ご報告
一昨日の8月6日夕方5時30分。あずきが息を引き取りました。11歳と5か月の犬生でした。先月、悪性リンパ腫と診断されて約1か月。最後の数日は流動食も受けつけず、口にするのは水だけの日々でした。
夏休みまで何とか持ちこたえ、亡くなる日の朝は海への最後のドライブに付き合ってくれました。夕方、残務を終えて自宅に戻りしばらく一緒に過ごした後、まるで帰りを待っていたかのように僕の腕の中で静かに息を引き取りました。その瞬間、可愛い尻尾がほんの僅か左右に揺れました。きっとあれは「さよなら」の合図だったのでしょうか。
全ては偶然なのかもしれませんが、ずっと家族のことを考え、僕らの願いをかなえ、健康を気遣ってくれながら、安心して旅立っていったように思えてなりません。この1か月、繰り返す嘔吐と下痢のせいで体重が減り続けましたが、辛くても、鳴声ひとつあげず、我慢づよく、最期まで凛々しく立派に生き抜いてくれました。そして2日後の朝、大好きなおやつとおもちゃに囲まれ、あずきへの手紙と家族の写真を携えて、家族が作ってくれた、犬ふぐりの花柄の棺に納まり、8月のお空に上がっていきました。
トレーニングの甲斐あって、セラピードッグという資格も与えていただき、内視鏡検査や手術の際には患者さんに寄り添ってくれました。クリニックの中だけではなく、通りを行き交う人々にも優しく接し、癒しを与え続けてくれました。11年という歳月でしたが、最期まで美人で凛々しく、賢く、人々に寄り添う、最高の家族でした。今頃は天国で走り回り、大好きな鶏肉を頬張っていることだとおもいます。11年間僕らの家族で居てくれて本当にありがとう。またいつか何処かできっと会えるね。それまで天国でゆっくり休んでください。


