ほんとのことをいうと | 珈琲にハチミツ

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プロレスの話などをつらつら綴るブログです。

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人の記憶なんていい加減なもの。自分に都合の良い部分だけこしらえて、ずいぶんと事実を書き換えてしまう。思い出は美化されていくものだし、ついつい現行のプロレスを批判しがちだ。不満や目に付く欠点をあげつらう行為は、いまのプロレスを楽しんでいる人の目の届かない範囲でひっそりとやってればいい。いちいち拡散するなって話です。日々自戒しなければならない。


だからなるべく今に目を向けたいと思っている。アンタは破壊王回顧録なんて思いっきり過去に舵を切って、時代に逆行するようなブログを書いておいて何事か!と叱られても仕方がない。それとこれとは話が別と居直るほかない。


それと、どうしても違和感が拭いきれない話があるので、今やっとかたちにしてみる。柴田勝頼の復帰戦についてである。まさかの事態に復帰を危ぶむ声は少なくなかった。それはいい、本人の意思や団体の意向に対して、いちファンがとやかく言ってもはじまらないだろうと、はじめはそんな感じだった。ところが、次第にこの復帰戦に対して覚悟を決めると言い出すファンがでてきた。ひとり、またひとり、私も見届けますと、悲壮感の連鎖は止まらない。ちょっと待ってほしい。たかがプロレスを見るために、ファンがそこまで重いものを背負わなければいけないのかよ?と。これから柴田のカードが組まれる度に、毎回重苦しいムードが漂うのか…これはショーとして成立していないのではと、不思議でならなかった。自分は否定も肯定もしない。普通に見る。これで充分。


プロレスは見て楽しむものです。子どもからお年寄りまで楽しめるのがプロレスです。



ほんとのことをいうと、こんな小言は自分自身の不満の解消でしかないのかもしれない。ただ周り一辺倒では面白くないので、ひと言意見を書いてみました。



以上