と、言い切れるほど棚橋弘至の自信は深い!
だが事実でもある。これまで棚橋が抗争を繰り広げてきた相手の幅は広い。
-オカダ、中邑、柴田、内藤、AJ、みのる、矢野、バーナード、後藤、小島、永田、TAJIRI、武藤-
「中邑と柴田の関係がクローズアップされましたけど、ここの関係性よりは棚橋と中邑、棚橋と柴田の関係性の方が強いんですよ。-中略-だからそのへんは地味な作業なんですけど、試合後のコメントだったり、試合前の意味づけだったりをいろんなところで繰り返してきたことの強みというか。その時々でこの試合がどうにか盛り上げるためにっていうことでやってきたんですけど、それが積み重なって出来上がったんじゃないかと。」
本人談
「だから試合の意味づけなんかを伝える作業の重要性をいち早く理解してましたね。それがないと、ただ闘って過激な技に走って試合内容をエスカレートさせるしか方法論がなくなってしまうんで。」
本人談
これらは2015年ゴング誌によるインタビューより抜粋したもの。
そして、今巷で物議を醸している試合の危険度について一言、技の危険度にいちファンはとやかくいうものではないと個人的には思っている。各レスラーの裁量が全てではないかと?極端な話、ボクサーに危険だからパンチを出す(受ける)のはやめろと言えますか。と…常に危険と隣り合わせのリスキーなジャンルである格闘技を「選んで」見ている。「選んで」やっているわけなのだから。
もちろん避けられる範囲でリスクは避けるべきである。そういえば2009年に今後の事故防止のため、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリングノアを中心に、団体の垣根をこえた統一コミッショナー設立の話があったが、これはなかった事になっているのかな???
今回、本間選手と柴田選手と相次いでアクシデントが起こったが、騒がれるのは一時だけ……ほとぼりが冷める頃にまたアクシデントが起こらないことを切に願う!
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