【SONY C-38B】 | おびわんくんの日常

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ギタリスト/作・編曲家&音響エンジニア
川島隆臣のブログです☆彡

SONY C-38Bってのは、日本が誇る電機メーカーソニーのマイクロフォンの品番です。

フォルムはレトロだけど、中身は素晴らしいんです♪

現場では「サンパチ」「サンパチビー」と呼ばれる名機で、漫才や落語などの演芸や、公開録音などで客席の拍手や笑い声などを収音するのに使われ、テレビでもよく見かけるマイクなので「漫才マイク」などと陰口を叩かれる事もあります(笑)


でも、1970年に発売開始となってからも、まだ現役の機種として製造が続いていたりします。


確かC48って後継機種も現れましたが、すでに廃番となっていて、「サンパチ」は生き続けていたりします。


定価で1本¥180,000もする機種ですが、輸入物のレコーディングスタジオ定番の「ノイマンU-87」の1本40万円に比べると、音色のキャラクターは違うものの、品質では決して劣らず、その昔にはアンディ・ウィリアムスがレコーディングに好んで使用してたという記事を読んだ記憶があります。

(アンディ・ウィリアムス 若い方にはわからないかな?)


neumann u87 


昨年リリースした「青鯨の哭いた夜(あおくじらのないたよる)」も、アコースティックギターとクラシック・ギターの録音はSONY 38Bを2本立てたステレオ録音での多重録音での作品で、角が立たない自然な感じに仕上がったと思ってます。


アルバム「青鯨の哭いた夜」


久しぶりにこのマイクを立ててみました。

新しいギター「Ayers SJ07-CS New Hill SAKURA」のデモンストレーションで、レパートリーの中から、ギターソロ曲をYouTubeに数曲アップしてみようかと考えています。



ひと月に1曲程度のつもりですが、今は楽曲の制作中なので準備だけ。。

試しにちょっとだけ録ってみたけど、すっごく良い感じ!



stay tuned‼️(笑)


◆ブログタイトルの横に「※印」が入っている記事はYouTubeなどの映像をリンクしてあるものです。

良かったら過去ログも見てくださいな☆