今回は発表もしてきました。今回のテーマは
「肛門部の神経因性症状に対する疎経活血湯の使用経験」
です。通常の診察や検査では原因が特定出来ない肛門の痛みを訴える患者さんを時々経験します。そのような場合に疎経活血湯という漢方薬が有効なケースがあります。詳細は省きますが、処方を行なった24例のうち75%で有効でした。
日本全国から専門医が集まる学会なので、痔核、痔瘻、裂肛について様々な発表と知見に接することが出来る機会です。最終日には分娩による肛門領域の外傷や直腸会陰瘻など女性に特有の肛門疾患についてのセッションもあり普段なかなか経験しない疾患、術式を勉強することもできました。
2日間で学んだ知識を明日からの診療に役立てたいと思います。
オマケ