財務省は8日、沖縄の日本復帰50年を記念した、1万円金貨幣と千円銀貨幣を発行すると発表した。1万円金貨幣の表面には首里城正殿と琉球舞踊「四つ竹」の図柄をあしらい、裏面には沖縄の伝統的な染め物「紅型」をデザインした。直径26ミリで、重さは15.6グラム。
千円銀貨幣は赤や青など11色の彩色を施し、表面には首里城正殿と県鳥のノグチゲラ、県花のデイゴをデザイン。裏面は紅型の図柄を採用した。直径は40ミリ、重さは31.1グラム。
販売価格は1万円金貨幣が15万3500円、千円銀貨幣は1万1700円。造幣局が通信販売し、5月15日から3週間程度受け付ける。