たばこポイ捨て年1800本…エスカレートさせた会社員「掃除の人の悔しい思い想像し解放感」。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 北九州市門司区の路上で今年2月、たばこの吸い殻のポイ捨てを繰り返したとして、福岡県警門司署は同市の50歳代会社員の男を、廃棄物処理法違反容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。男が捨てた吸い殻は、年間約1800本に上るとみられており、同署は吸い殻を集めるなどした門司区の男性(74)に対し、捜査に大きく貢献したとして感謝状を贈った。(山下雅文)

 

 男性は4年ほど前から、自宅近くの道路の清掃や草抜きをボランティアで実施。昨年以降、同区大里新町6丁目の交差点付近で、毎日のようにたばこの吸い殻が捨てられているのに気づき、拾い集めるようになった。銘柄は同じで、本数は毎回16本ほど。信号待ちをしている車の窓からポイ捨てしているものと考えた。

 

 このため、男性はこの場所に自作の看板や「不法投棄」と書いた4リットルのペットボトルを設置。拾い集めた吸い殻は、ペットボトルの中に入れていった。

 

 しかし、今年に入ってポイ捨てが3日連続で続くなどさらにエスカレートしたため、同署に通報。午前3時に現場を確認しに行くなどして、時間や捨てられていたたばこの本数を記録した。同署の捜査員がこの情報を基に2月24日に現場に張り込んだところ、ポイ捨てをする男を発見した。

 

 男は5月18日付で書類送検。2月上旬から下旬にかけ、たばこの吸い殻計86本を路上に捨てた疑いが持たれている。

 

 男は「毎日捨てた吸い殻が掃除されているのに気づき、掃除している人が悔しい思いをしていると想像すると解放感が得られた」などと容疑を認めている。出勤時にポイ捨てを繰り返しており、年間で計約1800本捨てていたとみられるという。

 

 門司署では5月20日に感謝状の贈呈式が行われた。男性は指宿孝治署長から感謝状を受け取り、「諦めようかとも思ったけど、続けてきて良かった」と笑顔で語った。

 

 

 

 

○ワタシ想います。

 ポイ捨て男よ、バカかお前は。