2025年1月号おびクリニュースを転載します。
Q. 超加工食品は体に悪いと聞きましたが、何を気を付ければよいでしょうか?
A.最近、「超加工食品」という用語が使われるようになりました。
超加工食品とは、「糖分、塩分、脂肪分を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を加えて工業的過程によって作られ、常温でも保存できる日持ちする食品」(米国糖尿病学会)と定義されています。
Googleで調べるとマーガリン、菓子パン、カップ麺、クッキー、ポテトチップス、ビスケット、ハム、ソーセージ、朝食用のシリアル、冷凍ピザなど無数にでてきます。
調理は手軽で、日持ちもするし価格もリーズナブルですから、よく売れるわけです。
ところが、ここ数年、ブラジル、米国、フランス、英国、そして中国からも超加工食品は心臓病、脳卒中、糖尿病、認知症のリスクを高めるという報告が相次いでいます。
人間の体は地球上の他の生物の命を頂戴して、自分の生命を維持するように作られています。
土の中にも、海の中にも存在しない、化学反応を用いて合成した食品を過剰にとり続ければ、いずれ体におかしな反応が起こるであろうことは、容易に予想できます。
対策については
①食材を素材のまま入手し自分で調理する
②油や調味料などをあまり使わない
③洋菓子は避け、果物やドライフルーツを選ぶ
などが推奨されています。
私は、もし、その食材を土に埋めたらよい肥料になるかどうかを考えて選んでいます。
よい肥料にならないものは、体によくないと考えて避けるようにしています。
ところで、東洋医学では医食同源という思想があります。
普段から体によい食事をとり、病気を予防する。食生活の改善から取り組み、それで治らなければ初めて薬を用いるという思想です。
このように、こつこつと自分を律する努力を重ねた方は、病気になる確率が低くなります。
努力を嫌ってトクホやサプリに頼りたくなるのも人情というものですが、基本練習を怠って試合に臨んでも、勝てる道理がないのと同様に、安易な道を選んだ人にはそれなりの結果しか得られません。
今後、現政権が続けばザイム真理教が理想とする、増税、低医療、低福祉、低年金が着実に実行されます。
その時、苦労されるのは、弱い立場にある患者さんと、そのご家族です。
同窓会で笑いながら病気や入院の話題ができた時代は過去のものとなりました。
10年後、20年後には、簡単に医療も介護も受けられない国になります。
年金も貯金も治療費と介護費用で飛んで行く時代です。
健康であれば精神的、肉体的自由が無限に広がり、同時に経済的自由も伴ってきます。
たくさんの病気を抱えれば、その反対が待っています。
医食同源の実践こそ賢者の選択です。どうか一日も早く、健康を維持していくことの価値に気づいて頂きたいと思います。
その前に財政赤字という病気を前に、会計検査院からの無駄遣いの忠告を無視し、支出抑制という自分と支持者に厳しい努力を怠り、増税という最も安易な方法を画策する怠け者達に、政権交代という「喝」を入れることが必要かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました![]()