脳の仕組み(忘却曲線) | 個別指導塾プラスの塾長の塾と本のブログ

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栃木県鹿沼市の個別指導塾プラスの塾長のブログです。
鹿沼生まれ鹿沼育ちの塾長が鹿沼の子の為に開いた個人経営の塾です。
読書大好きなので本の紹介もしています。

昨日に続き、脳の仕組みからの

科学的勉強法です。

しばらく、この本から役に立ちそうなところを

ブログに書いていこうと思います。



人間の脳の記憶は

初めの4時間の間に半数近くを忘れ、

その後は、残りの記憶を少しずつ忘れるという

曲線を描くことがわかる。

つまり、10個の単語を暗記したとして

4時間後には暗記した単語のテストを行なうと、

10個のうち、5個程度しか思い出せない。

しかし、24時間後にテストをしてみると、

覚えている数は3,4個であることがわかる。

また48時間後には2,3個です。

つまり、覚えた直後にどっと忘れてしまって、

それを乗り越えて残った単語は

わりと長く記憶されている傾向がある。

コレを「エビングハウスの忘却曲線」という。



テスト直前の詰め込みはおすすめしません。

しかし、どうしてもやむを得ない状況になったら、

前日の深夜に詰め込むよりも、当日の早朝に詰め込むこと。

そうすれば、テストのときに覚えていられる確率が高くなる。

テストまでの4時間が成否を左右する。



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