりです。

あまりにもひどい訳がわかんない対応なので、「いい加減ですよね、近隣住民に正式文書も出さないで進めるんですか！」ってこちらが言ったら、

A氏曰く「府中市はそれでいいんです」だって。

絶句な私たち・・・

あまりにもあきれて「みなさん、今の聞きましたよね？（このときに近隣住民の方も数人いたのだが）」と言ったら、

再びA氏曰く「いやいや、そういうつもりではなくて」ですって。お話にならない。

とにかく読んでいる人もあきれちゃうと思うけど、府中市都市整備部の人と近隣住民のやりとりって、いつも大体おおかたこんな流れで会話しているんですよ。普通の人は頭痛くなるし、目も充血してくる。息苦しくもなってくる。人によったら血圧とか心拍数が異常に上がったとか言っています。

あまりにも馬鹿馬鹿しいやりとりですが、これもテープに録音しています。

軽々しくこんなこと言ってはNGかもしれないけど、ダイジョウブですか？？