森林総合研究所と弘前大学は、カメムシの一種のユニークな求愛ダンスを世界で初めて発見しました。
森林総合研究所と弘前大学が発見したのはナナホシキンカメムシによる求愛ダンスです。これまで無脊椎動物ではクモやハエなどがダンスをすることが分かっていますが、カメムシで見つかったのは世界で初めてです。
ナナホシキンカメムシは求愛行動のなかで、▼特徴的な振動を発生させているほか、▼雄が雌の周囲を軽快なステップを踏みながら動き回ることや、▼雄自身の背中や触角を雌に接触させることが分かりました。これは視覚、触覚などを使ってコミュニケーションをしていると考えられ、昆虫では大変珍しい事例だということです。
カメムシの多くは強烈なにおいを発することから害虫として扱われていて、今後は、この生態を利用した駆除の確立などが期待されています。(29日09:00)
○ワタシ想います。
カメムシは稲穂を食べる虫で、農家は苦慮しています。
適正な農薬では駆除できないのです。だからといって、過剰な農薬使用は農家が罰せられます。
ましてや、ワタシのような無農薬栽培を心がける、「エコ農産物」生産者は、歯がゆい思いがあります。
やがて来る食料不足時代に向けて、地道に努力している生産者が居ることを大切にして下さいね。