こんにちは。
いつもお読みいただきありがとうございます。
日曜日なのにあいにくのお天気。
昨晩から雨や風が雨戸を打つ音がうるさいです。
今朝も、昼間も、そして日の暮れた今も。
こんなに長時間、風雨にさらされる日もあまりないように思いますが、
それも春ならではの気候といえるのでしょうか。
昨日は銀座周辺で桜が咲いているのを見ましたよ。
この画像は日本橋の桜です。
風情がありますね。(あるんですよ。)
人が映っていた部分を大胆に切ったので、江戸情緒が見え隠れする部分がなくなってしまいました。
画像にみられる高速道路は、日本橋の真上にかかっているのですが、今後地下に埋める工事をするとのこと。
橋の美しさがより引き立つようになるその日が楽しみですね。
それでは本日は指輪がスッと入るデザインについてお話ししようと思います。
(本日、アトリエでのお仕事風景をご紹介しようと思っておりましたが、ここ2~3日、所要もありアトリエに行っていません。
また別の機会に作業風景をお見せしますね。)
指輪のサイズというのはお一人お一人、ご自分のサイズを知っていらっしゃるでしょうか?
リングをよくはめる側の手の、よくはめる指のサイズ、
だいたい〇〇号(番)くらい・・・といった風にお分かりになっていることが多いと思います。
ばっちり「私は何番」とお答えになる方もいらっしゃいますが、
たいていは測りなおしますか?とお聞きすると、
「その方がいいですね。お願いします。」とおっしゃいます。
理由は、指のサイズというものは、体調や季節で1~2号はその都度変わってくるものだからです。
去年までは何番だったけど、今年になったら緩くなった(もしくはきつくなった)ということが頻繁にあるため、
「だいたい〇号ぐらいかなあ~」という風にしか答えられないのですね。
なので、お店ではご購入される前にサイズをきっちりと測って差し上げます。
当然、その後もサイズは変わることはあると思いますが、
まずはこれを決めなければ1本の指輪を選ぶことができませんから。
ここまでは一般的なおはなし。
つまり、
・サイズはよく変わる。
・お店で測るのが一番正確。
↑これ、常識とされています。おおむね間違いありません。
でも、お気づきですよね、矛盾してるってことが。
だって実際のサイズはころころ変わるのに、お店で言われた大きさを絶対視しているのですから。
実をいうと、そこにこだわると、高価なジュエリーなんて買えやしなくなってしまいますので、普通はあんまり話題にしたくない問題なんです。
お店側としては、「とにかく入ってしまえば大丈夫!」として、細かい問題は先送りして、お気に入りの指輪をまずは探してもらいたいのです。
「先送り」とは、
今後もしサイズが合わなくなったらお直しで対応ということなんですね。
それって、最終手段ですよね・・・。
いい方法とはいいがたいと思うけど・・・。
ですので、私はここにあえて着目して、今回の問題として取り上げたいと思います!
リングのサイズを測るのに使用する、サイズリングというものがあります。
細目でシンプルなわっかで、1番から30番くらいまで番号が付いたわっかがジャラジャラと連なっていて、ちょうどよいサイズをはめてみて探すというものです。
それをはめてみたとき、
きっと誰しもがちらりと頭をかすめるであろう気がかり・・・。
指関節で少々引っかかるかな?という感覚があるかと思います。
それを含めて、店員さんに言われるままに、
「関節が引っかかりますか?では1号分大きくして〇号ですね!」
ということでサイズを決定されていないでしょうか?
関節が邪魔して入らなければ、ひとつ大きいのにするしかありません。
でもそれをすると、今度は根元にリングが納まったときにちょっと緩く感じないでしょうか?
また、関節がかなりしっかりしていると、根元部分との差が大きくなり、
緩さはちょっとどころではなく、つけている間にくるくる回って厄介なことになってしまいます。
なので、、、
・サイズリングだけでサイズが正確に測れるのでしょうか?
・関節と指の根元との太さの違いをどう解決する?
・そもそも、しょっちゅう変わる指の太さに対応するにはどうしたらいいでしょうか?
・つけ心地がすっきりしないリングをNO!という勇気はありますか?そしてNOといった場合、何を選べばよいのでしょうか?
といった問題があると思いますので、解決策を考えてみたいと思います。
つまり、
関節がしっかりしている、サイズの見極めが難しい、そういった方のための裏技的な知恵といったものとなります。
次回に続きます。