今年秋に市場デビューする予定の県産米新品種「サキホコレ」の田植えが12日、にかほ市の水田で行われた。
生産者の佐藤敏彦さん(61)の約1ヘクタールの水田では、応援ソング「サキホコレ音頭」の踊りが披露される中、ご当地ヒーロー「超神ネイガー」らが田植え機に乗って苗を植えていった。
県秋田米ブランド推進室によると、昨年行われた先行作付けは80ヘクタールだったが、今年は16の生産団体が742ヘクタールを作付けし、約4000トンの生産を目指すという。
佐竹知事が「秋田全体が咲き誇るように良いお米ができることを願っている」とあいさつし、佐藤さんは「秋の収穫に向けて、消費者においしいお米を届けたい」と意気込みを話した。