昨日に続き、脳の仕組みからの
科学的勉強法です。
しばらく、この本から役に立ちそうなところを
ブログに書いていこうと思います。
人間の脳の記憶は
初めの4時間の間に半数近くを忘れ、
その後は、残りの記憶を少しずつ忘れるという
曲線を描くことがわかる。
つまり、10個の単語を暗記したとして
4時間後には暗記した単語のテストを行なうと、
10個のうち、5個程度しか思い出せない。
しかし、24時間後にテストをしてみると、
覚えている数は3,4個であることがわかる。
また48時間後には2,3個です。
つまり、覚えた直後にどっと忘れてしまって、
それを乗り越えて残った単語は
わりと長く記憶されている傾向がある。
コレを「エビングハウスの忘却曲線」という。
テスト直前の詰め込みはおすすめしません。
しかし、どうしてもやむを得ない状況になったら、
前日の深夜に詰め込むよりも、当日の早朝に詰め込むこと。
そうすれば、テストのときに覚えていられる確率が高くなる。
テストまでの4時間が成否を左右する。
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