【最近の練習方法】 | おびわんくんの日常

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ギタリスト/作・編曲家&音響エンジニア
川島隆臣のブログです☆彡

 最近、音楽制作はギターソロ曲のアレンジがメインなんだけど、DTM(PCの卓上音楽)は元々PCが苦手なものだから、音楽ソフトや音源などの機材は使っていないと操作方法などを忘れてしまいそうになるから(笑)、普段の練習時からDTMの関係の機材を使うようにしているんだよ。

 これまでは自分が演奏するのに自分さえ理解できて、記録として残れば良いって感じだったけど、AGB(Acoustic Guitar Book(参照))の掲載があるのでアレンジしたすべてを楽譜&TAB譜に清書したものを残すようにしてるんだけど、せっかく楽譜のデータがあるのだから、その楽譜を元に沙汰にアレンジの幅を広げてベースやドラム、ストリングス(弦楽)セクションやホーン(管楽)セクションを足してバンド、もしくはオーケストラをヘッドフォンで聴きながらソロギターの練習をしてたりするんだよ。。

 ・・・これまでは曲のアレンジが済んだ後は味気ないメトロノームのカチカチ音や、PCでのドンカマ(ま、メトロノームみたいなもの ギョーカイ用語?)だったから、豪勢で厚みのある自前カラオケでゴージャスなメトロノームだね(笑)
曲の暗譜がある程度進んだら自前カラオケは外してギターソロ曲として完成させるんだけど、カラオケをバックに練習していると足りないフレーズに気が付いたり、反対に多すぎるフレーズに気が付いたりコード(和音)の勘違いや、もっと面白いベースラインを思いついたりとこれまでにない感覚で音を作れるのが面白かったりするんだよ。

 手順を紹介すると・・・
ソロでの演奏だとヘッドフォンは使わずにギターの生音だけを聴いているんだけど、音源①を使った自作カラオケ(ドラムやベース、ストリングスやホーン)を聴くために②ミキシングコンソールに①音源や③マイクの音をまとめ、③PCの画面上の楽譜を見ながらギターを弾ているんだよ。

①音源 Roland SC-88Pro
 DTMでは化石のような機種(笑)
でも、外付けのマシンだからPCに負担をかけずにサクサク駆動するから便利なんだよ。
気分が乗ったら生音のVST(音源ソフト)で更にリアルな音作りをすることがあるよ。

 

②ミキシングコンサール Mackie Pro FX22 v3
比較的安価で優れたヘッドアンプが内蔵のアナログミキサーで、アナログが主体だけどPCへの信号の送信などはデジタル処理ができるので、遅延はほとんど感じずにアナログ↔デジタル変換ができるんだけど、やっぱりデジタル信号の流れは理解しにくい!(笑)
ちなみにヘッドフォンはおなじみのド定番 SONY MDR-CD900ST


③PC画面上の楽譜 ABILTY 4(インターネット社)
次次回作で予定している曲の楽譜(曲名が分かっちゃうのでメロディは消してる 笑)
この曲ではリズムギターとエレクトリックピアノ、ドラム、コントラバスのバンド形式のアレンジになってるよ。


 

 他の機材としては、リバーブ(残響 エコーの一種)をミキサーのMackieに内蔵されているものではなく、密度が高くて繊細な音色のデジタル・リバーブレーターYAMAHA Pro R3(写真下)をミキシングコンソールに繋ぎこんで使っているよ。
優れたリバーブ音なんだけど、編集がしにくいからレコーディング時には使っていないんだけど、現在使えるように研究中!
ちなみに、音の粒を揃えるコンプレッサー/リミッターdbx 160A 写真上 dbx 166 写真中)は、音量の差が大きいハープギター(参照)などのレコーディング時に音の粒を揃えるために称するけど、SAKURAなどの6弦ギターには使ってないんだよ。


 

 

 それと、おなじみのマイクロフォンはSONY C-38B(参照)
漫才マイクと揶揄されることもあるけど、世界に誇る国産マイクでオイラは30年以上使い続けているよ。
湿気が大敵のコンデンサーマイクなので、録音の本番以外では中に乾燥材を詰め込んでビニールで覆ってヒモでグルグル巻き状態で音を聴いているよ(笑)


録音本番時

 


団 鬼六 状態(笑)

 

 今回はちょっぴりオタクなお話でしたとさ(^^v

 

 

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ギタリスト川島隆臣のデモ演奏集

① ギターソロ

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