高梨沙羅の謝罪、海外メディアは驚きをもって報道「他の人々が怒っているのとは…あまりにも対照的」。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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 7日に行われた北京五輪のスキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅(25)=クラレ=はスーツ規定違反で1回目のジャンプが失格処分になった。

 

 高梨は9日、SNSで「日本チームのメダルのチャンスを奪ってしまった」「皆様を深く失望させる結果となってしまった」と謝罪。「誠に申し訳ありませんでした」「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」「深く反省しております」(原文まま)などとつづった。

 

 この発信を、英ロイター通信は驚きをもって伝えた。「高梨沙羅が、ジャンプ混合団体で、日本のメダル獲得の望みを打ち砕いたスーツ規定違反を、多くの人々の態度とは反対に謝罪した。他の人々が物議を醸した失格に怒っているのとは、あまりにも対照的だ」

 

 さらに「スキージャンプは、体重に対するスキー板の長さとスーツのサイズに関する複雑で議論を呼ぶルールがある。わずかな体重変化が大きなインパクトを与えうるため、より体重が軽いアスリートが恩恵を受けるのを排除する目的で設けられている」と紹介した。

 

 高梨はスーツの太もも部分が規定寸法の最大許容差より2センチ大きかったとされ、1回目のジャンプが失格処分になった。今回の混合団体は、高梨に加え、ノルウェーの2選手、ドイツ、オーストリアの5選手がスーツ規定違反で記録を取り消された。日本は1回目の8位から追い上げ、4位だった。