阪神電気鉄道とパナソニックは9日、スタジアム照明をLEDに取り換えた甲子園球場を報道陣に公開した。電力消費を抑えることでCO2排出量を従来比で約6割削減する。光が瞬時に点滅したり、阪神タイガースのロゴマークを描いたりする多彩な演出も可能になり、観戦盛り上げに一役買いそうだ。
甲子園の照明を刷新するのは13年ぶり。昨年11月から工事を始め、今年2月に完了した。全てパナソニック製で、白色が548台、オレンジ色が208台の計756台を設置した。
大型ビジョンの映像や音響と連動した光の演出も初公開した。トラ模様が動いたり、チャンス時に「GO」と点灯したりする。