スベリ知らずの絶叫体験? 通天閣に全長60メートルの滑り台。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 大阪のシンボルタワー「通天閣」(大阪市浪速区)に、新たな体験型のアトラクション「TOWER SLIDER(タワースライダー)」が完成した。天井が透明ならせん状のチューブの中を滑り降りる全長60メートルの滑り台で、5月9日にオープンする。通天閣の運営会社「通天閣観光」は28日、報道機関を対象に内覧会を開いた。

 

 スライダーは通天閣3階の中間展望台(高さ22メートル)から地下1階にかけて取り付けられた。総工費は約3億円。利用者はあおむけになって専用の袋に入り、通天閣を見上げるような状態で約10秒で滑り降りることができる。傾斜角度は最大30度で、「絶叫系のアトラクション」として注目を集めそうだ。

 

 通天閣観光によると、通天閣の来場者は訪日外国人客(インバウンド)の増加などで年間100万人を超えていたが、新型コロナウイルス禍の影響を受け、2020年度は約22万人まで落ち込んだ。

 

 周辺の繁華街「新世界」のにぎわいも以前の活況からほど遠く、高井隆光社長(47)が「どきどきわくわくできる面白いことでお客さんを呼び込みたい」と考えて企画した。身長120センチ以上の7歳から利用可能で、展望台の入場料とは別に1回1000円かかる。【戸田紗友莉】